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ドラマ『逃げ恥』SPから考える


1月2日に放送された
ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』SP。

連続ドラマの時から観ていて、
SPをすることをCMで知り、
初めは楽しみだなと思っていました。

でもCMを観ていると
妊娠から出産までを
ドラマにしているとわかり
楽しみではなくなってしまいました。

不妊治療をしているので
“妊娠・出産をして幸せ!”
みたいな内容は観ているだけで悔しい。

しかし連続ドラマから夫婦で観ているので
SPも夫婦で観ることにしました。

結果から言うと
わたしは観てよかったと思えました。



※ここからはネタバレにも
 なってしまうかもしれないので
 まだ観ていなくて知りたくない方は
 観終わってから読んでください。



多様性


連続ドラマの中では
森山みくりと津崎平匡は事実婚

雇用関係の珍しい夫婦の形。

SPはみくりさんが妊娠しているかも?!
というところから始まります。

子どもが生まれることを機に
みくりさんも平匡さんも
夫婦別姓にしたかったけど
今の日本では別姓にできなかったと
婚姻届を提出し、みくりさんが
津崎みくりになることを決断。


そしてみくりさんが勤めている会社は
女性社員が妊娠・出産の
順番待ちをしているという話も出てきます。

わたしはずっと教員の仕事しか
してこなかったので
一般の会社の事情はよく知りません。

順番待ちしている会社があるのか!
と衝撃でした。


月日が経ち、みくりさんが
産休・育休をとる時期になると
同じ部署の人に嫌味を言われます。

教員の世界でも
産休・育休をとっている人や
時短にしている人に対して
嫌味を言う人は少なからずいます。

ドラマの中では平匡さんも
1ヶ月の育休をとっていました。

育休をとるというやりとりの中で
平匡さんの元同僚の沼田さんが
「いつ誰が休んでも仕事が進むように
 マネジメントするのがリーダーの仕事」
など
心に刺さる言葉を言われていたのが印象的でした。


さらにドラマではつわりの時期の
女性の生活を描いていました。

みくりさんは最終的に
夫婦お互いに無理しないために
家事代行を頼んでいました。

わたしは1度も妊娠したことがなく
つわりを経験していないので
本当にこんな感じになるの?!と
少し不安になりました。

夫もつわり時期の描写には
不安になってきたと何度も言っていました。


ドラマの中にはタイトルにも挙げたように
いくつかの多様性が描かれていました。

①事実婚
②夫婦別姓
③男性の育休取得
④家事代行
⑤LGBT(この記事には書きませんが)

ドラマを観る前は
妊娠・出産の喜び!だけが
ドラマで描かれていたら
観るの嫌だなと思っていました。

しかし上記のような
多様性の方をフォーカスして
描かれていたように感じて
観てよかったと思えました。


多様性が求められる世の中。

不妊治療も受け入れられる社会になってほしい!


2021年も不妊治療のこと
それ以外のことも
発信していけたらと思います。

本年も宜しくお願い致します。




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