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メンヘラさんのおくすり事情(ロラゼパム/ワイパックス編)

今回から飲んでるお薬の話を1つずつご紹介。

記念すべき(?)初回は、自殺未遂で入院した時の退院処方として出された抗不安薬、「ロラゼパム」。

ワイパックスの後発薬です。

詳細な効果や概要は私のような聞きかじりよりも正しい情報がネットには転がっているので、ここでは使った感想を中心に。

いわゆる不安感、緊張を和らげる薬ですが、私は頓服として処方されました。
飲むときは間隔を8時間は空けるように、と言われていたので、退院直後はきっちり指折り8時間ペースで飲み続けていました。

即効性があり効果が出やすい、ということはもらってすぐ調べていたので知っていましたが、本当にわかりやすいほど効果を発揮。

逆を言えば、薬効が切れてきたときもわかりやすく感じられる、ということ。

急に力が入らなくなったり、頭が辛いことで埋め尽くされてきたりすると、「あ、薬が終わるんだな…」と体で理解。
だいたい服薬から6〜7時間で徐々に終わりを感じ始めて、8時間経つまでの魔の2時間はどん底を味わうことに。

ようやく8時間を迎えて薬を飲むと、1時間前後で少しずつまた浮上。

依存性があるとは言われていますが、これは身に沁みて実感。
なるべく飲まないように…と思いつつ、飲まないと普通に人と会話するのも辛い退院直後にはあっという間に手離せない存在に。

頓服で出されたのが10錠分だったので、早く次の薬をもらおうと通院するも、医師から「依存性が高くてずっと飲み続けるものじゃないから、今回はほとんど出しません。別の薬を出すのでそれを飲んでください」と言われた時のショックたるや…

あと大きな点としては、めまいとふらつきが気になりました。
飲んで4〜5時間経つと世界がふわふわぐるぐる、何も考えられないモード。
切れてきたかも…のひと段階前から、ぐるぐるし始める感じ?

仕事にならず、会社を出禁(?)になったり…
※強制的に休まされてます

一定の効果はあるにせよ、感情のアップダウンや副作用がしんどかったことを思えば、早めに手を引くのは大事かも。

安定している時に書いているのでそう言えるけれど、また絶望感にハマったら飲んでしまいそうなほど、蠱惑的なお薬。ロラゼパム、恐ろしい子です。

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