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数学って実は人生において大事な教科なんだと気づいた話

数学は生きていく上で大事な教科

最近、数学って実は人生においてとても大事な教科なんだ、って気づいた瞬間がありました。
もうアラサーですが、この歳になってようやく気づいたという。。笑
この気づきと、そこから学んだことを書いておこうと思います。

問題解決と数学

最近、「10歳でもわかる問題解決の授業」と「プログラマの数学」という2冊の本を読んでいて、思わぬ共通点を発見しました。

それは、問題を解決する時には数学的な考え方を使う、ということでした。
言われてみれば当たり前のことだと思いますが、私はこのことに今まで全く気づいていませんでした笑

まず、「10歳でもわかる問題解決の授業」で以下のことを学びました。

論理的に考える技術についての説明で、
”曖昧な言葉の定義をしっかり確認することが大切”
”ある事柄が正しくても、その逆が正しいとは限らない”
という言葉が印象に残っています。

例えば、
”AならばB”という事実があったとします。
その時、以下の場合も考えてみます。
逆:”BならばA”と
裏:”AでないならBではない”
対偶:”BでないならAではない”

上記に関して、もとの事実が正しければ、”対偶”は必ず正しくなるそうです。
でも、”逆”と”裏”は正しいとは限らないそうです。
だから、問題解決の際に仮説を立てて検証するときは、この点を気をつける必要があります。

次に、「プログラマの数学」で以下のことを学びました。

論理(trueとfalseの2分割)に関する説明で、
まず論理とは、
”自然言語の曖昧さをなくし、正確にものごとを記述するための道具”
と、作者は定義しています。

[ちなみにtrueとfalseの2分割に関しては、プログラミングでは条件分岐するときに使います。
ある条件が正しい時は真(true)、正しくない時は偽(false)というふうに分けて、それぞれに応じたプログラムの処理を行います。]

この条件分岐に関する説明で、以下の文章が出てきます。
・”AならばB” (数学ではこの文を”含意”というらしいです)
・でもその逆”BならばA”は、必ずしもtrueではない。
・その対偶”BではないならAではない”は、もとの文がtrueなら、その対偶もtrueである。

これを読んだ時、”え、この考え方、問題解決の本にも同じようなこと書いてあった!!”となってビックリしました。

ちなみに、プログラミングの条件分岐においては、網羅的で排他的な分け方をすることが重要だそうです。
網羅的とは「もれ」がない、排他的とは「だぶり」がない、ということです。
この”もれなく、だぶりなく”という考え方も問題解決の時に出てくる考え方ですよね。
あと、パターンを見抜いて一般化していくプロセスとか、おそらく他にもいろんな共通点があると思います。

学んだこと

正直、問題解決の考え方も数学も、論理的思考が苦手な私には100%は理解できていないのが本音です。。笑 
でも1つわかったことは、数学って実は人生において大事な教科なんだなってことです。
ビジネスの世界でも、人生においても、困難に直面した時に問題を解決する力は重要です。そして、問題解決には数学的な考え方が必要です。
より良い人生を生きていくために、実は数学って大事なんじゃないかと思った瞬間でした。

学生の頃は、数学なんて人生の役に立つと全く思っていなかったし、そんなこと考えてすらいませんでした。ただただ苦手で毛嫌いしていました笑
数学は大事だと学生の頃に気づいていたら、もっとちゃんと勉強してたかもな、と思います。。笑
でも今気づけたのでよかったです。未だに苦手ですが、地道に勉強していこうと思います。

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