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保育園でコロナが出たら

実は先日、子の通う保育園でコロナ感染者がでました。

先月(7月)のことなので、第5波の入り口あたりでしょうか。

私自身、色々と備えていたつもりでしたが、いざ起こってみると「真剣みが足りなかった」と反省しました。

今回はその体験談です。

■はじまりは保護者の感染から

はじまりは保護者の感染からでした。
保育園から「送迎で出入りしている保護者の感染が
確認された」とのメールが入ります。

保護者は入園時常にマスクをしていたので、濃厚接触者は確認されませんでした。
そのため園は通常通り開園します。
ただ、園児の感染は検査中で、結果によっては今後の対応が変わってきますので、結果が出次第ご連絡します

というものでした。

実はこの手の連絡は2回目で、前回は園児は陰性だったため、なんとなく今回も大丈夫なんじゃないかと思っていました。
しかしながら、その後園児の陽性が判明するのです。

■保育園は開園、濃厚接触者は登園禁止に

感染検査中に週末をはさんだので、その間に園では消毒作業を行ったそうです。

その後、日曜夜に園児の感染がメールで報告されました。濃厚接触者に該当する人には、個別に連絡するとのこと。
ひやひやしながら数時間すごし、我が家には連絡がこないまま夜が明けました。

その後特に開園するとも閉園するとも連絡がないまま月曜朝を迎えたので、とりあえず登園してみると保育園は普通に開いていました。

登園は夫の担当なのですが、話によれば、濃厚接触者の親御さん向けに検査キットを片隅で配布していたとのこと。自分で検体を取るんですね。専門家の方がやってくれるのかと思っていました。

■3/4は登園自粛、わが家はどうする?

我が家は子どもを預けていましたが、周りを見てみると休みの子が多い。なんと3/4は保育園を休んでいます
登園を自粛しているのでしょう。

気持ちも意図も理解できます。
ただ家に乳幼児がいる状態で在宅勤務をするのはかなり大変なので、登園自粛した方がどう過ごしていたのかは気になるところです。

我が家は話し合いの上、引き続き登園することを決めました。夫婦揃って業務上の都合で毎日出社していたからです。

ただ、先生方も濃厚接触者になって人手不足になることが予想されたので、園側には「こういう理由で登園を継続する予定です。ですが、先生方の配置の都合や、感染拡大等で難しい場合は、いつでも仰ってください。開園してくださり、ありがとうございます」と連絡帳でお伝えしました。

先生方だってすごく不安でストレスが多いはずなのに、担任の先生からは大変あたたかい返事をいただきました。志の高い方だと改めて尊敬しました。双方不安な中、正直なコミュニケーションを取れたのはほっとした出来事です。

■会社への報告

今は開園しているけれども、感染の広がりが確認されたら閉園となる可能性もあります。

会社にはその旨連絡し、「もし閉園したら通常業務からは外れることになるが、在宅勤務させてください」とお願いしました。

なお、夫も会社に同様の報告をしたところ、なんと「実はうちの保育園でも出てて」と社長に言われたとのこと。既に感染が近くに迫っているのを感じました。

濃厚接触者になったら、とか保育園が閉園したらなどはある程度方針が決まっている会社も多いと思います。ただ今回のような「濃厚接触者ではなく保育園も開園してはいるが感染者が出ている」という微妙な状態での判断は結構難しいなと感じました。

■感染広がらず、静かに時を待つ日々

その後、濃厚接触者の方は全員「陰性」だった、というメールが! お迎え時に園の看護師さんと喜び合いました。

とはいえ、今後体調が変わる方が出てくるかもしれません。既定の日まで、濃厚接触者の方は引き続き登園禁止です。
登園していた子も、散歩や水遊びは中止
濃厚接触者ではないとはいえ、万が一にも感染を広げてはならないという判断からでしょう、ずっと園内で過ごしていました。
3歳児クラスですが、マスクも着用となりました。

いつもよりお友達が少ないことは息子も感じているようです。ただ、仲の良い子も登園していて全くの孤独ではなかったので、そこまで不安定になることはありませんでした。人数が少ない分、いつもよりものんびり、マイペースに過ごしていたようです。

とはいえいつもとは環境が違うわけで、子どもにどう声をかけたものかと悩みましたが「いつもよりお友達が少ないけど、一時的なもので大丈夫だからね」と話しました。

登園を続けたことも含め、適切な対応だったのかは今でもわかりません。

幸い、その後感染が広がることなく既定の日を迎え、全員の登園が再開されました。感染者探しのようなこともなく、淡々と日常に戻っていけたのは良かったです。

■反省して、今取り組んでいること

幸いにして感染拡大することもなく、閉園することもなく乗り切れましたが、もし我が子が濃厚接触者だったらと考えると、全然準備が足りません。反省しました。

心のどこかで大丈夫だと思っていたのです。

でも、デルタ株はやばそうです。幸い、夫婦揃ってワクチンを2回接種できたので、おそらく死ぬことは無いと思いますが、未だに毎日出社する日々なので感染はするものと思って対策を始めました。

・消毒、殺菌用品の追加購入(今ならまだ適正価格)
・備蓄を強化(缶詰、乾物、保存食他)
・マスクも普段より一箱多めに用意
・日用品も少し早めに補充

書いてみるとささやかですが、以前よりは危機感を強めています。

この台東区の例のように、感染が拡大すると、今まで当たり前に受けられていたサービスが滞る可能性も出てきます。いつでもネットで買えばすぐ届く、と思わないようにしました。

ワクチンが出来たから今年1年我慢すればきっと収まる!と思っていました。
しかしコトはそう単純ではないようです。
水害も多いですし、今は本当に非常事態なのでは、とようやく気持ちを切り替えました。

はやくコロナがおさまって日常が戻りますように。
なるべく生き延びるぞ。

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