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遠藤周作さんの『おバカさん』の愛は無限

社会人になって先輩にお薦めされた本
『おバカさん』

遠藤周作さんと私の出会い
運命だ

私は学校の国語が苦手だった
作者の気持ちを回答しなければならない
国語のテストは更に苦手だった
だから本は嫌いだと思っていた

先輩にお薦めされたから
読まなくては…から
いつの間にか夢中で読み終わっていた
この『おバカさん』

シミがあり時を感じる本

今、また懐かしくなって
私の遠藤周作さんコレクションの
本棚からこの本を出してきて読み直してみた

主人公のガストン
容姿は悪く
決して自身は幸せとは言い難いのだか
バカが過ぎる程ピュアで
人を信じることを決して諦めないが故に
逆に
私の中にある弱さやズルさ
人に見られたくない見せたくない部分を
曝け出されているような気持ちになる

そして、何故かそのピュアさにみんなが
引き込まれていく
愛のかたちは色々だと思う

この『おバカさん』をきっかけに
私は遠藤周作さんの本を見つけては
読み漁った

遠藤周作さんに出会えたことで
少なからず
私の世界は広がった
そんなきっかけになった本
『おバカさん』
大切な一冊

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