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【心理学】第12弾「そこのあなた!が大切」


こんにちは!


寒いのでなかなか運動する気になれず、
ちょっとブクブクお太り気味
さび抜きと申します。

( ̄▽ ̄)ジセイシンホシイナ




そういえば、
この間お仕事に行く時
電車に乗っていたのですが

気分の悪そうな人がいまして、
その時に、優しいスーツの男性が
誰よりも先に席を譲ってあげていました。


( ´ ▽ ` )ステキ


おそらく席を
譲ってあげようと思っている方は
他にも沢山いたと思うのですが、
なかなか
瞬時に行動できない事が多いですよね。
頭で一回考えてしまったり。



と言う事で今回は、


ラタネさんが発見した「傍観者効果」
についてお勉強して行きたいと思います。


( ̄▽ ̄)ガンバルノヨーン



⭐︎⭐︎⭐︎



まず、

傍観者効果の例で有名な1964年
アメリカのニューヨークで本当にあった
キティ・ジェノヴィーズ事件を紹介します。


「ある日の深夜、ニューヨークの住宅街でキティー・ジェノヴィーズという女性が殺されてしまいました。この時マンションからの目撃者が大勢いたにもかかわらず、誰一人として彼女を助けようとしなかった。」
と言う事件です。


ラタネはこのことにより、
自分以外に多くの目撃者がいると、
自分が助けなくても
誰かが助けてくれるだろう
と言う
心理が働いてしまうと考えました。
これを傍観者効果と言うそうです。



悲しい事件ですね( ;  ; )
大勢目撃していたのに助けよう
とする人が居なかったなんて

嘘みたいな話ですが


でも、


実際にその場に
遭遇した時のことを考えたら
自分も怖いわけだし、
周りの人に頼ってしまう心理も
正直わからなくはないですね(T_T)


きっと、
その時目撃していた人たちは


→「大変だ!でもこんなに大勢の人が見ているんだから大丈夫」
→「きっと誰かが助けるだろう」
→「誰かが通報するだろう」


と言う心境だったのではないかと。



傍観者効果が起こる理由としては、
【責任分散】
周りに多くの人がいることで個人の責任感が低下する
【多元的無知】
誰も助けていないと言う状況を見て、大ごとではないと判断してしまう
【評価懸念】
うまく助けられなかったときの周囲の目を気にする



などがあるそうです。



なるほどね_φ( ̄ー ̄ )


なんとなく
瞬時に行動できない
理由がわかったぞ(°▽°)キヲツケネバ



みんなが行動して余るくらいの方が
結果的にはどうにかなる事が多いのだと思うし、
考える前に動く事が大切なのかもねヽ(´ー`)





すぐ実践できそうな事だから、
明日から早速行動できるように
心の準備をしておこうと思います( ̄▽ ̄)エライ



ちなみに、傍観者効果が発生しないよう、
もし自分が助けてもらいたい場合は
「誰か助けてください!」ではなく
一人に的を絞った方が効果的なようです( ´ ▽ ` )







つづく





〜今回のお話に登場した方の紹介ヽ(´ー`)〜

ビブ・ラタネさん(1937〜)
アメリカの社会心理学者。ミネソタ大学で博士号を取得した。オハイヲ州立大学、ノースカロライナ大学などで教授を歴任。援助行動の実験をする事で、傍観者効果などの研究をした。







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