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【毎日投稿#210】初めての自炊で私がやらかした失敗。わかめ地獄!

やけど、包丁の指切り、調味料の分量ミス。

大なり小なり料理に携わる人間で、誰しも一度や二度の失敗は経験したのではないでしょうか?

今や自炊を特技と自負している私でも、失敗した経験はありますよ。


どうも、田村サブロウです。

今日はちょっとした昔話をします。

私の自炊における、思い出せるかぎりで一番大きな失敗の話。


大学に通うべく一人暮らしをはじめ、初めて自炊を行った夜のことです。

当時の私は食材の扱いについてまだ未熟だったこともあり、とんでもない大失敗をやらかしてしまいまして。

わかめの汁物を作ろうとして、わかめを入れすぎたのです。

乾いたわかめは水に戻すと大きくなることについて、当時の私はまだ十分な認識を持っていなかったのです。

沸騰する鍋の中にわかめが多すぎて、密、密、密。

見た目からしてマズそうな、真っ黒な地獄を見ました。おーまいが。

さらに!

引っ越したばかりで十分な買い物をまだ行えていないため、使える道具はコンロ一台と、わかめに使った鍋のみ。炊飯器が無い!

さらにさらに、当時は他の食材や惣菜を買おうにも、まだ営業時間内のスーパーやコンビニがどこにあるのかわからない!

とどめに携帯も電池切れ! パソコンで地図を調べようにも、インターネットの準備もまだできていない!

よって、口直しに使える他のおかずを手に入れる手段は、いっさい無し!


初の自炊で作った晩ごはんは、謎の黒い塊と化したわかめ汁だけ。

今の私の自炊スキルから考えるとあまりに酷いメニューです。

まぁそれでも、食べ物を粗末にしちゃいけないという理由で、当時の私は完食しようとしましたが……。

これが、とッッッても食えたもんじゃない。

味噌を買いそこねて、代わりの味付けに入れた塩は役立たず。多すぎるわかめの無機質な食感がなんとも言えないエグみを出して。

「食べる」は「不味いけど食べる」に変わり。

次は「無理をして食べる」に。

その次に「吐きそうだけど食べる」に。

んで最後に、吐きました。

うぉぶおろろろろろろおおええええええええええッッ!!


吐いた後、もったいないけどわかめの失敗作は捨てて、その日の晩飯は近場のラーメン屋で済ませました。

んで次の日、私は「まずマトモに料理ができる環境を作る!」と、まっ先に近場の電気屋に行って炊飯器を買ったのでした。

もちろん味噌も買いましたよ!

やっぱり日本人ならごはんと味噌汁。

味噌の無いわかめの味噌汁なんて吐くだけのシロモノだ!

(味噌が無い時点で味噌汁じゃないけど)


確か、私が大学に入学したのが2011年のことでしたから、今の私の自炊歴は……10年と2ヶ月ちょい。

あれから10年か……って、もう10年も経ってたの!?

時はいつの間にか経ってるものなんだな~と、しみじみ思います。


本日はここまで!
これにて御免。


蛇足。

私が吐くほどマズイわかめ汁の失敗から学んだことは……あるのかもしれないけど、正直に言って実感が無い。

とりあえず、わかめの分量には気をつけることと、まともな道具が揃ってないうちは料理を避けることくらいかな?

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