【心理学】第516弾　良いことが起こった後には悪い事が起こるって本当?

”良い事が起こった後は悪い事が起こるから気をつけた方がいい”
”人生は山あり谷ありだからね”

これまでの人生を振り返ってみると
良い事が起こった後に悪い事が起きたなと思える場面は確かにありました。

でも良いことの後に悪い事が起こると決まっているなら、一体誰がそれを操作しているというのでしょう…?

God…(￣∇￣)?

そうだとしたら神様はとても計画的できちんと私達のスケジュールを把握している事でしょう。
アルバイトも雇わなくてはいけないかもしれません。

良い事が起きると、
幸せで満たされた気持ちになります。

悪い事が起きると、
大切なものが失われたような気持ちになります。

良い事、悪い事の定義にもよりますが
満たされた気持ちは維持したくなります。

ですが、満たされた気持ちを維持し続ける事はなかなか難しく段々失われていきます。

そうなると幸せだった分、悪い事に反応しやすくなるのです。

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学生時代こんな事がありました。
同学年で、皆が認めるラブラブカップルが数ヶ月後にはお互い口も効かなくなっている。

彼女に話を聞くとこんな事を言っていました。

彼は最近、連絡の返信に30分もかかる。
前は10分以内に返してくれていたのに…

満たされた幸せな時間と今を比較して
彼女は悩みを作り出していました。

ですが、彼女にとってそれは悪い事でも
聞いていると関係の成熟のように思えますし、
一概に悪いことだとも言えない気もします。

結局彼女はそれがキッカケで相手を束縛するようになり、最終的に破局してしまいました。

良い事が起こった後には悪い事が起こると思ってしまう原因の1つは、ずっと幸せでいたいと願う心の癖なのだと思います。

では、どうしたら良いのか…


私が普段心掛けている事があります。
人間関係や日常に変化が起きた時
すぐに良し悪しを判断しようとしない事です。

これは仏教の考え方の1つだったと思います。

人は何かいつもと違うことが起きると
その原因を知りたくなり、自分が納得できるような理由をつけて満足したくなります。

でも、物事が起きる理由など正確に知ることは出来ませんし自分が考えるよりも、もっと複雑で難解なものです。

大切なのは物事が起きた原因を必死に考えるより
変化をただの変化として理解していくことなんじゃないかなと私は思っています。

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最後まで読んで頂きありがとうございました。