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僕がコミュニティマーケティングをやりたいと思うまで⑤コミュニティマーケティングだったんだ。

前回は個人的にちょっと悲しい感じでした。すいませんでした。
今回でやっと、なぜ今コミュニティマーケティングをやりたいかをお伝えできるかと思います。
ちょっとだけ長くなりました。多分7分くらいかかる気がする。

ちなみに1回目はこちらなので最初から見ていただけると嬉しいです。


注目の4キーワード


前回ちょっと出てきた特に注目している4つのキーワードは、「オンラインサロン」「クラウドファンディング」「口コミ」「ファンによる推奨行動」でした。
とりあえず自分の解釈でなんとなくお伝えします。

オンラインサロン
・・・んー、あんまりうまく説明できないです。
中心になる人物(=サロンオーナー)がいて、そのサロンオーナーが好きとか共感しているとかで集まった人が、いろんな活動をする集団、みたいな。

あのー、サークルみたいなやつですよね。うまく説明できないです。
有名なのだと堀江さんとかキングコング西野さんとか、その辺りはよく聞くと思います。
やっていることもバラバラで、たとえば西野さんのオンラインサロンだったら西野さんの絵本をサロンの参加者で様々なかたちで表現するんですね。
他にも町作ったりしてますよね。

副業が自然になって、個人の時代だ、となっているのに、オンラインサロンの感覚はそれとは全く異なっていて、強い個人の元に色んな人が集まって集団で表現をする。
まぁ個人の時代だから出来ること、とも考えられますけどね。

さらにオンラインサロンは入会にお金がかかるんです。
この仕組みをオリエンタルラジオの中田さんは、オンラインサロンは「新宿御苑理論」によって、安全が担保されていると言います。

この理論結構すきです。
新宿御苑は普通に公園なのに入るためにお金がかかるじゃないですか。
同じ公園でも代々木公園は無料ですよね。
この2つを比べると、新宿御苑の方がはるかに民度が高いし、きれいに保たれている。(代々木公園が嫌いというわけじゃないです。)

Twitterみたいな無料で利用できるコミュニティは、タイムライン上に罵詈雑言が飛び交っていて、ちゃんと議論している会話も中にはあるのだけど、ごちゃごちゃしてしまってる。
でもオンラインサロンのような有料のコミュニティは、悪口言いたいだけの人や荒らし行為をする人がわざわざお金を払ってまで入ってこないから常に建設的に物事が進むよっていう理論。

あっちゃん、かっこいい。

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・・・ひめたん。。。

(でも最近なるほどって思ったのは、有料コミュニティでお金払ってるんだから何してもいいでしょ、みたいな感覚もあるということ。たしかに。でもどちらかというと僕は新宿御苑理論派ですね。お金払ってまで悪口言いに来るって相当少数派のエネルギーあまってる人ですからね。)

さらに調べていると、オンラインサロンに入る人は積極的に行動を起こしている。
面白いなと思ったのがサロンメンバーは自分たちがエンタメの運営側に回りたいと思う感覚を持っているということ。

たとえば舞台を観るんじゃなくて、演じる側に回る。
すごく面白い。
お金を払ってでも運営側になりたい、サロンオーナーと一緒になって何かやりたいと。

最初は理解できなかったけど、確かに運営側には、その人達だけの特別感があるし、僕自身もやってみたいと思う瞬間はありました。
文化祭とかまさにそうですし、なんなら僕は舞台をやってましたからね。
オンラインサロン、面白い仕組みです。


クラウドファンディング
最近よく聞くし、Makuakeが上場したこともあって知っている人も多いと思いますが、これもめちゃすごい仕組みですよね。

何か作りたい人がいて、それに賛同した人はお金で援助できる。
事業をやるうえでビジョンやプロダクト構想はあるけど、お金だけない人を支援する仕組みです。
どんなモノであっても、一定数は賛同したい、手助けしたいと思う人がいて、その気持ちをお金という形式で表現しているって感じですよね。

もし賛同されなかったら、これは世の中に求められてないのかもしれない、みたいなテストマーケ的なこともできますからね。個人であっても企業であっても作りたいモノがあるならやらない理由はありません。


口コミ
いや、わざわざ説明することもないですが、実体験としてすごい。
僕は信頼してる人がおススメしてくれた本は秒で購入しますし、モノを買う時や行動を起こす時に割と意見を聞いたりしています。

特に現代は、インターネット上で信頼できるか分からない情報があふれているので、「信頼できる人の口コミ」、これに勝る広告はないんじゃないかと思うわけです。


推奨行動
口コミに近いですが、何らかのサービスのファンによる推奨行動、これも面白い感覚です。
サービスが好きすぎて熱狂的になると、その人は他者にそのサービスを勧めるようになるんですね。

コトラーのマーケティング4.0でも言っているんですが、最近の人の購買パターンは、認知(Aware)→訴求(Appeal)→調査(Ask)→行動(Act)→奨励(Advocate)という5Aで表されるようです。

購買パターンの最後が、他者に勧めるっていう感覚って、でもなんか分かりますよね。
そういう経験ある人も多いんじゃないですか。

僕も「日向坂で会いましょう」は布教している気がします。
井口は残念でなりませんが、ひよたんが帰ってきたのでプラマイのプラです。命に感謝です。


4つのキーワードから考えたこと


「オンラインサロン」「クラウドファンディング」「口コミ効果」「ファンによる推奨行動」

ここらから想起したアイデアというか、何かのサービスのファンだけが入れる有料コミュニティがあって、彼らが自発的に推奨行動を起こす仕組みがあったら、良いんじゃないかと。

有料コミュニティだからクリーンです。
そのサービスに共感していればコミュニティ参加者は推奨行動を起こしたり、気持ちをお金に変換(購買行動をさらに促進)します。
その推奨行動が口コミであれば、信頼できる人からの推奨によって、そのサービスに触れる人が増えます。

いや、分かりますよ。
一歩間違えると、宗教とかねずみ講みたいな、そう捉えることも出来ちゃうんです。
ですが、全くお金儲けとかを考えない状態であれば、健全な仕組みだと思うんです。


そしてこれって、僕の実現したかった


「その人にとっては魅力的な事なのに、知らなかっただけで触れたことがなく損をしてしまっている人を減らしたい」

これも実現出来ちゃうんですね。

僕がコミュニティマーケティングをやる理由


っていうことを考えていて調べているとコミュニティマーケティングに行き着いたんです。

自分たちのサービスのファンとコミュニティを形成して、そこを起点として色々な施策やアプローチを行っていく。
ファンは企業と一緒になって事業拡大に取り組める(共創できる)ので承認欲求が満たされて幸せ。
企業も積極的にファンユーザーと関われるし、ニッパチの法則によれば、そのファンユーザーが売上を支えているので、収益源も確保できる。

ナイスな世界観です。
みたいなことを考えていたら、部長がそれやろうって言うんですね。
さいこうですよね。

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部長の好きなニュータンタンメンです。


今僕たちが多くお付き合いさせていただいているのが、ゲーム企業でして、いくつかの企業に話を聞きに行ったりしたんですが、なんとなく可能性あるのかなと思っている感じです。
いや、ごめんなさい、正直全然わからないですが。

でも、そのゲームのファンユーザーに僕たちが何らかの価値を提供できて、彼らが推奨行動をとることで新規ユーザーを入れてくれたり、もっとゲームをスキになって遊んでくれたりしたら、それは誰にとってもプラスにしかなってないですよね。
つまり、プラマイのプラですよね。

まだまだどうすれば価値提供できるのか分からないですが、毎日脳に汗かいて頑張っています。頑張っていければと思います。

すごく長くなってしまいましたが、今僕がコミュニティマーケティングをやっていきたい理由は以上です。

過去の業務体験や実現したい目標があって、こんな世界があったらいいなと思っていたら部長がやろうって言ってくれたのでやってます。

今後もコミュニティマーケティング領域のことや、他にも考えたことを発信していければと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。

よろしければサポートお願いいたします。 カフェで書くことが多いので、コーヒーを飲ませていただければと存じます。