思いのほか見ていたね
こんにちは、亀山真一です。
先日の感想記事で春ドラマの話は終わるはずだったんですが、何故か書きたいことが残っていました。
『君とゆきて咲く~新選組青春録~』
30分ドラマとはいえ進展が遅いなと思っていたら、まさかの第一部でした。我が家で「新選組」といえば三谷幸喜脚本の大河ドラマで、あの頃僕はまだ小学生でしたが結構覚えています。故に母が「これはホントに新選組なの?」と首を傾げておりますが……ネクストブレイク俳優を愛でる深夜ドラマなので細かいことは別にいいかな。
前田拳太郎くんも奥智哉くんも可愛いし高野洸さんは格好いいです。しかもこの三人、それぞれ別のBLドラマで見てるんですよね。他に名前を知っていた隊士は藤岡真威人くんくらいだけど、三浦涼介さんは絶対に見たことがあると記憶を探り……『顔だけ先生』の親友先生って、じゃあ彼もゲイの役をやってるのか。わーお。そのうちレンジャーやライダーよりも若手イケメン俳優の登竜門になりそうですね。
やっと浪士組が新選組になり、池田屋事件から敵討ちまでたどり着いたので、この先も楽しみにしています。
『ギフテッド2』
中途半端な時期に始まり、あっという間に終わってしまいました。実写化って映画では短く連ドラでは長いことが多いため、全4話自体は歓迎しますけど。
前作で「鬼の目」を一通り呑み込んでいるので「闇の目」もそういうものだと受け入れ……ようとはしたものの、何でもアリに見えてもやもやしました。特に田辺誠一さんが襲われるところ、操られているのは彼に対して悪意を持っている人間のはずだけどホントかって感じですし、逃げ切った場合命令は実行されていないけど催眠は解けたのか気になります。あまり万能にしてしまうと表と裏のバランスも悪くなりますから。
あとは前作ほど増田くんのキャラクターが芝居に活きなかったのが残念です。あの「僕って天才だから」と自信に満ち溢れている感じが好きだったので、ね。
『南くんの恋人』
これからリメイクが始まるということで配信されていた20年くらい前のドラマです。深田恭子さんが小さくなる以上の前情報は特に持っていなかったんですが、恋愛ドラマだと途端に挙動不審なヘタレ系ヒーローのニノさんも、独特のマイペース感が天然に見えるゆるふわ系ヒロインの深キョンも変わってなさすぎませんか!?
何故女子高生が短期バイトを始めるにあたって水商売から手を出すのか、学年一位の優等生と何でもさせてくれる(?)ビッチを両立させるお嬢様とは何者なのか、小さくなる前から突っ込みどころ満載でしたが……まあ20年前だし常識も違ったのでしょうと呑み込みます。
深キョンが小さいままのラストも、そういうものだと押し切る漫画原作らしい作品でした。これを令和にどう通用させるのか、15cmの八木勇征さんと合わせて見てみたいですね。
『ブラックジャック』
僕の感想はただ1つ、高橋一生さんって芸達者だなということです。中学生の頃にちょっとだけ放送されたアニメを見た気もするけれど、原作はほとんど知りませんから。
僕は自分が厄介な先天性疾患を抱えた車椅子ユーザーなので、天才外科医という奴があまり好きではありません。そんなものいないと総突っ込みせざるを得ないからです。
そんなわけで『ブラックペアン2』はどうなるんですかね?
前回ドラマ化した際に原作を三部作全て読んでいますが、天城先生をニノさんにやらせるというふざけたキャスティングはいったいどんな方が思いつくのでしょう。それにしてもこの夏は『マウンテンドクター』とか『新宿野戦病院』とか医療ドラマが地味に多いことに気付きます。
さて、見るのか見ないのか……夏が始まります。
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