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湯気
先日、午前中に友人らと景色の良い喫茶店へ向かった。モーニングを頬張りながら新聞と卒論に必要な本を読む。朝一から猥談にふけそうにもなったが、なんだかんだ集中できてよかった。とても良い。「将来と卒論について思案する会」と名付けておこう。
家の近くにもチェーン喫茶店はあるがどうも風情が出ない。美味しいんだけどね。やはり景色と雰囲気は大事である。ある意味ちょろい。
話を戻そう。
見事の景色の前にフワッフワのオムレツ、後味がキリッとしてる珈琲、もっちもちとはこのことだ!というトーストが並べられる。
人間は小さいことで幸せになれるもんである。
ホクホクの湯気によって「あぁ将来がかすんでるのはこの湯気のせいか、なら問題ないな」と御都合主義を闊歩する。益々不安一直線なのだが当の本人はそんなことに気づく由はないのでほっておく。多分何とかなるのだろう。
非常に有意義な午前中を過ごしたのだから、午後も活発な活動をしようと思ったが、久々の早起きに体がついていかなかったのだろう。帰宅ししっかりと昼寝をかましてしまった、という事も自戒を込めて記しておく。
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