劇団四季『アラジン』観劇の記録
東京の四季劇場で見る作品はこれで二つ目、
【前回の観劇の記録】
先日劇団四季のミュージカル『アラジン』を観劇した。
カーテンコールが終わったあとに一番に思ったのは
これまで観た劇団四季のミュージカル作品の中で、一番「楽しい気持ち」になった作品だった。
なんだか観劇していてずっと楽しかったんよな。
最後がハッピーエンドの作品であっても、そこに至るまでの起承転結の中で、ショッキングなことが起きたり、心が揺さぶられることが起きたりすると、その辺のシーンのところは暗い気持ちに引っ張られやすい。
でも、今回の『アラジン』は、暗い気持ちに引っ張られることが殆どなく、終始楽しい気持ちでずっといられた。
『アラジン』は自分が見たことのある、プリンセス形のディズニー映画の中では、特に好きな作品のひとつで、アニメーションも実写版も履修済み。
アニメ映画も実写映画も最後ハッピーエンドで嬉しい楽しい気持ちにもなった記憶だが、それらを見た時は「終始楽しい気持ちのまま」という感じではなかった気がする。
今回の劇団四季盤版は何だか見終わった時に抱いた気持ちが、いい意味で少し違う気がした。
「終始楽しい気持ちのまま」という気持ちを抱いたポイントはどこにあったのかな?振り返ってみると今回の大きなポイントは多分二つ。
①ストーリーを盛り上げる演出の数々に魅せられた。
アンサンブルの方々の群舞、アラビアンな豪華衣装、煌びやかなセット。それからランプを擦ってジーニーを出す演出の凄さ、あと魔法の絨毯の演出!
どれも魅力的で、見ていてワクワクするものばかり。
群舞は私が好きなTDRのショーテイスト感もあって、見ていて本当に楽しかった!!
②各キャラクターの個性が光って、すごく楽しませてくれる。
主人公アラジン、ヒロインのジャスミンだけでなく、
主要メンバーそれぞれみんなキャラ立ちしてて、色んな場面で楽しませてくれた。
ジャファーとイアーゴの掛け合い、アラジンのマブダチ3人衆の掛け合い、どっちも絶妙に面白くて、観客を楽しませる。
そしてなんと言ってもジーニー!!🧞
セリフの言い回し、所作、時々入れてくる小ネタなど…
しっかりストーリーを引っ張っていかながら、人を楽しませる天才だと思った!!笑
めちゃおもろいし見ていて楽しすぎる、あのキャラクター!
(アラン・メンケン繋がりで他のディズニー作品の楽曲をがっつり歌ってたのも、楽しませてくれたネタの一つや)
改めて振り返ってみても、今回はこの2つのポイントで、劇団四季版『アラジン』という作品を凄く楽しめたなぁと思う。
いやー、ほんとに楽しかったな!
『アラジン』観劇できて良かった!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?