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【#人変本 第1巻】初めて好きになった本と、その次の本

これから「#私の人生を変えた本(人変本?)」というタグで「大好きな本について熱く語るだけ」のnoteを書いていきます!
(本好きの方と盛り上がりたいなぁ〜)

私はそこそこ本が好きです。
部屋の中に軽く1000冊以上、電子書籍(kindle)にも1500冊以上の本を抱えている程度には本好きです(kindleの方はかなりマンガも混ざっていますが)

私が本好きになったきっかけは、小学生の頃に初めて読んだ『ハリーポッター 4巻 炎のゴブレット』です。

叔父からの誕生日プレゼントで貰ったのですが・・・何故かいきなり4巻でした。。。なので、私は4巻を読み切ってから1巻を読みました💦(おそらく世界的にも稀な読み方かと笑)

それまでは活字なんて教科書以外で読んだことがないくらい本とは縁のない子供だったのですが、ハリーポッターに出会ってからは「サッカーするか、ゲームするか、本を読むか」という子供になりました。

1巻の『賢者の石』〜4巻の『炎のゴブレット』までは5,6回ずつくらい繰り返し読んでました。それくらいJ.K.ローリングさんの綴る魔法の世界は魅力的だったのです!おそらく今読んでも十分に楽しめるかと笑

 

ハリーポッターで読書の楽しさを知った私は、学校に一番近い本屋で立ち読みするのが習慣になりますた(小・中学生のお財布事情は皆同じようなものかと・・・)

学校が終わって、部活や遊ぶ約束が無い日はすぐに本屋に行って何時間も立ち読みしてから帰る毎日。そんな無銭飲食のごとき罪になりそうな程タダで本を読ませて頂いていた子供の頃の私が、ある日初めて自分のお金で本を書いました。

その本は、山田悠介さんの『リアル鬼ごっこ』という小説です。発行部数200万部を超える大ベストセラーなのでご存知の方も多いと思います。

ストーリーは「西暦3000年の日本に溢れかえった全国500万人の『佐藤』さん。国王は自分と同じ苗字の『佐藤』姓を減らすため、7日間の鬼ごっこによる佐藤さん大量虐殺を決行し・・・」というサイコホラーな小説。

山田悠介さんの小説の大体が「リアルなもので、非リアルな状況を作り出した時に生まれる人間ドラマ」が売りだと思います。まぁちょっと怖い系です。小学生の頃からホラーとか怖いものが大好物だった私にはお金を払ってでも集中して読みたい内容だったのです。

 

リアル鬼ごっこをきっかけに山田悠介さんにハマった私は、お年玉をフル動員して当時出版されていた彼の本を全て購入して読み漁りました。

一番好きな山田悠介作品は以下の2つです(一番好きなものと言いつつ2つあげてしまうくらい甲乙つけ難いのです💦)

◎『スイッチを押すとき』
◎『特別法第001条 DUST』

『スイッチを押すとき』のストーリーは、増加する青少年の自殺の原因を分析するために政府が立ち上げたプロジェクト。それは「子供たちの心臓に爆弾を埋め込み、起爆装置を持たせた場合にどういう経緯で自分でスイッチを押すか?」を観察するというもので・・・という世界の話。当時はボロボロ泣きました😭

『特別法第001条 DUST』のストーリーは、国がニートと呼ばれる若者たちを“世の中のゴミ”として流罪にする法律「DUST法」を制定した世界の話。ゴミと認定された人間は孤島へと島流しされ、そこで起きる殺し合いや、人間関係、元の生活に戻ったあとも続く苦悩が綴られ・・・こちらもなかなか泣いた覚えがあります😭

 

こんな感じで私の本好きは『ハリーポッター』の魔法によって目覚めさせられ、『山田悠介』の恐ろしくも泣ける世界に刺激を受け続けた結果、読書が習慣となっていき、今の本を書いまくる性格が形成されていったのでした。


こんなことを書いていると、他人の初めて好きになった本についての話も聞いてみたいと思いました!ぜひ、あなたの話も教えて欲しいです!

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