涼宮琴音(白咲碧)公式

私はただ、お母さんの愛が欲しかっただけだった。

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私はただ、お母さんの愛が欲しかっただけだった。

最近の記事

〜帰ってきたお母さんと、諦めた高校生活。〜

全く帰ってこなかったお母さんが 久しぶりに帰ってきた時 そこには新しい彼氏が居た。 その彼氏に子供いるってバレたくなかったんよ。 と言われた。 私達はやっぱり、邪魔なんだな。 と、悟った。 だけどもお母さんがその彼氏とも 上手くいかなくなっていた頃 学校から帰ると私の部屋にお母さんが 恐怖で手も体も震えて痙攣していて 「助けて!怖い!あの人が帰ってくるの怖い!財布は冷蔵庫に隠したから、言わんといてな!!」 私は最初なにがあったのかも知らなくて 事情を聞いた。その

    • 〜警察と、お弁当。〜

      そしてその日は突然来た おじいちゃんがお母さんに殴りかかりだした ちゃぶ台返しではなく ダイニングテーブル返しをして。 折れた椅子の足。 ぐちゃぐちゃになった机の上にあった 夕ご飯の残り物。 お母さんの指の爪が1本なくなっていた 血だらけで、それでもおじいちゃんは お母さんへの暴力をやめなかった。 お母さんの首を絞めて包丁に手をかけようとするおじいちゃん。 それを止めるためにおじいちゃんの手を必死で止めるお母さん。 「警察呼んで!はやく!!!!!」 お母さんが叫んだ

      • 〜なら、どうして私達を産んだの?〜

        お母さんは毎日夜、スナックで働く その夜を見計らって おじいちゃんの暴力は毎日毎日続いた 友達がうちに遊びに来てても 友達の前で殴られるのも当たり前だった。 だから私は本当に家に居るのが辛かった。 お母さんに 「じぃちゃんが殴ってくる!」 って訴えても、見て見ぬふりをするか 「じぃちゃん、いい加減にしてよ」 と、軽く言うだけで 私達のことはそんなに気にしてくれなかった それも悲しかった。 それでも私はお母さんが好きで 嫌われたくなくて弟が周りにいない時 お母さんにこしょ

        • 〜お母さん、どこ?おじいちゃんの虐待〜

          それから時はすぎて、お父さんが 「お母さんには内緒やで」って言って 私をお父さんの家に連れて行ってくれた。 なんで別居していたのかは 聞いたことがないから分からない。 そしてその家には綺麗な女の人がいた 一緒に遊んでくれて、コンビニに行って チロルチョコを買って貰った。 私はそれが凄く嬉しくてうちに帰って お母さんに聞いて欲しくて 「綺麗な女の人が遊んでくれて、チョコも買ってもらったよ!(^^)」と言ったら お母さんの顔は一瞬で鬼の形相になって お母さんに「ちょっとあっ

        〜帰ってきたお母さんと、諦めた高校生活。〜

          涼宮琴音のじんせい 〜第1章 ごめんなさい、お願い助けて〜

          〜プロローグ〜 どこで、どんな風に私の事を事細かに話そうか 迷った結果ここになりました。 正直もう2年前くらいから書いていて だけど書いているうちに 昔の記憶とゆうのは本当に厄介なもので 胸が痛くなって何度も何度も 指を止め、まだ完成もしていません・・・。 なので少しずつだけど 今の私がとても辛かった経験をしたけれど 私が私で居れること。 みんながそばに居てくれるような人になれた それまでの私を知って欲しくて書きます。 ・第1章 ごめんなさい、お願い助けて 幼い頃の

          涼宮琴音のじんせい 〜第1章 ごめんなさい、お願い助けて〜