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朝ご飯を食べるまで

意図的に、ダラダラ、ナガナガと書いています。
暇な人以外、読むことをおすすめしません。

やあ、おはようわたし。アラームの一音目で目が覚める。なんてことはない日々の繰り返し。アラーム、アラームの起源っていつなのだろう。鶏の鳴き声はアラームに入るのだろうか。アラームはさすがに機械音のみか?目覚まし時計がアラームの始まりかもしれない?そんなことをぼんやりとした頭で考えていたらもう2分経ったらしい。

ベッドから降りてすぐ横のカーテンを開けると、カーテン、カーテンの起源っていつなのだろうか。カーテンは日陰から発想を得たのかな。建造物より先にカーテンが存在していたのかな?カーテンはカタカナだけど、漢字で書けたりするのかな?
あ、また2分経った。

あのね、朝ってなんでこんなに時間が過ぎるのが早いんだろうね。朝は時間がないという言葉をよく耳にするけれど、それって別に朝に限ったものではないのでは?と思わなくもないし…話を戻そう。

カーテンを開けると一日の始まりが嫌でも目に入るけれど、それは今日の天気がたまたま晴れであったからであって、曇りの日は特に朝がきたなんて思わないし、雨の日はまだ夜かなと思ったりするし、太陽が私の朝を決めるなら太陽は誰に朝を決めてもらうんだろう。

と、それそれ思考の蛇口を閉めないで1階に降りると母が私の朝ご飯を作ってくれていた。朝ご飯が勝手に出てくる環境にいる私は本当に幸せ者だな。幸せ者、幸せ者。朝ご飯が勝手に出てくる大手企業の社長の息子は、毎朝一人で使用人が勝手に出してきた朝ご飯を、自分は不幸者だと思いながら食べているのかな。訂正。私が愛する人から愛情がこもった朝ご飯をつくってもらえる環境にいる私は幸せ者だな。

うんうんと頷きながら椅子に座ると、正確には背もたれのない椅子でスツールと呼ばれるもの、とはいっても折り畳み式のパイプ椅子で腰が痛くなりそうな椅子。で、目の前にパンと目玉焼きと野菜とイチゴが食べてほしそうにこちらを見ている。

パンはねじれた形をしていて、なんだか三つ編みみたいだ。もう少し色がこげ茶だったら危なかったなと思いつつ、何が危ないのかは言うまでもないのかもしれないが一応説明しておくと、髪の毛を食べている感覚に陥る人が突如出てきて声高にSNSで主張し、クレーム対応に追われた企業が最終的にねじれたこげ茶のパンを生産終了させるかもしれないという危なさである。

まあ、そんなことが起こる可能性は一万円のパンが地元の商店街で流通するぐらい低いものなのだろうけれど。一万円のパン、一万円のパン。これでは一万円札の形をしたパンのことかと誤解を招くかもしれない。訂正。一万円で買うことのできる、形や色や味が特に決められていないパン。

この調子で朝ご飯の紹介をしていたら貴重な朝の時間が泡になって消えるのかな。朝の時間って何時から何時まで?例えば朝を12時までだとするのなら11時58分に起きた人が1分で朝ご飯を食べ始めたら、それは朝ご飯?昼ご飯?12時1分に起きた人には朝が存在しない世界を生きることになる?

こうして私は時間を割りながら、今日という日を無駄にしていく。潰していく。潰されていく人生なのかな。誰か私の頭をかち割ってくれ、

…なんて冗談だよ。

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