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【カターレ富山】渾身の一撃で今季2勝目 ホーム ギラヴァンツ北九州 戦 2024 J3リーグ第8節(2024/4/6(土))

前節はショッキングな負けだった。
なかなか調子が出ない。
今年はこのままずるずると行ってしまうのか。
この試合から4月に変わり、流れを変えていきたい。


1 スタメン

スタメンは6人入れ替え。GK平尾に代わって田川、大山に代わり大迫、西矢に代わり安光、出場停止の末木に代わり髙橋馨希、マテウスに代わり佐々木陽次、松本に代わり碓井。

フォーメーションは4−4−2。
並びはゴールキーパーが田川。
ディフェンスラインは4バック右から、大迫、脇本、神山、安光。
これまで安光が右、大迫が左だったが、これを逆にしてきた。
ボランチは河井と髙橋馨希、2列目は右に松岡、左に吉平、2トップは碓井と佐々木陽次。
サブは、GK平尾、DF下堂、MF坪川、伊藤、大山、FWマテウス、松本。

北九州はスタメンを1人入れ替え。

2 チャンスはあるもなかなか噛み合わない

8分、富山がカウンターでMF吉平からのサイドチェンジからチャンスを作り、最終的にはMF河井がミドルシュートするも相手GKの正面に。
10分、またしても河井が左サイドからミドルシュートも枠を外れる。
18分、富山は佐々木陽次のシュートがブロックされた球を碓井がミドルシュートするとクロスバーを叩く。

徐々に北九州がボールを保持する時間が増える。
富山はディフェンスラインでのボール回しが多い。

30分、北九州は負傷したDF坂本に代えてMF小林。

終盤は北九州がボールを支配する時間が長くなる。

43分、富山はMF吉平のサイドチェンジをMF松岡が頭で折り返し、これがコーナーキックに。
これはMF佐々木陽次が蹴り、ファーに駆け込んだMF河井がボレーシュート、シュートは枠に飛び、北九州がクリア。
続くスローインはDF大迫がロングスローを入れ、これにDF脇本が頭で合わせ、これを北九州の選手がかろうじてクリア。

その後、アディショナルタイムに再び北九州が攻めるが守り切り、前半戦はスコアレスで折り返し。

3 後半早々のミドルシュート一閃

後半開始にあたり、両チームとも選手交代はなし。

後半開始直後、右サイド大迫のクロスを佐々木陽次、松岡と折り返し、最終的に碓井がボレーシュートを決めたが、佐々木陽次のヘディングの時点でオフサイド。
その後、北九州の攻撃を跳ね返して、富山の守備陣深い位置から佐々木陽次が前線へロングパス。
このボールを碓井が納めて前線へ持ち上がってタメを作り、ボールがこぼれる。
これを後ろから走り込んだDF安光が打ったミドルシュートはまっすぐにサイドネットへ向かい、ゴールを撃ち抜く。

これで富山が1点を先制した。

55分、北九州は逆襲から最後、MF井澤がボレーでミドルシュートを狙うとこれをGK田川がファインセーブ。
さらにコーナーキックへと続いたが、富山が守りきった。

北九州が前線からプレスに来るが、これをうまくかわして相手のペースにはさせない。

59分、富山はMF髙橋馨希が前線でチャンスを作り、コーナーキックを獲得。
65分、左サイドでボールを持ったDF安光がクロスを入れ、MF吉平の頭に合うが、シュートは枠を外れた。
71分、北九州がチャンスを迎えたが、コーナーキックに。
ここで北九州は、72分、FW高に代わりMF高橋隆太、FW永井に代わりFW平山。
コーナーキックは何とか守りきった。
さらに富山は75分、MF佐々木陽次に代わりFW松本。
そして81分、MF河井に代わりMF坪川、MF吉平に代わりMF伊藤、DF大迫に代わりMF大山。

81分、北九州は左サイドからシュートするがGK田川がキャッチ。
83分、北九州はMF井澤に代わりMF平原、MF岡野に代わりDF長谷川。
86分、富山のコーナーキックはDF神山のヘディングは枠を外れる。

試合はずっと一進一退だ。

88分、富山はMF松岡に代えてDF下堂を入れる。これでMF大山を2列目に、右サイドバックにDF神山、DF下堂が左センターバックに入った。

アディショナルタイムは6分。
90+2分、北九州のMF高橋が右サイドからミドルシュートもGK田川がキャッチ。
90+4分、富山のFW碓井がシュート。

試合はこのまま北九州に大きなチャンスを作らせず、1−0で終了し、今季2勝目をあげた。

4 リードを奪い、流れを渡さず

後半早々に安光のゴールで先制し、そのまま大きなピンチを作らず勝利できた。
やはり今年の守備は固い。
今日は脇本がかなり相手の攻撃を跳ね返していた。

リードさえできれば有利に運ぶことができる。
得点を決めた安光ものっていたが、300試合出場のセレモニーがあった河井も動きが良く、積極的に攻撃にもからみ、シュートも狙っていた。
また、先制点の起点になった佐々木陽次も豊富な運動量でいろいろなところに顔を出し、攻撃にリズムをもたらしていた。

5 ハイライト

試合のスタッツ

6 今節終了時の順位

大宮が勝利して再び首位に。
岐阜は相模原と引き分けて2位に転落。
岩手に大勝した沼津が3位に。

富山は2勝4分2敗で13位から11位に浮上した。

7 出場メンバーについて一言

MVP
MF 25 安光 将作
先制シュートは見事。去年慣れ親しんだ左サイドで躍動。

SVP(さば的視点MVP)
DF 2 脇本 晃成
守りを引き締め、無失点に貢献した。
MF 24 河井 陽介
積極的にシュートを放ち、攻撃の流れを作った。
FW 9 碓井 聖生
高いボールキープ力でゴールを演出。

スタメン
GK 1 田川 知樹
久しぶりのスタメンでミスなく守りきった。
DF 30 大迫 暁
こちらも久々の出場で、かつ右サイドでの出場で少しやりにくそうだったが、それでもタイミングのいい上がりで攻撃にも貢献。
DF 2 脇本 晃成
同上
DF 4 神山 京右
無失点に貢献した。
MF 25 安光 将作
同上
MF 24 河井 陽介
同上
MF 33 髙橋 馨希
ボランチでスタメン。豊富な運動量で貢献した。
MF 8 松岡 大智
チャンスは作るも、もっとシュートを打ちたい。
MF 7 佐々木 陽次
前線での豊富な運動量で攻撃の連動性を高めた。
FW 27 吉平 翼
積極的な守備で貢献した。
FW 9 碓井 聖生
同上

サブメンバー
DF 14 下堂 竜聖
終了間際の出場だったが、無失点での逃げ切りに貢献。
MF 17 坪川 潤之
逃げ切りに貢献。
MF 18 伊藤 拓巳
終盤の投入も守りでも貢献。
MF 20 大山 武蔵
前節の汚名返上となるいい守備を見せていた。
FW 11 松本 孝平
リードしての投入で、前線でタメを作り、勝利に貢献した。

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