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再現性

ビジネスの基本は再現性を高めること。
当たり前のことなのに、それが非常に難しく、同時に目先の利益に流れて忘れてしまうことが多々あります。

最近、新しく始めたビジネスで収益を少しずつ得てきているのですが、再現性のない収益であることに頭を悩ましています。
額としては、正直問題なく見えても、見返してみるとパワープレー、イレギュラー的な収益になっている点が多く、継続してやっていくことは難しく感じるものでした。

どの会社も、業界も業務も、強い体制を作っていくために再現性を意識してか、せずにかは別として高めることを目指しています。
営業であれば売れる方法や売り方、会社の販売フローを持っていますし、工場であれ大量生産ライン、品質を落とさずに不良品の発生率を抑える、減らしていくための投資などを常に行うことが求められ、結果安定性や企業体質の強化に向かいます。
日本はそこが弱いのは皆さんご存知、大手企業ですらレガシーシステム問題に頭を悩まずのは、オリジナリティ、独自性にこだわる美徳から生まれる再現性の薄さ。よくあるのは経営者の思いつき、とりあえず新しいことがやりたい、挑戦という聞こえのいい言葉で出された根拠のない無謀さ、、、言い出したらキリはないのですが笑

ただ、難しいですね。
特にスタートアップのビジネスはまずはリソースを確保するために、無理矢理でも収益を必要としてしまいます。どこかでベクトルを変化できればいいのですが、やはりそこもまた問題が発生してきます。
本当は再現性の追求と利益確保のための追求の二つを並行させてすすめていきたいのですが、必ずといっていいほどに人と人の衝突がおきるものです。

焦りは大敵ですが、気持ちもよくわかります。私も焦ってばかりのときがありますので。
そんなときに、本当は俯瞰して物事を見られるバランサーや落ち着かせてくれるメンターがいて欲しいと思ってしまうものですが。

これからまだビジネスを続けていくのであれば、この問題に対しての再現性を追求していくことも必要と感じました。

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