見出し画像

映画感想文「法廷遊戯」予告からの予想を覆すミステリー。ネタバレなしに観るのがおすすめ

そういうことだったのか。

予告からの予想を覆す展開。いい意味で驚かされたミステリー。

正義とは何か、愛とは何か、をそれぞれの視点から提起する、骨太作品。

ネタバレなしに観ることをおすすめする。

司法試験を目指す若者が集まるロースクール。合格まで6000時間は必要とされ、誰もが文字通り勉強漬けの毎日。

その鬱憤を晴らすため、学生同士で時々行われている裁判ごっこ「模擬裁判」。

それは在学中に司法試験に合格した秀才カオル(北村匠海)が主催する遊びであった。

ある日、校内で起こった学生同士の事件。教師からも頼りにされている真面目な学生セイギ(永瀬廉)が原告となり、その場にいたミレイ(杉咲花)を証人として模擬裁判を起こす。

裁判の行方は‥という物語。

ともかく、二転三転するストーリーに引き込まれる。

講談社の文芸雑誌「メフェスト」で新人賞受賞し作家デビューした現役弁護士の小説が原作らしい。道理で骨太なはずだ。

映画ではこぼれ落ちてるであろう部分を知りたく、早速小説ポチった。

そして3人の演じ手がとても良かった。永瀬廉も北村匠海も安定感あり奮闘。その役にしか見えない。

しかし何より凄いのは杉咲花。快演といえよう。

かなりおすすめできる、ヒューマンな作品。King & Princeの主題歌も作品にあってて泣ける。

来週の公開まで待ちきれず先行上映で視聴。舞台挨拶上映付きのため、様々なグッズを持ったKing & Princeの若い女子に囲まれた居心地悪い状態であったが、勇気出して観に行って良かった。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?