恩田重直

調査研究に明け暮れて、はや四半世紀。現地調査で培った「もの」の見方と、文献調査で養った「こと」の読み方、そして論文執筆で育んだ論理的思考を源泉に、空間と社会のなぜをひもとく。
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    • 情報化社会への転換の狭間
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論文に限りなく近い体裁の文章は、どこまで読まれるのか(noteをはじめるにあたって)

 はじめて一編の記事を投稿してから、3日が経った。閲覧数を見ると、じっくりと読まれているのかどうかは抜きにして、それなりに人々の目にさらされるようだ。著者の情報…

色褪せない企業小説(書評:獅子文六『箱根山』新潮社1962.1[文庫版:講談社1996.2、筑摩書房2017.9])

 本書は、企業小説の「嚆矢的傑作」(講談社文庫版、表表紙あらすじ)だという。舞台は、戦後の箱根。高度成長を背景に、新興企業が観光開発にしのぎを削る中、翻弄される…

潜入調査の方法(書評:ナンシー関『信仰の現場:すっとこどっこいにヨロシク』角川書店1994.7[文庫版:角川書店1997…

 捧腹絶倒の一冊である。  そんなわけだから、何を書いても本書の魅力を半減、いな、それ以下にさせてしまいそうで、書評なんて書く気が失せる。できることなら筆を執り…

デザインの効能(書評:山口由美『帝国ホテル・ライト館の謎:天才建築家と日本人たち』集英社、2000.9)

 世界に名だたる建築家、フランク・ロイド・ライトが設計した帝国ホテルの旧新館、通称ライト館をめぐる書物は多い。本書もその一つである。ライトは「近代建築の三大巨匠…

小説と現実の間(書評:植松三十里『帝国ホテル建築物語』PHP研究所2019.4)

 建築の夢、本書を一言で表すならば、そうなるであろうか。本書は、アメリカ人建築家、フランク・ロイド・ライトの設計により1923年に竣工し、その後、1967年に取り壊され…

シンガポールから見たコロナ禍の日本の政策 :華字新聞『聯合早報』社説「日本の脱中国化政策―過度な中国依存からの脱却」を読…

 シンガポールは、去る8月9日に建国55周年を迎えた。その余韻冷めやらぬ8月11日に、華字新聞『聯合早報』では「社論:日本啓動避免過度依頼中国行動」と題する社説が掲載…

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