見たり見なかったり
こんにちは、亀山真一です。
まだ時期という感じがしないのですが、春ドラマが次々と最終回を迎えているので感想を書き留めています。ただ、全て終わったわけではいないし、今期は途中で(1話ではなく4話くらい見てから)リタイアしたドラマがいくつかあるのでそちらを書いてしまおうと思いました。いや、言いたいことがたくさんあったんですよ。
『95』
どうにもダサい95年の世界観についていけなくなりました。当時2歳だった僕には「懐かしい」とも「逆に新しい」とも思えないようで、全く刺さらなかったんですよね。おまけに高校生に見えないキャスティングが許されるコメディでも不良モノでもない(素行が悪いとはいえ良家の子女が通う私立校の生徒だった)ので、どうしても違和感が拭えませんでした。
僕はKing & Princeのファンの割に髙橋海人くんは役者として興味がないらしく、出演作品もあまり見ていません。完走したのは『ドラゴン桜』と『だが、情熱はある』だけで、どちらも彼の周りの役者がすごく良かった印象です。海人くんはバラエティ番組でお絵描きやお料理をしているのがお似合いだと心の底から思います。
『お迎え渋谷くん』
程よくイケメンの無駄遣いをしてくれるドラマ11枠なので一応チェックしていたんですが、突っ込みどころに耐え切れませんでした。それに火曜の恋愛ドラマは『くるり』が思いのほか良かったので、完全にあちらにシフトしてしまいましたね。
ところで、登場人物の名前が「渋谷」に始まり「神田」とか「品川」とかちょこちょこ山手線の駅名から取っているような気がしたんですけど実際のところどうなんでしょう? もしそうなら主演は京本大我くんより目黒蓮くんの方が……事務所の先輩から「恵比寿くん」とか「高輪ゲートウェイくん」といじられていたからぴったりじゃないかなと、どうでもいいことを考えました。
『Re:リベンジ』
とにかく主人公のキャラクターが嫌いで見ていられませんでした。刑事でも探偵でもなく記者だから設定上許されるのかもしれないけれど、決めつけ推理に言いがかり、しかもコネで再就職できる環境で全て失ったとか言わないでよとギブアップです。錦戸亮さんの方は良かったのでちょっと惜しくはあったのですが。
赤楚衛二くんは『彼女はきれいだった』がめちゃくちゃ格好良くて好きになったんですが、それ以降全く作品に恵まれていない気がするんですよね。『スーパーリッチ』も『こっち向いてよ向井くん』も酷かったし『舞い上がれ』もそれでいいのかと……僕の好みが頭のいい変人なので、うだつが上がらないタイプの主人公は苦手です。
――とまあ、最後まで見ていないクセに良し悪しを語るのも……とか言っていたのが嘘みたいな講評になりました。
今期は僕の体調不良やレコーダーの故障があったので録画の失敗や溜め込みが多く、テレビ視聴自体が結構大変でした。だから他にも「気になったけど第1話を見そびれたからまあいいやとなったドラマ」もありまして。
例えば『9ボーダー』は、メインの役者さんたちは好きだけどタイトルがクソダサいなと視聴意欲が今一つ湧かないうちに第1話が終了。逆に『JKと六法全書』は『セーラー服と機関銃』ばりにタイトルで勝利しているなとヒロインの子を知らないのに見ているんだから本当にタイトルは大事です。
月9『366日』も広瀬アリスさん主演の恋愛ものなら見たい気もしたけれど、元ネタというか元曲に何の思い入れもないからどうにも食指が動かなかったんですよね。
あとは中途半端な時期に始まって追いつけなかった『パーセント』ですか。車椅子ユーザーでバリバリ演劇をやっていた僕の興味を引くには十分な題材だったのですが、前情報から「障害を利用されたくない」と意地を張っている女子高生に「連続ドラマの主演ができるなら障害だろうが何だろうが利用すべきでしょう」と価値観の不一致を感じて、ちょっとしり込みしてしまったんですよね。
僕が描く障害者はむしろ障害を利用しまくります。困難を乗り越えるとか皆無です。
話は戻りますが、今期のドラマも感想をいっぱい書くつもりですのでご容赦ください。
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