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自分を見失った時の取り戻し方(繊細さん向け)

HSP気質、仕事や日常に関わる周囲に刺激を受け、自分が分からなくなった時、自分という原点に立ち返る為の手順書。


自分の為に生きていないという事実

思い返せば、私たちHSP気質は
【自分の為に使う時間、労力】がすごく少ないのかもしれません。

HSP気質を持つ私たちは、いつも他人の事で頭も心も一杯いっぱいです。
自分のやることなすこと全てが、自分の為のようで実は
一番に考えるのは周りの事であったり、
周りからの音や声、視界に入る人、モノ全てが刺激になるので
【刺激⇒思考⇒疲労】のループにはまったり。

私たちは【周りの人に使ったエネルギーの余り】で生きているのかもしれません。
まずはこのことを認識しよう。

気遣い上手、考えが深い、細かなところに気付く
そんなスーパーパワフルなエネルギーを、もし自分だけに注いだら…
きっとものすごい自分になるのでは???

そう思うとわくわくしませんか?


自分を理解し、リニューアルする時間

■感情の棚卸しと書き換え
「自分とは何だ?」と疑問を抱くときは大抵、
マイナス感情が湧き出す出来事があったときだと思う。
まずは、感情の棚卸とその感情の裏付け全てを書き記す。

①出来事の記載
 (例:職場の先輩に挨拶したら、挨拶が返ってこなかった)
②出来事により生じた「感情」
 (例:不安、悲しみ)
③感情の深堀り(なぜなぜ)
 (例:なぜ挨拶が返ってこないのが不安なのか?⇒嫌われてるはず)
④深堀りした内容の客観的見直し
 (例:挨拶がない=嫌いなのか?....不安から来ている思考、事実は不明)

そうして感情を抜いた部分に目を向けて、
自分の感情とその裏付けを見つめなおす。

■「周囲」を全て捨てたとき、自分は
周りの目、周りの意見、周りからの反応
これらを自分の優先順位から完全に排除したとき、
あなたは自分の中のどんな意見を大事にしますか?
何をしても誰からも反論がない、誰も見ていない環境に置かれた時
あなたはまず何をしますか?

自分を見失っているとき、おそらく答えは出てこないはず。

まずは、自分が興味のあるものや、好きなものに徹底的に触れて
あなたの中の「好き・嫌い」を思い起こさせる。

極端な感情をあえて感じないようにして生きてきたとしたら、
決めた期間の中で、感情を呼び起こす時間を作るようにする。
そうして自分の軸を育てていき、徐々に自分の感情のアウトプットをする。


自分に夢中になれる時間を確保する

自分の「好き」が明確になったら、毎日好きなものに夢中になる時間を作りましょう。
そのことしか考えられないくらい没頭する時間を作る。5分10分のスキマ時間でもいい。

意識的に頭の中を自分だけに向ける時間を作ることで
自分と外界との境目が見えてくるようになる。
その感覚が明確に分かってきて、自分で切り替えができるようになれば
「自分はどこ?」とはならないアタマに。

仕事とプライベート、みたく意識もON/OFFスイッチを作ろう。

以上!


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