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終わらない詩を書こう

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常に進化を続ける変身作家の私が書いた詩をまとめたものです。”終わり”をテーマに書いています。
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#空

詩 No.098 旅は続くよどこまでも

花は種を飛ばす 飛んだ命はそこで目覚め 花を咲かす コンクリートをも突き破る命の大きさ 人…

詩 No.084 薄っぺらい

淡い青が一面に広がって ところどころ水に溶けた白をまぜる 上に行くほど白は濃くなって 目…

詩 No.60 やかれても

空を見つめて、 まっすぐ、 まっすぐに。 目を焼かれても、 まっすぐ、 まっすぐに。 肉が落…

詩 No.044 明日へ

着地 遠くから飛んできた あの山の向こう側から ながいながい旅だった 雨にあった 厚い雲にぶ…

詩 No.042 すずむし

補習に行く朝 エアコンを消す昼 太陽が早い夕べ すずむしが鳴く夜 秋が始まる ----

詩 No.039 不信

何を信じろというか 空を 大地を 生を 死を 私を 何を信じろというか 空が崩れ落ち 大地は…

詩 No.038 ツキあり

闇に浮かぶ目に 誰がコンタクトをはめた? うさぎ かに 女性 ライオン ロバ ただ一つの光は ゆっくり明滅を繰り返す まるでネコの目 長い長いまばたき ずっと...ずっと... 我らが見つめる限り 見つめられ続ける お互い興味が尽きない ---- トップ画像は フリー素材ぱくたそ(www.pakutaso.com)さんからお借りしました。

詩 No.037 ただ歩く

ただ歩く スッと伸びた背 大地を踏みしめる足 目には光 ただ歩く 空は青 優しくおおう それは…

詩 No.036 青い顔しやがって

チクショー お前ばっかり チクショー 俺のほうが実力はあるのに チクショー なんで評価され…

詩 No.035 独り占め

スマホにみんな夢中。 背中を丸めて、下を向く。 見えているのは画面。 それとも、地面? 空…

詩 No.034 終末の光

夕陽が地に落ちるとき、 世界は真っ赤に燃え上がる。 その火はすべてを燃やす。 木、 車、 …

詩 No.020 夕べと夜の境界線

夕べと夜の境目 世界が光を落とすとき 青黒い雲がそびえたつ 白くふわふわな身なりが嘘のよう…

詩 No.013 空の深さ

初めて飛行機に乗った 一直線に、 にごった空に向かう 雲にぶつかり、つつまれる つきぬけた…