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【ありふれた日常から】夜勤明けの特典

夜勤明けで始発電車で家に帰る。
眠気と空腹の二重苦に耐え続けなければならない。

電車を寝過ごしてしまうと、それだけ到着が遅れて二重苦が長引いてしまう。
だからひたすら睡魔と戦い続ける。

辛いことばかりじゃない。
始発電車は得した気分になる。

いつも満員なのに、ほとんど人が乗っていない。
だから座席の争奪戦を繰り広げる必要もなし、好きな席を選べる。
それに居眠りは厳禁だが、少しだらけた姿勢で座ることができる。

こんな特典は始発電車でしか味わえない。


▼毎日ふと思うこと、エッセイのような、詩のような、サラリーマンのつぶやき


「通勤電車の詩」を読んでいただきありがとうございます。 サラリーマンの作家活動を応援していただけたらうれしいです。夢に一歩でも近づけるように頑張りたいです。よろしくお願いします。