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【共働き】卒入学準備で頭がパンクしそう! なので夫を巻き込んでみた

ちいさな選択・決断でも、積み重ねるとかなり意志力やエネルギーを使うもの。初めての子育てだとこれが結構きついですよね。

このたび晴れて我が子が保育園を卒業し、小学校に上がることとなりました。

もちろん、卒園式も小学校の入学準備も初めてです。そうすると、やるべきことが、沢山、ある。

私は「頭の中にタスクがある状態」がどうも嫌なようで、ずっと「あれやらなきゃ…これも、あとあれも」と脳内の容量を喰われ、精神及び肉体の動作が重くなる感じがあります。

さっさとやってしまいたいのですが、日々仕事があり、子にご飯を食べさせねばならず、汚れた皿や服は綺麗にしなきゃで、朝が来たらまた出勤です。
時間が使える休日も月に8日しかありません。

そんなこんなで「わーーーーーーー!!無理!!」とひとり発狂しかけたので、夫を巻き込むことにしました。

「夫婦一緒に子育てに取り組みたい」、「夫を巻き込む方法に悩んでいる」方には参考になるかもしれないので、記します。

私が夫を巻き込んだ流れはこんな感じ。

①タスクの共有
②やって欲しいことの相談
③実行

①タスクの共有

まずやるべきことを書き出してデータで共有しました。
これがもーーーーーーーー、一番良かった!

ただ共有しただけで、心理的負担が7割くらい減りました。人は、「自分だけが担っている」状態がストレスなのかもしれません。

◾️卒園式(3/●)までにやりたいこと
・スーツ確認(正装)
・スリッパ用意
・息子を美容院へ(人生初!)
・学童の引き落とし手続き
・学童書類提出  など

◾️入学式(4/●)までにやりたいこと
・学用品の購入
・通学路の確認
・息子のスペース作成
・GPSの検討  
・PTAアプリのインストール など

期限が「卒園式まで」と「入学式まで」にざっくり分けられたので、そのように共有しました。

共有したことで見落としの不安や責任も分け合えるのがいいですね。上司や関係者にもメール同送したからわかってるよな、というのに似ています。
責任の分散、大事。いわば共犯関係です。

②やって欲しいことの相談(役割分担)

タスクを共有したことでだいぶ安心してしまったのですが、冷静に考えると、まだ何も成し遂げてはおりません。

はっと我に返って、とりあえず「これは夫にやって欲しいと思っている」ことを口頭で伝えました。

例えば、息子を美容院に連れて行くのは、夫も行ったことのあるお店なので夫にお願いしたい。

息子のスペースづくりで、家具の組み立ては私よりそういうのが得意な夫にお願いしたい。

通学路の確認はみんなで行きたい、など。

要するに、役割分担ですね。

具体的に頼まれると夫にもより当事者意識が芽生えたようでした。実際には、スケジュールの関係で分担が変わることもありましたが、そこは臨機応変に。

夫は相談すればちゃんと受け止めて、意見も聞かせてくれるので大変助かりました。

③実行

あとは実行するのみです。
それぞれ締め切りを考えながらこなしていきます。

完了したものはリストから消して行く。
この時が快感なんですよねぇ。

実行する際は「私がやりたいと考えていることは責任を持って私が主導する」ようにしました。

例えば「息子のスペースの作成」や「GPSの検討」はそもそも私がやりたいことなので、「なぜそれをやりたいか」から相談して、購入候補をピックアップし、夫婦で相談して、導入するか、どれを購入するか決めました。

意思決定の素材や下準備は私の方で行いました。

そもそも「夫婦で一緒に卒入学準備を行いたい」というのも私の願いなので、夫の負担になりすぎないよう、とはいえ私も辛くならないよう、双方の体調や仕事に支障が出ないようにバランスを考えて取り組みました。

夫も、「奥さんはそうしたいんだろうな」というのを察して一緒に取り組んでくれてありがたかったです。

「名前は持ち物全部に書いたほうがいいよ。絶対わからなくなるよ」と、物をよく無くすタイプの小学生だったという夫からのアドバイスも助かりました。どちらに似るか、もしくは全然違う感じに育つか、みてみないとわからないですしね。

それから私は残念ながら地図が読めないタイプで、なんと通学路を勘違いしており、正しい道を教えてくれた点でも夫には大変助けられました。

「朝この辺りに案内の大人が立ってるよ」と私の知らないことを教えてくれたりもしました。

得意分野がバラバラでよかった。

幸いあとは入学式の日に提出する書類を書くのみで、概ねスムーズに進めることができたように思います。

協働や人に指示を出すことに慣れているといいかも

結婚して夫婦関係を築くなかで、対等に協力して物事を進めるために、「誰かと協働して物事に取り組んだ経験」「人(異性含む)に指示を出した経験」は結構大事なんじゃないかなと思うようになりました。

ひとりで出来ることは限られていて、複数の人の手を借りた方が効率がいい。
知恵も出し合えるし、向き不向きを考えて分担するのは、子育ての参考にもなる気がします。

部活でも調べ学習でもバイトでも仕事でもいいので、人と協力して取り組む体験って家庭を築くのにも役立つなぁと思う日々です。

また家庭内で「人に指示を出す」機会も増えてきて、これは慣れてないと案外出来ないんじゃないかと思いました。

女が男性に指示をだすなんて、と思って生きてると、夫に何かを頼みたい時に詰みそうです。

言われたことをやるばかりではなく、主体的にリードして取り組む体験も必要ですね。

ちなみに円満に夫婦で何かに取り組むコツは、

・ブチギレる前に相談する
  (ストレスを溜めすぎない)
・互いの得意分野を活かす

のような気がします。

それでは!

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