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【概要編】ヨーロッパ周遊一人サウナ旅に行ってきたので、サ旅計画中の同志に向けてまとめてみた

ヨーロッパに行く用事があり、どうせならと最近ハマってるサウナにテーマを決めて、2024年6月に9泊12日で一人旅をしてきた。
5ヶ国(フィンランド、チェコ、ハンガリー、オーストリア、ドイツ)の8都市に訪れ、12のサウナを回るタイトなスケジュールだったが、無理なく楽しく回ることができ、とても良い思い出になった。

ヨーロッパサウナ旅の記事はちらほらあるものの、数としては少なく自分で調べて旅行するのに苦労したので、旅の備忘録がてら共有してみようと思う。
それぞれ詳しくは書かない予定のため、この記事をトリガーに、気になることがあれば掘り下げて調べて欲しい。
※ヘッダー画像はChatGPTに作成してもらったが色々おかしい…

はじめに

想定読者は旅行前の私=「ヨーロッパ旅を考えていて、サウナ中心に有名観光地も回りたい人」とし、
・行ったサウナの感想
・行かなかったけど気になっていたサウナ
・おすすめのホテルエリア
・各国の感想
を5ヶ国分を別記事でまとめる。

最後に旅全体を振り返っての感想編を含めて、全7記事とボリューミーになったので、興味があるところだけでも読んでみて欲しい。

旅の行程

5ヶ国(フィンランド、チェコ、ハンガリー、オーストリア、ドイツ)の8都市に訪れ、12のサウナを回るスケジュールを組んだ。
真似してもらうのであれば、かなりタイトなスケジュールになることを覚悟して欲しい。

ヨーロッパ周遊サウナ旅の全体像
旅のスケジュール

かかった費用

今回のサウナ旅9泊12日でかかった費用は約59万円だった。
ざっくり40-50万に収まれば良いかなと思っていたけど、6月と良い時期だったのと、円安(1€=約170円)だったのもあり、余裕でオーバーした。

かかった費用(サマリ)

費用の前提としては下記。

  • 基本方針として贅沢はしないけど我慢もしない。

  • 飛行機(日本往復)は行きFINNAIR、帰りJALの直行便。

  • 都市間移動はタイムイズマネー。陸路だと時間がかかる時は迷わず飛行機利用。

  • 宿泊は個室。Booking.comの評価が高い最安値はだいたい1万前後。

  • 食事は基本外食、おそらく8割くらい。たまにスーパー利用。

  • サウナは値段を見ずに行きたいと思ったところに行く。
    →基本3000円前後だが、大規模施設⑨は15000円した。

費用を抑えたい人は下記あたりを減らせば30万円台くらいまで落とせると思う。やり過ぎると楽しくないので自分が何を重視するかと要相談。
経験談からすると、サウナ旅ならフィンランド、もしくはドイツを重点的に回るのでも十分楽しめるはず。

  • 飛行機:JAL直行(20万)→格安乗り継ぎ(12万)…約8万削減

  • 国数:5ヶ国(9万)→1ヶ国(なし)…約9万削減(都市間移動)

  • 宿泊:個室(10万)→相部屋ドミトリー(5万)…約5万削減

  • 食事:外食中心→スーパー中心…約4万削減 ※超概算

サウナ旅の事前準備

一般的な旅行の準備は省き、サウナ旅に必要なものをまとめる。
私が作成した旅全体の持ち物リストはスプレッドシートにまとめていたので、必要に応じて使って欲しい。
リュック+ポーチに荷物をまとめ、総重量は11.5kg。機内持ち込みはアウトな重さだったので、基本は預けつつ、課金が発生する時はリスク承知で持ち込んだが特に止められなかった。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1iWglofrmMwPJ88HYD8brxm6gioU2LOzQm3vSqt4fMWQ/edit?gid=2141409540#gid=2141409540

必須な持ち物

  • 機内持ち込みサイズのリュック
    移動多い旅はスーツケースではなく、リュックが無難。機内持ち込み可能なサイズを選び、軽量で済ませられる人は持ち込んだ方が時短になる。
    今回に合わせて、Cabinzeroの“MILITARY" シリーズ44Lを購入。
    ガバっと開くので荷物が入れやすく、しっかりした作りで疲れないし、腰ベルトもあってめちゃくちゃ良かった。
    https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00T9HVROI/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o05_s00?ie=UTF8&psc=1

  • トラベル用ポーチ
    貴重品を入れる用で前掛けできるサイズのポーチは海外旅行に必須。
    手持ちのものを利用で良いと思うが、ダブルジップだと南京錠がかけられるので、スリが多い場所でも安心。

  • サウナ用の軽量バッグ
    大きい荷物だとサウナのロッカーに入らないこともあるので、基本はホテルに荷物を預けて、ポーチと軽量バッグで出かけることが多かった。
    下記の24Lタイプを購入。100g程度と軽くかさばらないし、ドリンクいれるところもあって非常に使い勝手が良かった。
    https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07WK13BNZ/ref=ppx_od_dt_b_asin_title_s00?ie=UTF8&th=1&psc=1

  • サンダル
    海外サウナは外を歩いたり地面が汚かったりすることが多いので、サンダルは必須。歩きやすくて軽量なものが望ましい。

  • 南京錠
    ローカルな場所に行く場合、ロッカーがなかったり、南京錠持参前提だったりするため、貴重品管理のために必須。
    機内持ち込みと兼ねるためにTSAロック付き、色んな場所につけられるようにワイヤータイプを購入した。
    https://www.amazon.co.jp/gp/product/B08625SN8W/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o03_s00?ie=UTF8&psc=1

  • サウナ用バスタオル
    ドイツのサウナなどはサウナマット代わりにバスタオルで汗が垂れないようにするのがマナー。
    ホテルに必ず寄る前提だとなくても行けるが、タオル持参や有料(高額)なところが多いので、2枚ほど持っていくのが無難。
    嵩張るので軽量かつ極薄なタイプがおすすめ。
    よく絞って夜に乾かしておけば、朝にはカラカラに乾いていた。
    https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0CFDZRW9C/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o02_s02?ie=UTF8&psc=1
    https://www.amazon.co.jp/gp/product/B09TKHGV22/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o02_s00?ie=UTF8&psc=1

  • 水着
    フィンランド、ハンガリーは水着着用必要だったので、サウナに入るために水着必須。
    また、大きい施設だとプールと併設されているので、水着があった方が楽しめる。

あったら便利な持ち物

  • サングラス
    外気浴の日差しが強い場合に、タオルを被せなくて済むのでおすすめ。
    海外の街歩きとも兼ねられるので、持っていくのが無難かと。

  • サウナマット相当の何か
    日本と違ってサウナマットが配られないので、極薄なバスタオルだとお尻が火傷しそうなサウナがいくつかあった。
    速乾タイプのサウナマットでも良いし、タオルを余分に持っていくのでも良い。

  • バスローブ
    時期によっては寒いので、持っていけば外気浴の快適さが数段上がる。
    今回は荷物の都合上、持っていけなかったが、レンタルした時にその快適さに心を奪われ、次回のサウナ旅では軽量速乾なものを手に入れて持っていきたい。

その他

  • サウナハット
    5ヶ国回ったが、サウナハットをしている人はほぼいなかった。
    つけると浮くし、荷物になるし、乾きにくいので、どうしてもという人以外は持っていかなくて良いかも。

  • アンダーヘア処理
    ヨーロッパは処理している人が多く、処理していく方が無難。というか恥ずかしくない。

  • 海外用のSIM
    荷物になるし充電必要なポケットWi-Fiの時代は終わったので、SIMは事前に準備しておこう。
    ahamoは15日以内の渡航であれば、日本と兼用の20GB/月の枠まで使えるので、事前に乗り換えて利用した。複数ヶ国で使えるSIMは高いので日本と兼ねられる楽天も含めておすすめ。
    とても便利だったが、ハンガリーだけLINEなど一部アプリが使えずに困ったため、eSIM(Ubigi)を別で契約。3GBで1000円弱だった。

市内の移動について

小さな街で徒歩で回れるチェスキークロムノフ以外の6都市は、各国の首都もしくは主要3都市であったため、交通手段が非常に発達していた。
地下鉄、トラム(路面電車)、バスが短い間隔で走っているので、タクシーを使ったのは、テルメエルディング→ミュンヘン空港間の1回のみだった。(公共交通機関だと1時間、車だと20分だったため)
主要都市では、各移動手段を同じ会社が運営しており、24時間チケットを購入すれば乗り放題になるので非常におすすめ。
GoogleMapの指示したルートに従い、バスなどの番号と行き先だけ気をつければ、問題なく目的地にたどり着くことができる。
このため、各サウナの行き方はGoogleMapに譲るとし、他のブログ記事のように細かく書かない点はご了承いただきたい。
※長距離移動についての詳細は7記事目の感想編に乗せる予定

リンク集

順次更新した記事リンクを貼るので、良かったら読んでみてください。

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