「マネジメントって何をすればよいかわからないです…」という話

こんにちは。千葉です。

ここ最近バタついていたのでnoteをサボっていました。とはいえたまに「twitterだけではなくnoteも待ってます！」という方々の声頂いたこともあり久々に書いていますｗ

ということで本題。

先日、4月から人生で初めてチームメンバーのマネジメントを行うことになった方から題名の質問をうけました。その時に個人的経験・思考としてお伝えしたことを個人の頭の整理のためにもアウトプットしたいなぁと思いキーボードを叩いています。

千葉個人が考えている「マネジメント」の目的

世の中にはマネジメントの定義・役割があふれています。ググれば本当にたくさん出てくるのでもうそれだけでお腹一杯！という方も多いのではないでしょうか？千葉もかつて初めてチームメンバーをもってマネジメントを行う立場になったとき「結局何すればいいの？わかんねぇ…とりあえずメンバーと飲みにいけばいいか！よし、俺のオゴリだ！朝までいくぞ！」くらいの単細胞昭和人間だったのでそういった気持ちよく分かります（いや、そこまで単細胞じゃねえよｗ千葉と同じにすんなよ！という方も勿論たくさんいらっしゃると思いますｗｗ）。

そんな単細胞人間千葉が諸先輩のご指導、企業フェーズが違う複数企業でのマネジメント経験を経てしっくり来たマネジメントの目的は下記です。

「チームメンバーの総和を上回る成果をだす」

チームの各個人がバラバラと仕事をし無駄が多い状態なのを事業目的・戦略・戦術にそって調整、全体最適を行い単純な「1+1＋1＝3」ではなく「1.5＋1.5＋1.5＝4.5」にするのがマネジメントの目的でありチームに対して発揮すべき貢献だと考えています。

↓その気づきを得た際のTwitter↓

週末に話した人の「受け売りの言葉だけどチームって単純に各メンバーの総和が成果になっているだけだとチームって言えない。各メンバーの総和を上回る成果を出して初めてチームって言えるんだよねー。」という言葉にめちゃくちゃ上手い言語化だなぁと感心。「チーム」ってまさにそうあるべきだと思う。

— 千葉祐輔（SaaSビジネスサイドの人） (@bachiel_yuetu) February 22, 2021

千葉が参考にしている具体のマネジメント手法

メンバーのフェーズによって使い分けをする「環境コントロール」、「結果コントロール」、「行動コントロール」という手法を参考にしてマネジメントをしています。メンバーの状況や習熟度に合わせてカスタマイズしやすい手法なので一番最初マネジメントを行うようになってから現在までずっと土台はこの手法を活用しています。（詳細は様々な書籍にあるので割愛。ご興味ある方は是非ご自身の読みやすい書籍を探してご一読ください）

・環境コントロール

ハイパフォーマー、経営管理職等いわゆるエグゼクティブレベルのメンバーにはキャリア実現を叶える機会提供、仕事のやりやすい環境・制度などを構築し最大限能力を発揮させるサポートを行う。

・結果コントロール

ベテラン社員などいわゆるシニアレベルのメンバーには細かな仕事のやり方や方法は任せて結果（KPI等）達成のサポートを行う。

・行動コントロール

新入社員などいわゆるジュニアレベルのメンバーには仕事のやり方や方法をじっくりトレーニングし育成サポートを行う。

↓関連するTwitter↓

昔マネージャーに初就任した頃入社すぐのジュニアには「行動コントロール」慣れてきたシニアには「結果コントロール」エグゼクティブには「環境コントロール」を意識しろといわれ物凄く参考になったし成果もでた。区別なく全社員に「行動コントロール」をやると疲弊が蔓延するだけと個人的には感じる。

— 千葉祐輔（SaaSビジネスサイドの人） (@bachiel_yuetu) July 14, 2020

とは言うものの…

今まで話したことだけを行えば全て万事解決！ということではございません。マネジメントは人間関係との関わりを避けるのが難しいものなので単純な紋切り型の対応や手法をとったとしても「気持ち」や「感情」が置き去りになってしまい上手くいかないことが多いです。結局は1on1や普段の雑談などで自分自身の自己開示、メンバーの性格・思考などを理解することを常に続けないと何をやってもチームメンバーの総和を上回る成果をだすことは難しいでしょう（現在のようにオフラインでの接点が減少するとオンライン1on1やチャットやり取りも含んだ日々の雑談の重要性は増してくるとも感じています）。結局は「人」ってことですね。（個人的な経験として「人」が優秀なチームはマネジメントを大して意識しなくても勝手に成果がでちゃうことが多いですねｗ分かる方には分かる攻殻機動隊のチームワーク理論ww）。とはいえ、常に優秀な人材がチームにいるとは限らない…そんな中でも成果を出さなければならない。そんな時に力を発揮してくれるのがマネジメントというものだと感じています。

※話はそれますが…。様々な企業が昔から比べると採用にめちゃくちゃ力をいれています。労働人口が減るからというマクロ的な要因もあるとは思いますが今回のマネジメント話も含めて「優秀な人材を自社に入社させること」が事業目標の達成や競争優位性を保つ一番確実な投資ということに気づいたのだと思います。

最後に

ツラツラと個人的な考えを書いてみました。こんな偉そうに書いていますが千葉自身もまだまだマネジメントという難解な問題に関しては未熟者です。ジュニア千葉ですｗｗ

また、マネジメントは様々な考え方や手法があり、かつ、人と人と関わるものなので状況によって最適解が違うことが発生する複雑なものだとも感じています。今回のnoteを読んで頂けた方はあくまでも一意見として読んで頂きご自身のマネジメントを構築する参考の一つとして頂ければ幸いです。

今後ともよろしくお願いいたしますm(__)m

◆twitterやってます◆

https://twitter.com/bachiel_yuetu