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ついていけないよ…

 こんにちは、亀山真一です。
 えー、先週は体調不良でだいぶ寝込んでおりました。

 僕が車椅子ユーザーであることは、過去のnoteを見返すとちょこちょこ書いてあります。右足に厄介な先天性疾患があり、根本治療ではなく対症療法と経過観察のために大学病院に通っております。
 20歳の頃には主治医から「亀山さんにはあと60年生きてもらわないと」と言われて逆に困りました。そんなに長生きしないといけないのかと。


 先週の月曜日、仕事中の僕は「今日はやけに足が痛いな」とぼんやり思っていました。なんだか気分まで悪くなっていきます。

 ……これはまずいな。

 上司に早退したい旨を伝えたところ「顔色悪いよ。早く帰りな」だけでなく「駅まで送ろうか?」と提案されて傍目にも体調が悪かったことに気付きます。ありがたく車椅子を押してもらいました。
 電車も最近は一人の方が多かったのですが、駅員さんに案内を頼みました。乗り換え駅でも「少し休んでいかれますか?」と聞かれましたが、家族にも連絡済みだったため「早く帰りたいので」とここは断ります。

 なんとか家にたどり着き、思い付く限りの対処を試みながらベッドに潜り込んだのですが……いつの間にか動悸から過呼吸まで起こして救急車を呼ぶことになりました。
 持病のせいで近所の病院には受け入れ拒否され、ちょっと遠いけれども掛かり付けの大学病院に向かいます。

 ……正直、鎮静剤か鎮痛剤を一本打ったら落ち着くと思うんだけどなあ。

 そんなことを考えても、断られたのだから仕方ありません。
 救急車の中では過呼吸を力ずくで抑えるため、そして痛みから気を紛らわせるために過去15年分の既往歴をペラペラしゃべり続けました。きっといらない情報まで付き合ってくれた救急隊員さん、ありがとうございます。

 病院に着くとまずは基本の血圧、心電図、酸素濃度を測りつつ、採血がてら点滴のルートを採ります。
 僕の腕は非常に血管を捕まえにくいので「右利き?」と聞かれたら「右利きだけど自信のあるところでいいですよ」と両腕を差し出すことにしています。看護師さんが一発で決めてくれたおかげで、すぐに痛み止めを落としてもらえました。

 あとはエコー、レントゲンなど夜間救急でできる検査を全部やってもらい、採血の結果が出る頃には薬のおかげでもう眠くなっていました。特に気になる所見はないということで深夜の帰還です。

 ……やっぱりそうなるよね。

 しかし問題はここからです。僕は明らかに足の調子が悪いと感じているのですが、動悸で駆け込んだ夜間救急では心臓を見てもらいますし足の痛みとの因果関係は分かりません。
 とりあえず安静にということで火、水、木と3日間寝込み、金曜日には午後出勤で自身の動作確認と職場への報告と今後のご相談をしました。しばらくは有休で飛び石休暇を作り、休み休み働くことになります。

 しかし、早くも1日休んだくらいでは回復しないことに気付いてしまいました。近いうちにもう一度医者にかかろうかと考えていますが……さて何科でしょう?
 相談する科を間違えると何もしてもらえない縦割の大学病院なのでちょっと悩みます。

 そして完全に寝込んでいた先週にもう1つ事件が起こりました。我が家のテレビのレコーダーが壊れたのです。

 ……いや、本当に大事件ですよ?

 僕はテレビと共に育った超テレビっ子で、今もほぼ毎シーズン10本以上のドラマを完走しています。民放はだいたいTVerでなんとかなりますが、NHKはそうもいきません。
 今だとちょうど『天使の耳』が一話完結にならない事件もので、原作を読んでいる僕より母の方が焦ったことでしょう。火曜の夜にレコーダーが壊れて、木曜のお昼には新しいものがやってきました。ドラマ10の再放送枠にピッタリ間に合ったので父と弟に感謝です。

 とはいえ毎週録画設定が消えて再設定がえげつないことになっているし、ドラマの方は3ヶ月ごとにチェックするけどバラエティの改編は予告CMと新聞のテレビ欄が頼みでついていけません。
 相葉さんの「○×部」の枠が移動したとか聞いてないし、二宮さんの「多い方が勝ち」など本当に新聞を眺めていたらたまたま見つけたんですよ。それに嵐が今後どうなるのか、第一報しか知らないけどネットで検索する気はないんです。テレビで続報プリーズ!

 ……なんて文面では騒いでみましたが、実は今の僕、リビングでテレビを見るのもちょっと億劫なくらい体調が悪いのです。
 せっかく休みを取っても原稿には向かえないので、結構な時間をベッドの上で動画を見ています。今まで好きだけど時間の都合であまり見てこなかったQuizKnockのゲームチャンネルにどっぷり浸りながら足のマッサージとかしているわけです。

 ちなみに先ほどの嵐の件もそうですが、超テレビっ子の僕の場合「芸能人=テレビで見る人」というイメージが強すぎるようです。
 時々King & PrinceのMVを見て昔を懐かしむくせにNumber_iの「GOAT」は地上波に出るまで頑なに見なかったし、ジャにのちゃんねるがよにのちゃんねるになってから一本も動画を見ていません。彼らはテレビで見るか、ライブ、映画、舞台、CDなどなどお金を支払って鑑賞する対象なのです。
 逆にYouTuber認識しているQuizKnockはネットの動画を見漁るくせに他のメディアは追いかけず、いつも見ているクイズ番組でメンバーを見かけた際には「ああ、出てるんだ」となるわけですね。

 思ったより長々と書いてしまいましたが、僕の体調が早いこと回復することを願います。

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