人並みに扱われる努力、またはちょっと書評「自分をもっと好きになる【ハピかわ】かわいいのルール」
「かわいい」はどんな人でも努力したらなれる、という本。
想定している読者層は小中学生女子(ここではあくまでリアルでの。以下同様)らしく、「りぼん」でも連載を持たれている方。
ただTwitterXでは男性も妙に言及しているのを見かけてこれはなんかあるな、と思い無料サンプルを読んで…5分後、電子書籍をぽちった次第。
目次は以下のような内容。
これ、小中学生女子向けに書かれているものの、大人向けとして書くと
のような表題になる内容。第2章以外は男性(それこそ小中学生男子から)でも通用する内容だったりします。
第2章は流石に女性固有のページなので読み飛ばし推奨といいたいところですが…
身近に女性がいる男性であれば、ファッションに関するページは買い物などで服の似合い具合を尋ねられた時などに活用できるかも、とも感じました。
ではリアルの女性向けに2章はどうなのかというと、「こうすればかわいく見える」「(小中学生が)肌のケアをするならこういうふうにすればいい」という内容となるため、おさらい的な意味では読んでみる価値がある人はいるかな、とも。
全体的な感想としては、第1章にファッションや身だしなみではなく所作の話を持ってきており、かつ第2章も「こういう体系を目指そう」的な内容はほとんどない(ダイエットに関する言及がない!)ため、写真写り的な見た目ではなくふるまいからかわいいは作られる、という内容の本と感じました。
もちろんリアル女子小中学生がいるご家庭では買い与えるのに最適な学習本ですし、実本はそのような人たちに読んでほしい本ではあります。
しかしながら、対人コミュニケーションをはじめとして知らないまま大人になった女性に限らず男性でも第2章以外は一読の価値がある本かなとも思いますので、まずはサンプル電子書籍から手に取ってみてはいかがでしょうか。
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