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本棚のさしすせそ

SFしばりと、ミステリ(クリスティ)中心に


SFしばり

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今回もアシモフ中心だけれど、やはりさ行全部はそろわないのでSFでカバー。今回は好きな作家のラインナップでとても満足のいく「さしすせそ」になった。特にSF御三家のアシモフ、クラーク、ハインラインがそろい踏みなところが気に入っている。
ル・グウィンも2作登場(にやり「世界の合言葉は森」と迷った。)
「す」は、ハインライン以外に、ブリンの「スタータイド・ライジング」をどうしても入れたかった。

写真の両サイドの作品は最新だ。
「三体」は現在絶賛読書中。第3部の発売も待たれる。
宇宙(そら)へ」は、8月20日発売のヒューゴー賞/ネビュラ賞/ローカス賞受賞の話題作だそうだ。
ぶっちぎりの受賞歴に思わず購入。
面白かったけれど・・・確かに改変歴史ものだからSFだけれど・・・
むしろ現実世界での、人間が宇宙へ飛び出すまでを描いた宇宙旅行開発史のような作品だった。「人類 月に立つ」と映画「ドリーム」(1960年代ソ連とロケット開発を競うNASAを支えた女性たちの物語)を足したような物語。
だから期待していた「ぶっ飛んだSF作品」とは違った。でも十分読ませてくれた。
「人類 月に立つ」はドラマも全部見て本も持っている。「アポロ13」なんかも大好物だし、もちろん「宇宙兄弟」も大好きだ!

最近文庫でなくハードカバーのSFに課金してしまうのは、noteでハヤカワ書房のSFマガジンをフォローしているせいだ。
気をつけねば。

そして私はハヤカワ書房の回し者ではない。

アシモフのファウンデーション物みたいに、はるか数万年先の未来、何万パーセクも遠くの宇宙へ連れて行ってくれるSFが読みたいよぅ。


クリスティのミステリと、その他

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クリスティだけ、ミステリだけでそろわず、他から引っ張って来たけれど、「す」も「せ」もいいのがあって自分では気に入っている。

今はSFしばりとクリスティしばりをマイルールにしているけれど、無事最後まで行けたら、他の様々な本でもう1周やってみたい。


私は「読む猫」で、今まで読んできたものを語り過ぎたくて逆に言葉に詰まってしまっていたけれど、こうして写真で皆さんにお見せするって、とてもいい。

その手があったか!

という感じ。ご覧いただくだけで私がSF、特にどれだけアシモフを愛しているかとかが伝わると思う。

アシモフは初期のロボット物なんかは、真空管やパンチングカードでのコンピュータ入力とか出てきてちょっと陳腐なところもあるけれど、それでも十分楽しめる。
特にファウンデーションシリーズとロボット物が次第に融合して、数万年に及ぶ壮大な銀河帝国興亡史に編み上げられていくあたり、痺れまくりだ。

クリスティはもうあまり読み返さないけれど、それでも持っていたい。

こう見ると若い頃は、パズルのピースが一つひとつかっちりとはまるような、理屈っぽいというか、きっちり構築された物語が好きだったのが分かる。
だから「2001年宇宙の旅」のモノリスなんか出てくると、はぁ???とかなって、煙に巻かれた気分で釈然としなかった。(正体をキッチリ明かせやコラァみたいな)

けれど今は、ケン・リュウのような幻想的な作品や圧倒的な知性の高次元のナニモノかに出会ったりする作品も好きなので、今さらだけれど読み返してみようかと思ったりする。

なんだか写真で本棚を紹介するタグなのに、私はいつも喋りすぎる。

今さら手遅れなくらい喋りまくったけれど、この辺で。



お読みいただきありがとうございます。楽しんでいただけたなら嬉しいです😆サポート、本と猫に使えたらいいなぁ、と思っています。もしよければよろしくお願いします❗️