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『甘々と稲妻』やくそくのハンバーグをつくってみた
こんにちは。現在、開催中の#このレシピが好きというお題にわぁと嬉しくなりせっせとレシピの記事を書いている青柳です。
noteさん……素敵なお題をありがとうございます。
楽しいです😭✨
今回は久しぶりに再現レシピを書いてみました。例のお蔵入り写真もえいやーと載せてしまいましたのでお時間ある方はどうぞ~。
今回つくってみるものは?
今回は雨隠ギドさんの『甘々と稲妻』のやくそくのハンバーグを作ってみました。
『甘々と稲妻』は半年前に妻を亡くし、幼い娘・つむぎと2人で暮らしている高校教師の犬塚公平が教え子である女子高生の飯田小鳥と共に料理の楽しさに目覚めていくお話です。
料理漫画というと料理上手な主人公が美味しそうなご飯を作るというイメージがありますが『甘々と稲妻』は少し違います。
料理が苦手な犬塚さんと味付けは得意なのに包丁が苦手な小鳥ちゃんが、つむぎのために力を合わせて料理を作っていくというストーリーになっています。
作中に出てくるのは”娘への想い”がぎゅぎゅっと詰まった料理の数々。カレーに生姜焼き、ポテトコロッケにお好み焼き、親子丼などなど。
なかでもわたしが好きなのがやくそくのハンバーグです。実は何度も作ってます。
やくそくのハンバーグが出てくるのは第3話。料理に目覚めた犬塚さんとハンバーグを作ってもらう約束をしたつむぎは幼稚園で粘土を使ってハンバーグを作っていました。
粘土が足りなくて困っていると友達がやってきて自分たちの粘土をつむぎに渡してくれたのですが、男の子たちに「とった」とか「ドロボーじゃん」と言われてしまいます。
その言葉に傷つき落ち込んでしまったつむぎを励ますために犬塚さんと小鳥ちゃんが作ったのがハンバーグでした。
余談ですがハンバーグ作ることになったときにこんなやり取りがあります。
犬塚「ハンバーグって火かげんむずかしいんですよね…?」
犬塚さんの台詞に共感。そうです。難しいです。ハンバーグ。
小鳥「あ、それなんですが煮込みましょう。煮込みハンバーグです!真ん中が生焼け~とかになりませんしおいしいし!」
犬塚「あなるほど」
真 ん 中 が 生 焼 け 😇
このやりとりに深く共感してしまいました。というのもわたしはハンバーグが苦手でして……今まで煮込みハンバーグばかり作ってきました。(以前記事にも書いた)
初めてこの話を初めて読んだとき、心がふっと軽くなったんですよね。そうだよね、煮込みハンバーグは真ん中が生焼けにならないしおいしいよね……と(笑)
😇
材料を用意します
材料(2人分)
合い挽き肉……220g
たまねぎ……1/2個
パン粉……大さじ4
牛乳……大さじ2
卵……3個(ハンバーグ用1個/目玉焼き用2個)
ナツメグ……少々
塩……ひとつまみ
こしょう……少々
オリーブオイル……適量
カットトマト缶……1缶(400g)
にんにく……1欠片
☆コンソメ顆粒……小さじ1
☆オイスターソース……小さじ1
☆ケチャップ……小さじ1
☆塩こしょう……少々
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つくってみた
① 材料を切る
たまねぎとにんにくはみじん切りにしておきます。
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② たまねぎを加熱する
肉だね用のたまねぎを耐熱皿に入れたらふんわりとラップをかけて、500Wの電子レンジで2分30秒加熱します。
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③ 肉だねを作る
ボウルに合い挽き肉を入れてよく混ぜ、粘り気が出てきたらたまねぎ、パン粉、卵、ナツメグ、塩、こしょうを加えてさらによく混ぜます。
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2等分して成形したらぽんぽんと軽く空気を抜き真ん中を少しくぼませて、冷蔵庫で30分ほど寝かせておきます。
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④ 焼く
フライパンに油を引き肉だねを並べたら中火で両面に焼き色がつくまで焼きます。
![](https://assets.st-note.com/img/1687948489400-Ef59KIQ6TC.jpg?width=1200)
焼き色がついたら一旦、取り出します。
![](https://assets.st-note.com/img/1687948534789-9xTLmVAQIK.jpg?width=1200)
⑤ ソースを作って煮込む
肉から出た脂を軽く拭き取ったらオリーブオイルを少量足してにんにくを炒めます。にんにくの香りが立ってきたらソース用のたまねぎを加えて炒め、トマト缶と☆の調味料を加えて5分ほど煮込む。
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④で取り出したハンバーグを戻し蓋をして弱火で7分~10分くらい煮込み
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お皿に盛り付けて、目玉焼きを乗せたら完成です!
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食べてみた
とろりとした黄身をトマトソースとハンバーグにからめて食べるとまろやかでとっても美味しいんです。なので目玉焼きは半熟がおすすめ。
トマトソースの分量が覚えやすいので繰り返し作っているお気に入りのレシピです。このトマトソースはパスタにも合いそうな気がするので色々な食材と合わせて楽しんでみたいと思います☺️
つむぎの涙
犬塚さんと小鳥ちゃんが作ったハンバーグを食べたつむぎの目からは大粒の涙が。今まで我慢していた想いが溢れ出たこのシーンは印象的でした。
幼稚園でつむぎが粘土で作っていた「粘土バーグ」は犬塚さんへの誕生日プレゼントだったようで、親子の温かい愛が描かれているのもこの作品の好きなところです。
つくってみたくなる料理がたくさん
わたしはいつもひとりで台所に立っていますがこの作品を読んでいると誰かと一緒にごはんを作りたくなってきます。そういえば幼い頃、母と一緒にごはんを作っていたなぁと懐かしくなったり。
みんなでごはんを食べるシーンは本当に美味しそうでこちらまで笑顔になってしまいほっこりと癒されます。
『甘々と稲妻』は物語の終わりにレシピが付いているので自分でも作って楽しむことが出来ますよ。
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お肉と野菜がたっぷり入った飯田家流とんじる。実はとんじるにじゃがいもを入れたの初めてでした。とんじるって家庭によって入っているものも様々ですよね。皆さんはとんじるにどんな野菜を入れますか?気になります。
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夏祭りで犬塚さんとの約束を破り、叱られてしまったつむぎ。ふたりのためにごはんを作ろうとした小鳥ちゃんがうっかりごはんを焦がしてしまったときにひらめいたのが五平餅にリメイクするというアイディアでした。
作中と同じようにコンロの直火で作ってみましたがわくわくして楽しかったです。炙っているとくるみ入り甘ダレの香ばしい匂いが漂ってくるので我慢するのが大変でした。
食べると甘くてもちもちしていて美味しかったですよ。子どもと一緒に作ったらもっと楽しそうだなぁと。おうちでお祭り気分になれそうです。
そして色々ミスってしまいお蔵入りする予定だった写真も載せておきますね😇(本当はこれをメインにする予定だった)
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野菜嫌いなつむぎのために犬塚さんと小鳥ちゃんが作ったのが「野菜たっぷりコロコログラタン」。オーブンで加熱したミニトマトを潰して野菜とチーズとベシャメルソースにからめて食べるのが美味しいです。
この写真だとトマトだけしか野菜入ってないのでは?と思うかもしれませんが色々な野菜が入っています。
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作中で犬塚さんが奮闘していたベシャメルソースも難しそうでしたが、わたしにも作ることが出来ました。
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🍚
毎度おなじみやらかしましたのご報告もさせていただきましたが、今回も作ったり食べたり書いたりと楽しい時間を過ごすことが出来ました。
noteでレシピの記事を書くようになってから少しずつレパートリーや出来ることが増えてきたような気がします。失敗して凹んだりする日も作ることがしんどい日もありますが、やっぱり料理は楽しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました🙇また書いてみます。
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