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詩 No.007 蒼と灰
蒼き夏よ、
暑く湿った風を背に受け、
名も知らぬ野草を踏み、
どこかも知らぬ灰色のあぜ道を、
蒼空にうかぶ白く輝く入道雲へ、
足取り重く向かう。
語る心もなく、
思う心もない。
ただ、荒れ果てた心のみが内にある。
蒼穹よ、私はもう歩けない。
あなたの映える蒼に、
私の荒れた灰色は馴染まない。
蒼穹よ、私をそちらに連れていってくれ。
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こんにちは、菫色(すみれいろ)です。連日、暑いですね。この暑さが7月の下旬まで続くとのことなんで、身が震えています。
空は我々にとってとても身近な存在ですね。見上げればいつもありますし、物語では天気でキャラクターの心情を表現する事も多いです。
しかし、空と心情とどう関係があるのでしょうか?私はそこに空への憧れが存在すると思っています。
憧れが故に少しでも近づきたい心を表わし、また多くのうたでも地に縛られる我々と対比して広大で自由な空への憧れを表わすことも多いです。
もし、私たちに翼があればこのような憧れはなくなるのかと、そう考えてしまいます。ただ、その場合、地球に縛られてることを悲観し宇宙に自由を求めるのかもしれませんね。
トップ画像は フリー素材ぱくたそ(www.pakutaso.com)からお借りしました。
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