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【チェコ プラハ編】ヨーロッパ周遊一人サウナ旅に行ってきたので、サ旅計画中の同志に向けてまとめてみた

2024年6月に9泊12日でヨーロッパ周遊一人サウナ旅をしてきた。
旅の全体像は概要編に譲るとし、ここでは2ヶ国目チェコのプラハで訪れたサウナの感想を中心に、サウナ旅を計画している人向けの情報をまとめる。

サウナの概要と感想

ヨーロッパ周遊サウナ旅の全体像

2日目の朝の便でヘルシンキからプラハへ移動し、3日目の昼頃まで滞在した。
観光もしたかったので、訪れたサウナは1つだけ。かなり良かったし中心街ど真ん中なので自信を持っておすすめできる。

③Sauna Central(サウナ・セントラル)

入口からヨーロッパ感満載

チェコで唯一行ったサウナはSauna Central。その名の通り中心街ど真ん中で、プラハ中央駅や旧市街広場から徒歩で行ける。

チェコのサウナは全裸混浴。ここでは受付で配られたベッド用シーツで体を隠すのがマナーっぽい。

サウナ室はフィンランド式が2つと温度低めのサウナが3つ。
17時からは1時間おきにサウナセレモニーと呼ばれるアウフグースイベントがある。リラックス系や激しめなど、回によって違う。

今回は1回だけ参加することができ、リラックス系のイベントだった。
最初に半裸のイケメン熱波師がチェコ語で挨拶してくれており、当然ながらちんぷんかんぷん。Englishが良い人ー?と聞いてくれて説明してくれた。10分のセレモニーです、熱くなるので無理しないでね的なことを言っていた。(多分)

開始と同時に照明が消え、程なくして座面が青白く点灯。サウナって光るんだと驚く。スピーカーで流れ始めたクラシックな音楽に合わせて、半裸のイケメン熱波師がタオルをピザ回しのパフォーマンスばりにくるくる回し始める。日本で受けたどのアウフグースよりも、タオル回しの技術がすごかった。

※公式サイト引用

ロウリュのアロマは柑橘系の爽やかな香り。水だけでなく拳より二回り大きい丸い氷タイプのロウリュも含めて、かなり細かく7-8回に分けて入れては仰ぎを繰り返してくれた。印象的だったのは、毎回仰ぎが終わるたびに汗を拭いていたこと。上裸ということもあり、おそらく汗が飛び散らないように配慮してくれたんだろう。優しい風が気持ち良かったなあ。
あっという間に10分が終わり、シャワーを浴びたら水風呂へGO。全裸の白人美女と目が合ったが気にせず楽しんだ。

ととのいスペースは室内のみ。ろうそくや暖炉の炎の演出が光る暗めな雰囲気で、とてもリラックスできた。
金夜だからか、実は人気がないのかわからないが、客は5-10名ほど。60名ほど入れる広さに対してとても空いていた。もう少し混んでた方が雰囲気知れて良かったかもと、ぎゅうぎゅうの日本サウナとは真逆の感想を抱いた。

2Fは交流スペースになっており、アルコールやフードだけでなく、シーシャも楽しめるみたい。利用客はゼロで、孤独にサウナ上がりのビールを楽しんだ。

孤独な交流スペース

おすすめ度:★★★★⭐︎
場所:プラハ中央駅から15分(徒歩)
サウナ:フィンランド式サウナ2(70-80度)、ぬるめサウナ3。
水風呂:4-6人入れるジャグジー(18度程度)
外気浴:なし。薄暗くおしゃれな内気浴。
料金:389 Kč(約2500円)※2024年6月時点

(番外) Aquapalace Prague(アクアパレス プラハ)

今回は他にも大規模施設は行く予定だったので訪れなかったが、時間があればチェコ最大規模のAquapalace Pragueにも行きたかった。
プラハ中央駅から50分と近くはないが、サウナ13個もある大規模温浴施設。ホテルと併設されているので、サウナを楽しみつつそのまま宿泊しても良いかもしれない。

https://sauna-ikitai.com/saunas/79251

おすすめのホテルエリア

宿泊するなら観光名所でもある旧市街広場付近がおすすめ。カレル橋やプラハ中央駅からも近いし、何より歩いていて楽しい街並みが魅力的。
川を挟んだプラハ城へはバスを使って15分、徒歩でも20分ほどなので問題なし。

プラハ中心地の地図

チェコの感想

最後にチェコの感想をまとめてみた。
2-3日目のプラハ以外にも、6-7日目にチェスキークロムノフにも訪れたので、合わせて印象に残ったことをまとめてみる。

  • サウナ

    • 他も調べた感じだと、全裸混浴やアウフグースと、文化的にはドイツ寄り。サウナ室ではシーツで体を隠すのがマナーっぽい。

    • 今回1つしか行っていないため比較ができないけど、番外で紹介したサウナのアウフグースも光っていたので、チェコ流なのかも。後はサウナによりそう。

  • プラハ(観光、街並み、食事、物価など)

    • 街並みが最高。中世のヨーロッパという感じで、歩くだけで本当に楽しくて、一人でウキウキしながら歩いていた。特に旧市街広場あたりは圧巻。

    • プラハ城や聖ヴィート大聖堂など見どころも多く、プラハ城からは赤レンガの屋根の街並みを一望できる。

    • 食事はあまり癖がなくて美味しいし、ビールも安い。物価は日本と同じくらいでヨーロッパにしてはだいぶ良心的。生肉が怖かったが、ビーフタルタルが一番美味しかった。

    • 治安は悪い感じしなかったが、カレル橋や旧市街広場はスリがいるらしいので、そこだけ気をつけて。

夜のプラハ城
  • チェスキークロムノフ

    • 場所は若干行きにくい。高速バスでプラハからだと3時間かかる。私はハンガリーからドイツへの電車移動中に、オーストリア第三の都市リンツから1.5時間で向かった。

    • 街並みはプラハよりも美しくて最高。チェスキークロムノフ城からは赤レンガの屋根の家々がコンパクトにまとまった街全体を見渡せる。まじで行って良かった。人生で一回は訪れて欲しい。

    • お城や街の至る所に騙し絵で装飾されていたのも印象的。当時の城主はお金がなかったけど見栄を張りたかったんだなというのが伝わってきて面白かった。

    • 街自体は非常にコンパクトで、1時間もあれば歩いて一周できる。日帰りでも良いけど、夜の街並みも綺麗だから、一泊して観光客が少なくなった街も歩いて欲しい。
      私は20:30に着いて翌朝9:30に出たが、十分満喫できた。

チェスキークロムノフ城からの街並み

帰ってきて振り返ると、2日目にプラハに行ったからこそ街歩きが好きになって、その後訪れた5ヶ国の街歩きも楽しくなったんだと思う。本当に感動した。
日本から直行便ないし、他に比べるとマイナーな国だけど、ぜひ訪れてみて欲しい。

1ヶ国目はフィンランド、3ヶ国目はハンガリーに行ったので、良かったら読んでね。

概要編はこちら。

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