![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88216785/rectangle_large_type_2_a94f88c3dde5ac3a6dee9614c7977052.jpeg?width=1200)
心に携えておく
2022.10.03
結婚記念日
きょうは22回めの結婚記念日だった。
きょうは22回めの結婚記念日。
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) October 3, 2022
「にゃんチー」でささやかにお祝い。 pic.twitter.com/CqhnjWZYAj
僕は映画を観に行ったので、その街でチーズケーキを買ってきた。パッケージとケーキの形が猫。パッケージは4種類くらいあって、「どれがいいですか?」と選べたので「三毛のを」と購入。22年かー。
きょう観た映画
きょう観た映画「プアン/友だちと呼ばせて」。
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) October 3, 2022
好きな映画だった。役者さんみんな素晴らしかったけれど、特にプリム役の俳優さんが問い詰められたときの演技に目を奪われた。#プアン友だちと呼ばせて#あつぎのえいがかんkiki pic.twitter.com/rqVYwIeHlQ
同じ監督の『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』がおもろしかったし、その映画で主演だったオークベーブ・チュティモンが出演していたので「これは観ねば」と観に行った。
過去と今、妄想と現実がときどき入り交じる、苦手なタイプの映画の側面もあったものの、全体的には、とても好きな映画だった。若者の恋とか愛とか、男とか女とか、そういう話を観て楽しめるだろうか、という懸念はあったけれど、それは杞憂だった。
全体的に「苦い」んだけど、ちゃんと後味のよいストーリーだった。
『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』もそうだったけれど、「貧富の差」みたいな部分もあって、タイではそういうのが割と切実な社会問題なのだろうか。
あと今回の主演のひとり「ボス」は『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』の秀才「バンク」と雰囲気がよく似ていた。
情熱大陸
情熱大陸、観た。
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) October 2, 2022
思ったのは「やはり、短歌って人柄なのでは?」ということだった。
番組内に朗読された短歌、みんなすてきだった。
木下龍也さんの情熱大陸、観た。
枡野さんもスペースでおっしゃっていたけれど、お題を受けて、2時間で一首作る、とか、本の原稿として、あと20首追加で作る(しかもそれを谷川俊太郎さんに読んでもらう!)みたいなことって、本当にすごい「能力」だと思う。使っている頭の場所や馬力が違いすぎるというか、ちょっとラッパーの即興性に対する畏怖に似た感情を持った。
あと、ほんと、いつも思うことだけど「短歌は人柄だ」っていうことを再確認できた感じ。
「犬を愛しているけど時に別れが怖くなる。死んでしまった犬、実家の老犬、いま家にいる新しい犬と、わたしのためにお守りになるような一首をください」と依頼して、わたしのためだけに書いてもらった短歌があまりに良かった。読んだ瞬間から涙止まらん。お裾分け。https://t.co/sTw4BUJTFm @kino112 pic.twitter.com/fGpc70osLp
— 夏生さえり(さえりさん) (@N908Sa) September 20, 2020
僕も「におみくじ」の当たりの賞品が「お題をもらって短歌を作る」というものなので、人からお題をいただいて作ったことがあるのだけれど、お題を一度自分で噛み砕いて、自分に入れてから出す、みたいな感覚で、たいそう疲れるのだ。それをのべ500首以上って……。それをこのクオリティーでって……。その上ボクシングをしているなんて……。
そりゃ情熱大陸にも出演するよ! って思う。
ほむほむのふむふむ
聴いた。「おお、枡野さんと穂村さんが俺の短歌のことを話してる……」と、なんだか不思議な気持ちになった。
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) October 2, 2022
枡野さん、穂村さん、ありがとうございました。
【聴き逃し】日曜日放送分を聴く ラジオ深夜便 ▽ほむほむのふむふむ 10月3日(月)午前4:05放送 #radiru https://t.co/YZHc8wQhVb
ラジオ深夜便で、枡野さんが気になる短歌として取り上げてくれたのが下記の短歌。ありがとうございます!
《幸せは前借りでありその猫を看取ってやっと返済できる》
穂村さんが「幸せの説明は何もないのに最後まで読むとちゃんとその猫が与えてくれる喜びのことなんだ、とわかるのがすごい」(要約)とおっしゃっていて、なるほど! と思った。そんなこと考えたこともなかったけど、それもそうだな……。
この短歌は先にエッセイがあって、そのエッセイを短歌に落とし込んだ、といういつもと違う作り方をしたから、こういう形になった、という側面もある。
動物の死との向き合い方
木下龍也さんの短歌と自作とで、一緒に暮らした動物との別れの捉え方が(よいとか悪いとかではなく)好対照だった。
対照的だけれど、どちらの短歌も、心に携えておくことで、それに直面したときやその後に気持ちが少し楽になる作品になっていると思う。
《愛された犬は来世で風となりあなたの日々を何度も撫でる》(『あなたのための短歌集』(ナナロク社))
《幸せは前借りでありその猫を看取ってやっと返済できる》(『これから猫を飼う人に伝えたい11のこと』(辰巳出版))
いい企画
すごくすてきな企画! https://t.co/wx8XgQHwZe
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) October 3, 2022
この企画、僕もやってもらいたい、と思った。You Tubeのコメント欄みたいなのを本に付箋でやりましょう、ということだよね。感想やツッコミ、いいねを付箋でするの、すごくやってほしい。
Amazonランキング
俺、情熱大陸に出演してないのに『猫のいる家に帰りたい』のAmazonランキングがぐんと上がっているのは、恩恵だろうか。https://t.co/qXPZkFpNOK pic.twitter.com/kaf4tvnj4J
— 仁尾智(におさとる) (@s_nio) October 3, 2022
情熱大陸効果か、ほむほむのふむふむ効果か定かでないけれど、Amazonの歌集カテゴリでのランキングが7位まで上がっていた。ちなみに1〜6位までのうち、木下龍也関連が5冊、あと枡野さんの歌集。
しかも新刊の『オールアラウンドユー』(ナナロク社 木下龍也)はなぜか「和歌・俳諧」カテゴリに入っていて、歌集ランキングにはなくてこの状態。無双。
情熱大陸がどれくらいすさまじいか、を確認するために木下さんの本の総合順位を見たら、すさまじかった。
![](https://assets.st-note.com/img/1664806702562-WoLym27vYW.png)
『オールアラウンドユー』が12位。本全体の中で12位だよ?
![](https://assets.st-note.com/img/1664806693249-L81d9XoqKk.png)
『あなたのための短歌集』が65位。本全体の中で65位だよ?
すげえ。
絵描きと歌人と本屋の猫ばなし
小泉さよさん×仁尾智さん×キャッツミャウブックスで毎年開催している「絵描きと歌人と本屋の猫ばなし」。6回目の今年は11月19日(土)の夜に当店で行う予定となりました。詳細は決まり次第お知らせします。日記帳に何か書いていただける日になりますように。https://t.co/xhJOvCmZk8 pic.twitter.com/IWn4HF66Sz
— キャッツミャウブックス® (@CatsMeowBooks) October 3, 2022
今年も「絵描きと歌人と本屋の猫ばなし」が開催されます。6回目。11/19(土)の夜です。まだやることしか決まってないけれど、詳細が決まり次第、告知します!
Mリーグ開幕
初日から役満が飛び出す展開。やっぱりすごくおもしろい!
そんなそんな。