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6秒の抑止時間とSNSと。

発言の非常停止ボタンは躊躇なく。

怒りの感情と付き合う「アンガーマネジメント」で出てくる言葉として怒りを感じた瞬間に放出するのではなく、6秒待ってから鎮めましょうという話は時々出てきます。
まぁその6秒経っても目の前にいる人に対して放出してしまう…という場合もままあるのですが、そういう場合はその場からいったん離れるのが効果的、という話もあります。
ポイントとしては怒り感情を6秒の間に無意識でも意識でもいいのですぐ棚卸する、といった点でしょうか。

怒りの感情が発生する理由として「こうあるべき」から反した時に起こるものである、というのもまた「アンガーマネジメント」の話で出てくるのですが、基本的に自分の望んだ状態から外れている、という事が起因にあるといってよいでしょう。

この6秒ルールですが、それ以外のネガティブな感情を吐き出したい時であってもある程度有効な手段であるように思います。嫉妬心やら承認要求が刺激されたときなどは良い例かもしれません。

翻って、表題にあるSNSとの絡み。
特に政治関係の話だと「こうであるべき」という考えから違った状態になっているというのは枚挙にいとまがありませんし、そういう投稿も多々目にします。
これが個人であればそこまでどうこう言いませんが、(政党などでない)公式アカウント系でやられるとうわぁ…という感覚があります。

政治関係を除外してもあげられるのが「もしあなたのことを見つけた最初の発言が、ネガティブな感情に任せた発言」であればそれを見た人はどう感じるのか?公式アカウントでそんなことをやられたらどう思うか…?

Twitter(X)での個人タイムラインであれば「そのようなアカウントをフォローした人本人の問題」という部分も若干ありますしフォロワーさんの思考変容の結果そうなってしまうケースも多々あるように思います。
とはいえ、それにつられて日常的に感情任せの投稿を自分でもしてしまうのか?という点はそれこそ「6秒の抑止時間」が大事になってくるのではないかなぁ…となんとなく思ったりもします。

それでは。


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