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秋空のもと、ジャガイモを掘った(11/21)

 東京から親族が遊びに来てくれた。
 その旨を、上のお母さんに伝えると、さっそく自家製のお新香やらとりたて野菜やら、ふんだんにお裾分けをいただいたうえに、こんなお申し出を。

「もし良ければ、みなでジャガイモ堀を手伝ってくれると助かるんだけど」

 うれしいですね。やらなくてはならない作業を人海戦術で、ということもあるのでしょうが、それよりは慣れない東京者に農作業の体験をさせてくれる、という気遣いがさりげなくてありがたい限りです。

 親族一同、ツナギを身につけ、いざジャガイモ畑へ。
 高崎市の、旧群馬町。
 農作業の手伝いでなんどか訪れましたが、いい場所なんです。一面、平野が広がって、群馬三山が見渡せる絶景ポイント。

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 ここに、自家消費用のジャガイモが植わっています。品種はデジマとアンデスレッド。柔らかい土の質がいいのか、丸々と太ったデジマがゴロゴロと埋まっています。なんと手のひらに乗らないようなサイズまで出てきます。

「あまり大きいのは規格外でハネられるので市場には出回らないんです。この大きさは農家ならではのサイズなんです」と息子さん。

 アンデスレッドのほうは、やや育ちが遅れたようで、比較的小ぶりでしたが、さつま色を思わせる赤色は、掘りたてだと湿り気を帯びて、なんともいえない輝きを見せてくれます。

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 芋。土中からあらわれるその姿、やっぱり可愛いですね…。

 秋空のもと、広々とした畑での全身運動はなんとも晴れやかな体験でした。一同、大満足な一日でした。


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