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自分宛:noteについての中間報告

noteを始めて2か月半が経った。4月半ばに、細々とでいいからnoteを続けようと思う出来事があった。ちょっと新しい挑戦として、毎日投稿を始めてから3週間だ。

書きたいことをがっつり書くのは楽しい。好きなことや気になることをこれだけねちっこく誰にも遠慮しないで表現できるのは、文章だからだ。けれど自分が読むだけだとちょっと物足りない。ちょっとだけ誰か私と同じように面白いと思ってくれる人がいるかもしれない、と、思っている。

凄くマニアックなことを、「分かる人だけ分かればいい」のテンションで書いているから、大部分の人はなんのこっちゃな記事が多いけれど、それで自分は楽しいし、頭の中だけでもやもや考えているより、書くとはっきりすることや、自分でも思ってみなかった考えが出てきたりすることがあった。すっきりもして新しいことが考えられる。そして、私と同じ気持ちになってくれる人が、noteの大きな図書館の中にそっと隠した私の記事までたどり着いて、好きだと思ってくれることがあるともっとうれしい。

タイムリーなことや人気のあることについて書くわけでもないから本当にぽつりぽつりの反応だけれど、時々そういうことがある。みんなに「書いたよー、読んで―」と大声で叫んだりはしない。そっと、隠しておく。私の記事を大きな大きな図書館に置き続ければ、今後も記事にたどり着いてくれる人があるかもしれない。

たったの3週間だけれど毎日投稿してわかったことは、自分が本当に書きたい記事については、努力ができるということだ。逆に言えば、書くために努力(ちょっとした手間でも、面倒な調べごとでも)したくない記事は、書きたくないし投稿したくないということだ。

これからも、自分の好きなことを好きなだけ書く記事を続けていきたい。

ちょっと頑張ってみた毎日投稿。そのため、といっては何だけれど「もじラジオ」というシリーズを考えてみた。なんだかスカした感じで気恥ずかしいし、村上春樹のモノマネっぽいし、大して独創的でもないけれど、他のコンテンツを語るのでなく自分が産み出す文章なので楽しい。毎日投稿のための記事でなく、やっぱり少し時間を費やして書いて時々投稿したい。

毎日投稿は、少しでも自分の記事に目を通してくださる方が増えるといい、と思って始めたのだけれど、何せ上に書いた通り、超マニアック、共感は得られにくい。的確な自己分析だ笑。そして、私のnoteは日々の雑感をエッセイでつづったりする目的でない。

だから毎日投稿は、私のnoteの目的には合わないことに気づいた。記事を、まず第一に自分のために、自分が面白いから書いていることも分かった。誰かと日々のことを分かちあいたい感じではない。

自分の考えを、外付けハードウェアに移し換えた感じ。自分がアクセス出来て面白がれればそれでいいんだけど、もしかしたら他にも面白いと思ってくれる人がいるんじゃないかな、ぐらい。

多くの人に向けてとか、PVやスキがたくさん集まる、なんていう記事とは全然違うことがはっきりした。毎日投稿することによって、自分の記事のタイプを突き詰めて考えて結論を得られたので、毎日投稿もやってみてよかった。やらないと、ずっと自分のスタンスがはっきりしなかったんじゃないかな。

これからますます、自分の好きなように書くことになりそうだけれど、独りよがりにはならないように気を付けよう。

一つだけ、皆さんに私の好きな「びじゅチューン!」について知ってもらいたいという思いで書いた紹介記事は、他の記事よりもずっと反応が多くて、(といっても14ぐらいだけどw)「ああ、目的がはっきりしていれば結果も違ってくるのだな」と感じた。

5月頭に、一番の目的だった「十二国記」についてとりあえず書きたいことはすべて書き終わった。「びじゅチューン!」については、私的極小ネタ図鑑とか書いていて面白いけれど、それを発見するために番組を見ているわけではなく、楽しく見ていて気付いたことを図鑑にするのだから、(今まではストックを記事にしていたのだけれど)そんなに量産できない。

読書についても、本当に自分の中で引っかかって長いこと気になり続けることしか書けない。

つまり、がっつり熱く書くには、醸さねばならない。醸すには時間がかかる、というのが私のnoteだ。これからは毎日でなく、がっつり書き切った時だけ投稿しよう。でもnoteとあんまり離れたくないから、「もじラジオ」とかうちのネコとかについても時々書けるようにしよう。

そして、そういうスタンスがはっきりして腹が決まったら、読む方が面白くなってきた。いろいろな記事を楽しく読ませてもらっている。スキはいたずらに、社交辞令的につけているわけではない。本当にいいな、好きだなと思ったときにつける。ちょっと難しい論説なんかは、すごいな、参考になるなと思っても、自分のものにして心にすとんと落ちるまで時間が必要なので、スキが保留になったりする。でも、非公開のマガジンに入れて繰り返して読んだり、その方の他の記事も見たりしている。

前々からそうだったが辺境への旅の記事が大好物だ。そんな記事を集めたマガジンを作った。

こんなところが開始2か月半のnoteについて自分なりに分かったことだ。

以下、出会った印象深い記事。

自分がどう書くか、について勇気づけられた記事


自分のスタンスをはっきり自覚でき、腹が決まった読み物。

↑ 著書そのものは読んでいないのだけれど、無名の私の書く文章、世の中の人は無関心だと改めて自覚したw 欲しがりません♡
だから自分が面白いと思うものだけ書くのだ!と。


すごくシュールですごくステキだった記事。

↑ 軽い気持ちで読み始めたのに、ステキすぎて頭くらくら。

自分に宛てた中間報告でしたが、ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。




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