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セクシャリティについて【サピオロマンティックとは】

自分の恋愛指向に名前がついていることを最近知ったので記事にしてみました。自分のセクシャリティなんて考えたこともなかったので、中々興味深かったです。


セクシャリティとは

セクシャリティとは「生物学的営み(生殖)」と「文化的性差(ジェンダー)」このどちらの領域も含む意味を持っており、人間の性のあり方全般を表す言葉です。
要するに、「男か女か」「その人の性的指向」「どんな人に惹かれるのか」など、幅広く性について表しているそうな。

私のジェンダー

私は身体も心も女性で、恋愛対象は男性です。
(つまり「ノン気」ってやつ)

でも、恋愛が苦手です。
苦手というか、好きな人がとにかく出来づらい。
イケメンを見ても「整ってる!美しい!」と思うだけで付き合いたいとかそういう気持ちには一切ならない。なので一目惚れをした経験もないです。

しかし、好きな人がいた過去もあります。
とある学校のお世話になった教授のことが12歳から19歳までずーっと好きで、先生に会うために毎日生きてると言っても過言ではないくらいでした。なので「誰かに恋できるはずなのに、好きな人ができない。」というのが私のここ5年くらいのちょっとした悩みでしたね。友人に合わせて「彼氏欲しい〜」と言ってはいましたが。

私のセクシュアル

好みの顔のタイプは?
芸能人なら誰?

こんなことを聞かれると全然出てこなくて困ります。
あまり顔に関心がないんです。

でも
有名人で誰が好き?
と顔に限定されないと

成田悠介先生!養老孟司先生!カズレーザー!」とババっと出てきます。

頭の良い人ばかりじゃん?
そうなんです。
これが私のセクシュアル、サピオロマンティックです。

サピオロセクシュアル/ロマンティックとは?

相手の知性に性的な魅力を感じるセクシュアリティが、サピオセクシュアル(Sapiosexual)です。一方「性的な魅力」ではなく「恋愛的な魅力」を感じるセクシュアリティはサピオロマンティック(Sapioromantic)と言われます。

サピオ(sapio)という言葉はラテン語で「賢明である」「食事を味わう」という意味の動詞で、現在分詞形のサピエンス(sapiens/「賢明な者」)は、ホモ・サピエンス「賢い人間」の語源ともなっています。

こういった意味から、サピオセクシュアル/サピオロマンティックは賢さ、知性を愛するセクシュアリティとされるようになりました。

「知性」とは、相手の学歴や社会的地位ではなく、相手の知的能力のことを指します。知的な会話やユニークなジョークを話す人に惹かれたり、図書館や本屋さんでのデートを好んだり、SNSに投稿している文章が素敵だったり、相手に対してそんな風に魅力を感じることがある方は、サピオセクシュアル/サピオロマンティックかもしれません。

また、サピオセクシュアルは知性に魅力を感じるという特性から、相手との関係性を構築してから性的な欲求を感じることが多い傾向にあります。

つまり、その人の知性に惹かれます。
だから最初は全然興味ない。イケメンでも興味ない。でも話していて「あれ?話しが面白いぞ。インタレスティングだぞ??!」となるといとも簡単に落ちる笑笑

そういえば、一番直近の彼氏も大学院で歴史の研究をしていて話しが面白かったです。専門分野を有していて、且つ多角的に物事を捉えられることができるだけの知識を持った人が好きみたいです。
もしくは勉強ができるか否かは関係なく人を笑わせられる人。
人を笑わせるって物凄く高度な技術だと思います。やはり知性がないとできないことですよね。

私は(サピオ)ロマンティック?セクシュアル?

お話していて面白い(interesting)と感じた時、相手に対して「感銘を受ける」「尊敬する」「慕っている」「憧れる」といったトキメキを感じています。最初は性的な魅力を感じているわけではないのでサピオロマンティックなのでしょうね。
いつからそうだっけ?と考えてみると、たぶん小さい時からその気があって、とにかく科学が大好きで学校休んで講演会に行ったり、本を読み漁ったりしていて、科学に触れている時が何よりも楽しい瞬間でした。(25歳の今は科学に限らず幅広いことに興味があります。)知的好奇心をくすぐられることが何よりも嬉しいのでしょう。笑

以上!私のセクシャリティのお話しでした!

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