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そうか、最近のわたしは「違うこと」をしていたのか

金曜日、友人と会った。

「最近、良いことあった?」と聞かれて、最近もやもやしていたことがメンターとのセッションで晴れたんだよーという話をしたら、まっすぐな眼差しで「この本読んだほうがいい」とおすすめされた。

もうタイトルからして、ビビッと来てしまったので、その日の夜のうちにkindle版をダウンロードして読み始めた。

吉本ばななさんはわたしの中では小説家という印象しかなかったが、意外とスピリチュアルな感性を持っていることをこの本を通じて初めて知った。

わたしは占いも好きだし、スピリチュアルな話も好きな方(世間一般からみてどちらかと言えばという話)ではあったが、ちょっとこの本は読む人を選びそうなくらいスピっていたので少々びっくりしてしまった。

でも、対談の内容も、ばななさんの言葉も、Q&Aコーナーも、読んでいて「あー、最近のこのもやもやってこういうことだったんだな」と思うことが多く、一気に読み切ってしまった。

「食べたくないのにカレーを食べた過去」がある

この言葉は、実際にこの本から抜粋した言葉だ。

文脈は、例えば会社の同僚たちと一緒にいったランチで、4人中3人がカレーを頼んだときに、「本当はオムライスが食べたいけど、わたしだけオムライス頼むとお店の人大変だし…」と思って、食べたくもないのにカレーを頼んでしまった、というシチュエーションを指している。

気を使って、自分がしたくもないことを、”頭だけで自分を納得しようと”して、選択する。

自分のやりたいことや欲求を無視したり、溜め込んだりすることは魂をすごく蝕み、自分へのリスペクトを失わせる原因になるとのことだった。

「魂」とかはよくわからないけれど、確かに、最近のわたしはジェネギャ不可避のカラオケで気を使いまくって疲弊したり、気の進まない飲み会に行ったりして、自分を無視していたのかもしれない。

それによって、確実に自分のエネルギーが減っていっているのを感じていたのだ。

自分のことを正確に把握してくれる人物と接する

別の対談の章で、上記の言葉に出会った。

これは、「自分を生きる」ために大事なこととして挙げられている言葉だ。

自分そのものを生きるというのはとても大変なことだけど、”自分のことを正確に把握してくれる人物と接する”ことで、自己評価する目が強化され、自分らしくいられるようになるのだそうだ。

それは、わたしにとっての今のメンターであり、セッションの時間がまさに「自己評価する目が強化される」時間だった。

だから、ちゃんと2週間おきにやっていかなくてはダメだったのだ。

最近の自分の心の不調と回復について、この本を読んでとても解像度が高くなった。

今日は自分の好きなことを好きなようにやる日

そんなことに気づけた今日は、大好きな器やインテリア、生活雑貨をめぐるツアーを一人でやって来ようと思っている。

会社を辞めるまでは、時間があればインテリアショップや雑貨屋さん巡りをしていたのに、収入が減ったことを気にして、自分に制限をかけてしまっていた。

それも、自分そのものを生きられず、エネルギーが下がった要因だと思う。

だから今日は、何も気にせず自分をたくさん満たしてあげる一日にすると決めたのだ。

それでは、行ってきます☀️

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