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英語学習日記 #44 "Hyperfocus"

今回学んだアイディア
・集中力を高める方法
・meta-awareness(メタ認知)について
・Zeigarnik Effect(ツァイガルニク効果)について
・村上春樹さんの言葉と、情報の断捨離

こんにちは!
こちらの英語学習日記シリーズでは、Blinkistで新しく知った英語表現や英単語を中心に、個人的に面白かった、勉強になったポイントを紹介していきます。今日はその第44回です!


今日のBlinkについて

本日のBlinkのタイトルと著者はこちら。2018年に出版された1冊です。

Hyperfocus by Chris Bailey
- How to Work Less to Achieve More -

今日は、集中する方法についての文章です。

・マルチタスク(並列処理)をやめる
・環境を整える(アプリを消す、スマホは別の部屋に置く、メールは通知を切り1時間おきにチェックするなど)
・別のことを考えてしまっていると気づいたら、集中すべき対象に意識を戻す(meta-awareness)
・メディアを厳選し、ゴミ情報を見るのをやめる

などはすぐ実践できそうなのでおすすめです!

今日のBlinkから得た学び

今日のBlinkの内容で、個人的にためになったものを引用します。

That’s where meta-awareness comes into play. Meta-awareness refers to the ability to step outside your thoughts, and become aware of what you’re thinking. In this case, you might catch yourself dreaming about your lunchtime sandwich, and consciously redirect your attention to your coworker instead.

meta-awareness(メタ認知)とは、自分の認知活動を客観的にとらえ、評価し、制御すること。

会議中に、「お昼ご飯に何を食べるか」で頭がいっぱいになってしまっている場合、①ランチのことを考えている自分を自覚し、②意識的に会議の発言者に集中すること、がメタ認知です。

As this example suggests, every time you need to focus, you should have an explicit intention that you can stick to. Whether it’s listening to your colleague, finishing a report, or just reading a novel, you should know exactly where you want your attention to be at any given time.

集中したいときは常に、何に集中したいのかを明確に意識しておく必要がある。

In practice, the Zeigarnik Effect means that whenever you leave a problem unsolved, your mind works away at it in the background. If you then encounter a relevant piece of information, you unconsciously slot it into the equation – sometimes with startling results.

Zeigarnik Effect(ツァイガルニク効果)の説明です。私たちの脳は、解決していない問題をバックグラウンドで処理している、ということのようです。裏ではずっと考え事を続けていて、何かのきっかけ(ニュートンにとってのリンゴ、アルキメデスにとっての湯船から流れ出た水)があると「エウレカ」の瞬間が来る、ということのようですね。

Put simply, scatterfocus needs good raw materials in order to produce good ideas. 
(中略)
As you’ve already discovered, your attention is embarrassingly finite; on any given day, there are only so many things you can focus on. If you want to nourish your mind then you need to be discriminating about the media you consume.
(中略)
Just as you choose nutritious foods for the sake of your health, for the sake of your creativity, you should ensure that what you read, watch, and listen to possess real intellectual value.

良いアイディアを生み出すためには、良い材料が必要だ。
私たちの注意力は限られているため、精神にいい栄養を与えるためには、閲覧するメディアを見極める必要がある。
健康のために栄養のある食事を摂るように、クリエイティブでいるためには、読んだり、観たり、聴いたりするものは、真に知的価値があるものだけにしよう。

村上春樹さんが「いい文章を読んでいい音楽を聴くってことは、人生にとってものすごく大事なことなんです」と回答されているそうですが、これと全く同じですね。

ちなみに自分は、

Stop Reading the News By Rolf Dobelli
- How to Cope with the Information Overload and Think More Clearly -

というBlinkを読んでから、いかに私たちがクソ情報に晒されているかを自覚し、メディアの厳選を始めました(これを読んだのはnote投稿を始める前なので、noteにはまとめていません)。

具体的には、スマホからTwitterを消し、LINEニュースを見るのをやめ、Japan Times Alphaを解約しました。以前なら、スマホ片手に暇な時間があれば、Twitterでなんの足しにもならない他者の呟きを眺めたり、ひどいニュースの数々に悲しくなったりイラついたりしていましたが、今は暇さえあればBlinkistを読んだり聴いたりしています。そういう意味でも、Blinkistには助けられています。

スマホって、「今・ここ」に集中するのとは真逆の効果を持つデバイスですよね。世界中の人と繋がれたとしても、今、目の前にいる人を遠ざけてしまう。


新しく学んだ表現とその使い方

pique sb's interest, curiosity, etc.[to make sb very interested in sth]

piqueとpeakの発音は同じ。

zero in on sth[to fix all your attention on the person or thing mentioned]


get to grips with sth[to begin to understand and deal with sth difficult]


take stock of sth[to stop and think carefully about the way in which a particular situation is developing in order to decide what to do next]


what it says on the tin[used to say that sth is as good as effective as it claims to be, or that is really does what if claims to do. This expression is especially used when you are comparing publicity and advertisements with actual products]


mull sth over[to spend time thinking carefully about a plan or proposal]


今日調べた単語

今日英英辞典で調べた単語・表現は次の40個です!ここに書いてある単語 = 今日初めて見た単語 というわけではなく、前から知っている単語も意識的に調べて、例文を音読したり、自分が知っている意味以外での用例を確認したりしています。

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蛍光ペンで線が引かれている単語・表現は、以前にも英英辞典で調べたことがあるもの、つまり今日のBlinkをきっかけに再会・復習することができた表現です。

ここまで読んでくださった方に感謝です!ありがとうございます!

明日も書きます!


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おまけ

絶対英語力伸びてる。明らかにわかる。TOEFL iBTかIELTS受け直したい。

2020年10月に受けたIELTSの時点で、リーディングは9点満点で8.5点だったから、読解力はもともとかなり高い方ではあるけど、今はさらに読むスピード上がってると思う。

実は毎朝Blinkistを聴いてるから、耳もある程度鍛えられてると思う。何より語彙が増えたから、リスニングもスコア伸ばせるはず。人は知ってる単語しか聴き取れないからね。語彙数はリスニング力に直結する。

一番伸びしろが残ってるのはライティングとスピーキングだけど、表現力や英語らしい英語を書く力は間違いなく伸びてるはず。英英辞典のおかげで脳内に類語のネットワークが構築されてきたし、毎日自然な英語表現を浴びるほど読んでるから。

問題は受験料。2万5千円は高すぎる。インターン受かるといいなあ。落ちたら別に探さないと。

お仕事募集してます!笑

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