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【ありふれた日常から】トイレに行っただけなのに

帰宅途中の電車の中でトイレに行きたくなった。
わざわざ途中下車すれば、電車を一本遅らせることになり、帰宅時間も遅くなる。
何やら時間を浪費する気分になる。

そこで少し我慢して、電車を乗り換える駅でトイレに行けないかと考えた。
電車を降りて電光掲示板を見ると、5分の余裕がある。
これなら行ける!
トイレは一階、ホームは二階。
階段を駆け降りてトイレへダッシュ!

スッキリして階段を駆け上がると、目の前で間に合うはずの電車が出発していた。
時間の設定ミス?
何やってんだ、ぼく。

「通勤電車の詩」を読んでいただきありがとうございます。 サラリーマンの作家活動を応援していただけたらうれしいです。夢に一歩でも近づけるように頑張りたいです。よろしくお願いします。