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拍子抜けされてしまった
こんにちは、亀山真一です。
体調はすっかり元通り……とは、いきませんね。ふくらはぎ3ヶ所も切開していますから。
とはいえ、外科的処置と抗生物質が効いて痛みはずいぶん治まりました。検査の数値的にも炎症は治まっているようです。
血管外科から皮膚科を紹介された頃がちょうど峠だったかと思います。
その時の僕は、早く治すためなら抗生剤の点滴を落としてもらうとか、ゴールデンウィーク中も傷口の処置をしてもらうために入院することまで想定していました。というか、血管外科の先生がその選択肢を口にしたんですよね。
ところが、他科紹介枠にねじ込まれた先生からは「この程度で大学病院の皮膚科にかかるのか」と言いたげなぞんざいさを感じました。
ガーゼ剥がして傷口診て、そのまま軟膏塗って閉じようとしたんですよ。
「え……傷口洗わないんですか?」
「あ、洗ってほしいですか?」
どんな質問ですか。
痛み止めも欲しいか聞かれて欲しいと答えたら、痛みは治まってくるから平気な時は間隔を空けるように言われました。こちとら過去にもらった痛み止めと併用してオーバードーズする気満々でしたけどね。(違う)
おまけに次回予約の話がなかなかまとまりませんでした。どうやら紹介枠にねじ込まれた先生は専門が違ったようで、再診から別の先生に交代するみたいです。だからこんなにぞんざいだったのか。
僕の足は持病の影響でちょっとした傷も治りにくいのです。過去には手術の傷がどうにもならなくて形成外科に皮膚移植までしてもらいました。今回はそうならないといいのですが……まだ分かりませんね。少なくとも大学病院で診るに値するくらい「いざという時」は危険なのだと思っています。
それでも、とりあえず痛みが引いてきたのでぼちぼち職場には復帰します。
欠勤連絡の際に「痛くて動けないけど安静にしている分には元気だから心配しないでください」と伝えたら「安静って言ってもトイレとかご飯とか動くでしょう。大変じゃない?」と返ってきた言葉がクリティカルすぎて泣けてきました。そう、足が痛いとトイレに行きたくなった時に一度絶望するのよ。
どうせ4ヶ月後には契約満了だしできるだけ迷惑かけずにこのままフェードアウトしたいな……と、本性引きこもりの僕は思ってしまいましたが「一月以上休むようなら診断書もらって欠勤届を」と言ってくれるちゃんとした職場です。そりゃそうだ。
ドクター的には拍子抜けするほど軽症なのかもしれませんが、ゆっくり社会復帰して転職活動が必要になる頃には元気になっていたいものです。
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