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警察官から大学職員に転職して分かったこと☆警察官あるある☆

こんにちは
今日は転職して分かったことを書きたいと思います。


私が感じた警察と大学の違い(5つ)

まず、私は専門学校卒業後すぐに警察で働き始めましたので「社会=警察」という感覚がありました。そんな私が感じたカルチャーショックをいくつか書き出します。

1.社会人の言葉遣い
 警察官はザ・体育会系ですし、世の悪い人たちを相手にするからなのか、身内に対して言葉遣いが乱暴です。もちろん愛を持って接してくれているのですが、それが警察官の基本形なのです。←そんなことない。
 それに対し、大学では暴言が飛び交うことは一切なく、呼び方も「お前」呼びどころか呼び捨てもありませんし、「分からなくなったら何回でも聞いていいからね」と優しい言葉までかけてもらってます。
警察学校で「これが社会だ」と教えられてきたことは嘘だったと思い知らされました。

2.ハラスメントに対する意識
 
他の職種の人から見ればセクハラ、パワハラと取られるようなことも警察は許容範囲が広く許されます。物も怒号も下ネタも飛んできます。もちろん信頼関係があってこそですし、性犯罪等の犯罪を扱うからこそ、警察官同士であまり繊細になっていても仕事にならないという特性もあるのでしょう。
 大学では今のところ見たり聞いたりしたことないですし、学生に対してもハラスメントには非常に敏感で、関わり方などは考え抜かれていると思いました。

3.組織の一体感
 
警察は家族のような親密さがあります。そのような「組織一体となる」といった感覚は大学にはないです。警察は機密事項が多いし、家族にも話せないから必然的に部内で仲良くなります。まぁ良し悪しですね。

4.勤務時間
 
警察は業務改善がなされてきたとはいえ、かなりブラックです。
「休日の午前中に呼び出し→夜中2時まで仕事→帰宅→朝7時半には職場」
特に刑事課はこんなこと日常茶飯事だと思います。
それに比べて大学はかなりホワイトです。ほぼ定時退社してます。

5.学習意欲
 
これは警察との違いというわけではないですが、大学の先生方とお話ししていると、話しが高度でついていけないことがあります。英語が話せて当然見たいな雰囲気もありますし、恥をかかないように25歳必死に勉強中です。
 

警察ってやばい職場?

警察と大学の違いを羅列してみると、警察がやばい印象になってしまっているかもしれませんが、そんなことはありません。犯罪者を相手にしているので、口調が荒々しくなってしまったり、突然起こる犯罪に対応するため超激務になったり、その職性ゆえ精神が図太くなりデリカシーを欠いてしまうことはありますが、基本は強く、優しく、実に自己犠牲的な人たちなのです。真面目に仕事している限り、味方になって守ってくれる先輩上司はたくさんいますし、やりがいはものすごくあると思います。
(私には色々ハードだった)

☆おまけ☆警察官あるある

○ ほうれんそうの鬼
  仕事のことはもちろん、高価なものを買う時、部内に交際相手がいる時、結婚する時、若手は貯金額まで…プライベートはない!

○ 不祥事は許されない
  当然ながら不祥事は許されない。「停職6ヶ月の処分、その後依願退職」とかニュースで聞いたことないですか?ニュースになるようなことやったら処分関係なく警察に残ることは難しいです。ニュースになるほどじゃなくてもです。その辺はかなりシビアです。

○ 不倫ダメ!絶対!
  「不適切交際」人によっては辞めます(辞めさせられる?)

○ 顔面凶器の警察官がいる
  どっちが犯罪者かわからない。言葉遣いも乱暴だけど実は超優しい。

○ 顔色が悪い
  多忙すぎて顔が土気色。

○ 刑事2課(知能犯係)おしゃれなベスト着てる

○ 自動車警ら隊、無線の喋り口にクセありがち、黒マスクつけがち

○ 警察24時に出る時カッコつける。キャラ作りがち。

○ お揃いのTシャツ作りがち
  基本外で着られるようなデザインではないことが多いので、警察署内で着るか、部屋着にするしかない。

○ ネタ考えがち
  警察学校や所属でネタをさせられることが多い。

以上!

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