見出し画像

思い出のキャットタワーと猫様の反抗

お宅の猫様寝てますか?
ども、朱祥です。


猫様部門、長女、シャム猫のれお菜ちゃん。

わずか4歳という若さで虹の橋を渡ってしまった彼女。
とにかく彼女は狂暴だった。


熟睡している時以外の爪切りは一切許さず、
前を通るだけで「シャー」と怒られ、
人を噛むことに対してなんの躊躇もない。
だけど、とても美しくてかわいい、自慢の娘でした。


9年前、彼女の為に買ったキャットタワー。
たっくんもハル君もお世話になりました。


このキャットタワーを捨てたら?とわいさんから何度も打診がありました。私はれっちゃんの思い出が詰まっているタワーを捨てることが出来ず断り続けてきましたが、今回の断捨離で一区切りつけようと思ったんです。


犬は人につく。
猫は家につく。

昔から言われている言葉です。


私が生きている間、亡くなったれっちゃんが家に居ても全く問題ありません。なんなら尻尾が沢山生えた猫になっても一緒に居たい。

ですが、この部屋から出なければならなくなった時、れっちゃんはこの部屋で独りぼっちになるのです。

それはとっても不本意ですし、
彼女に寂しい思いはさせたくありません。


私は天寿をまっとうした時、
虹に橋のたもとで彼女に会いたいのです。今度こそ、永久に彼女と離れたくないのです。


私は、れっちゃんが大好きだったタワーにさよならすることにしました。


しかし。


そんな思いを知ってか知らずか、この方達。

え?まさか捨てる気ですか?
タワーを死守しているたっくん

今日、大型ごみの回収に依頼の電話をしようと思ったんです。
タワーの大きさも計って、電話番号を押して、あとは発信するだけ。
という時に走ってくる猫様達。


何かを察したのでしょうかねぇ・・・。

まだめっちゃ使ってますけど?感を出すハル君。

こういう姿を見ちゃうとですね。
やっぱり大型ゴミ依頼の電話は出来ませんでした。

最後まで
俺たちは戦うっ!!


捨てたらダメなんですって。
こんなボロボロで汚いタワーも、この子達にとっては宝物なんですって。


あーあ。
所詮、私は下僕の身。
捨てるのはいつでも出来る。と思って今回も敗北するしかないようです。


れお菜がこの世からいなくなり、
何年たっても「やっぱりここにいて」と思っていたんです。
ずっと家にいて。って。


タワーを捨てることを反対してくれた猫様達がいて、ちょっとホッとしたのも事実なんです。


ただ、ただ、狂暴な子だったけど、
本当にかわいくて心の底から愛している娘。


だけど、気持ちの整理はキチンとつけます。
彼女の魂がこの家に残らないようにすることが、私の役目なのだと思います。


区切りをつけても忘れるわけではありません。
心の中の宝石箱にそっとしまっておきます。


虹の橋のたもとで会えた時、
私がどんなに愛していたか、話せることを楽しみにしようと思います。


🌷自己紹介です🌷

🌷note公式マガジンに掲載された記事をまとめたマガジンです🌷


🌷66日ライティング×ランニング完走しました🌷

🌷旅行ヘタが旅行するとこうなります。人気の記事です🌷

🌷 画像をクリックするHPに飛びます 🌷

この記事が参加している募集

#ペットとの暮らし

18,624件

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

私を見つけてくれて、繋がってくれて 本当に嬉しいです。ありがとうございます。 頂いたサポート費は 他のクリエイターさんを応援する為に 使わせて頂きますね。 これからもがんばります。 感謝をこめて。*朱祥*