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子どもにとって最高の環境とは

子どもができると、なるべく良い環境を用意したいと思いますよね。
子どもは親を選べないわけですが、できることなら自分達のもとに生まれたことを後悔させたくない。

なるべく自由に好きな選択肢を選べるようにしてあげたいなとか、そのためにお金のことをどうしようかとか、親としてどんな知識をつけておいたら良いかなとか、なんだか途方もないことを、まだ首も座ってない息子を前に考えます。

でも、もしかしたら子どもにとって一番の環境って、両親の仲がいいことじゃないかなとふと思ったんです。

そりゃあお金は無いよりあった方が良い。教育にもお金や労力をかけたいし、多様な体験をさせてあげられたらその方が良いでしょう。

でも家族の、特に両親の仲が良くなかったら何をしても子どものストレスになりそう。

私は父を尊敬しているのですが、その理由のひとつが、自分の両親を反面教師に夫婦仲良くあろうと努力している点です。

父の両親はとても仲が悪かった。時に喧嘩で包丁が飛び出すこともあったとか。
長男だった父は、両親に期待をかけられ「長男だから」と何かと要望を押し付けられるのも嫌だったようです。2人の妹さんともいまいち仲が良くなく、妹さんからは「兄さんばかり可愛がられて」と思われていたそう。
家族って難しいですね。
そんな状況だったので、父は実家と距離を置いており、私も父方の親戚との交流はわずかでした。賢く理性的な父が自分の実家のこととなるとうまく感情の整理ができていないさまに、家族の難しさを感じていました。

そのぶん父は、自分の子どもたちには親の要望を押し付けず、自分で選択させ責任を負わせること、夫婦仲良くあることを心がけていました。
おかげで今でも私の両親は仲睦まじく過ごしています。これは2人の努力の賜物なのでしょう。私には兄が2人いますが、兄弟仲も幼い頃から良好です。

ありがたい両親だと思います。

そう考えると、子どもにとって一番の環境は、まず両親である自分達夫婦が仲良くあることではないか、と昨日晩御飯を食べながら閃きました。

正直授乳で寝不足なので、疲れがたまると旦那さんにイライラしてしまうこともしばしば。
けれど、お互い完璧になんていかないし、なるべく仲良くしていきたいなぁと思う次第です。もし夫婦仲良くすることがどうしようもなく難しくなったら、子供がいるから、なんて思わずにいっそ離婚した方がいいのかもしれませんね。

結婚も子育ても、自信も覚悟もないままチャレンジのつもりで始めてしまったのですが、なるべく仲良く、楽しく、元気よく、無理なく続けていきたいです。
なんだか小学校の標語みたいになっちゃったなぁ。心の壁にでも掲示しておこうかな。

#エッセイ #コラム #育児 #子育て #女性 #教育 #今夜も授乳頑張りましょう

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