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【アニメを語りたい!】元気爆発ガンバルガー=エルドラン「最高傑作」説‐③

知る人ぞ知る、伝説のロボットアニメシリーズ
「エルドランシリーズ3部作」
No.1決定戦がついに決着!

ライジンオー・ガンバルガー・ゴウザウラー!

No.1は果たして?!
(意外と〇〇テイオー?!)


こんにちは。
アニメ・マンガ大好き! 甲斐柱 統 です。

今回は
「エルドランシリーズ最高傑作はどれか?」
の3回目(最終回)です。

僕の持論は、2作目
「元気爆発ガンバルガー」
その理由が、今、明かされる!

丁度「ゴウザウラー」がYoutubeで
公式配信されています!
バックアップ!エルドラン!

※調査等の裏付けはない、アニメ好きの
 個人的な持論ですので、他の作品が好きな人も
 怒らないでください。

前回の続きとして「4」から開始です。

4.「元気爆発ガンバルガー」推し!

「エルドラン」公式サイトより

各作品の印象を整理した上で
僕が「エルドラン最高傑作」だと思うのは
「元気爆発ガンバルガー」です。

理由は3つ。
① いい具合に軽い
② キャラクターの深堀り
③ ロボットギミックが最高

① いい具合に軽い

「ガンバルガー」公式サイトより(画像クリックで飛びます)

色んな意味で「軽い」です。

キャラクターの性格、
敵の設定や性格、
ストーリーや世界観、等々


どれをとっても、
「エルドランシリーズ」で
最高の「軽さ」だと思います。

3作目の「ゴウザウラー」が
「気合が入っている」と感じる反面、
「重い」と感じていました。

前作「ガンバルガー」とのギャップが
大きかったせいもあるかもしれないです。

一つ例を挙げると、
「ゴウザウラー」の合体・必殺技シーンは
すごく気合がはいっています。

演出上ですが、火山が爆発して、
その中から恐竜がたくさん出てきたり
恐竜が地中から「剣」を加えて出てきたり
恐竜が起こす衝撃波(?)で敵を動けなくしたり
随所にテーマである恐竜が登場します。

YouTube「サンライズチャンネル」より

見応えはあるんですが、
ちょっと演出過剰過ぎて
個人的には感情移入しにくかったりしました。

おもちゃで再現できないんですよね。
そういう演出は。
だから、おもちゃで遊んでいても
消化不良になってしまう。
そんな印象でした。
(当時、いい歳でしたので
 そこまでおもちゃで遊んではいませんが)

その点「ガンバルガー」は
合体や必殺技の演出も「必要十分」
という印象です。

YouTube「サンライズチャンネル」より

メリハリ効かせて、
適度なアニメの嘘を交えつつ
過剰な演出がないから
おもちゃで遊ぶ時も再現性が高い。
遊びに対して感情移入がしやすかった
のではないかと思います。


「グレートガンバルガー」
おもちゃで完成させたときの
感動と衝撃は今でも忘れません。

それまでにも、
「大ロボ2体合体+大ロボ武装合体」
みたいなものはありましたが、
完全な「大ロボ3体合体→超大ロボ」
というパターンは当時初だったと思います。

とにかくインパクトがある設定でした。


他にも「ゴウザウラー」は
こども向けアニメとしては
色々「重い」要素が多かった印象です。

主人公がロボットの身体になる苦悩とか
見ていて辛い…とか。

そんな「ゴウザウラーの重さ」を感じたからこそ、
「ガンバルガーの軽さ」
改めて魅力を感じているのかもしれません。

とにかく「軽い」んです。

--------------------
・主人公にかけられた呪いは
 「正体がばれたら犬になる」
 (犬になる呪いって…!)

・主人公のお父さんは既に
 呪いで犬になっている
 (にも関わらず、悲壮感がない)

・大ボスの逆鱗に触れた敵司令官への罰は
 「コアラ(っぽい動物)になる」

・ロボットで街を守るという
 重い使命を楽しんでいる
 (シリーズ最年少4年生ということで
  あまり重く受け止めていない感)

・敵に破壊された街は
 敵を倒せば魔法の力で元通り

・メインの敵司令官もマヌケな雰囲気
 (怖くない、愛着がわく)

・大型ロボット3体の超合体と言う破天荒
 (真面目な発想からは生まれないお祭り感)

・地球が握りつぶされる破天荒
 敵を倒して元通りの破天荒

などなどなど…
--------------------


緊張の最終決戦の場において
ガンバルガーのコクピットに
虎太郎と藤兵衛とヤミノリウスが
しれっと操縦している「画」が
何ともコミカルで…
(この感覚、誰かと共有したいなぁ)

「ガンバルガー」公式サイトより(画像クリックで飛びます)

何も考えずに、純粋に
エンターテイメントを楽しめる
そんな感覚です。

大人になった、今、振り返ると
この「純粋なエンタメ感」こそが
「ガンバルガー」の魅力
だったかもしれない
と思うのです。
(その当時も、まぁまぁの青年でしたが…)

そして「軽さが魅力」とは書きましたが
その軽い中にも「友情」とか
「頑張る人を応援する姿」とか
絶妙に入れ込んでいるんですよね。

普段が「軽い」から、余計に
そういう演出が映えていた印象です。

② キャラクターの深堀り

「ガンバルガー」公式サイトより(画像クリックで飛びます)

「ライジンオー」は5年3組18人、
「ゴウザウラー」も6年2組18人、
全員にフィーチャーされています。

しかし、「ガンバルガー」で
フィーチャーされるのは
基本的に主人公の3人です。


主人公3人に集中してフィーチャーされるから
各キャラクターの深堀りが
他作品よりもされている印象です。


主人公3人それぞれに
ガールフレンドができる過程が
描かれていたりするのです。

主人公3人の性格設定も
メリハリが効いて個性がある。

更に、3人のガールフレンドも
それぞれ対応する主人公たちに
応じた魅力と個性がある。

ガールフレンドの方まで
ちゃんと描かれているからこそ
主人公たちの人間味を一層感じます。


更に、
敵司令官のキャラクターの深堀り
をする余裕まであります。

敵司令官ヤミノリウスとは
最後は仲良しになるのですが
その過程がちゃんと描かれていて
コミカルであり、爽やかなのです。

最終回のエピローグ的演出の
エンディング映像も最高です。

「ガンバルガー」公式サイトより(画像クリックで飛びます)

深堀りすべき人を
ちゃんと深堀りすることで
作品全体に奥行きが与えられている。
そんな風に思わせてくれます。

③ ロボットギミックが最高レベル

「エルドラン」公式サイト(画像クリックで飛びます)

「ガンバルガー」は
「エルドラン3部作」で
一番ロボットが凝っています。

ロボット好きとしては、
たまらないポイントです。

▶「小ロボ」のコクピットに変形する小型マシン
▶「小ロボ」が変形する
▶「小ロボ」3体合体で「大ロボ」へ
▶「大ロボ」が2体追加
▶「大ロボ」2体で超必殺技モード
▶「大ロボ」3体合体で「超大ロボ」へ


元々、主人公たちは「変身」して
「ガンバーチーム」というヒーローになります。

「等身大の変身ヒーロー」が
徐々にパワーアップしていくカンジ
が深層心理に響いた印象です。

<余談>

「ガンバルガー」が一番と思っていましたが
並べてみると「ゴウザウラー」も複雑ですね。

でも、「ガンバルガー」の方が
「シンプルな複雑さ(なんだそれ?)」
を感じたのかもしれません。

また、
メインの主役ロボットに合体する
小ロボが「全部人型」というところに
たまらなくロマンを感じるのです。
 

5.結論は「ガンバルガー」!

「ガンバルガー」公式サイトより(画像クリックで飛びます)

魅力満載の「エルドランシリーズ」ですが
僕の総合的な評価は次の通りです。

------------------
▶「ライジンオー」
 高次元にバランスの取れた秀作

▶「ガンバルガー」
 突き抜けた軽さを持つ傑作

▶「ゴウザウラー」
 気合いあふれる意欲作
------------------


「ライジンオー」には
あまり触れませんでしたが
評価はもちろん高いです。

僕を、再び
「ロボット道」に引き込んだ作品ですから。

僕の中で「ライジンオー」は
「リカルド・マルチネス」みたいな存在です。

「全ての武器を高次元で装備している」
そんな作品だと思います。

でも、僕が一番好きなのは
「軽さの一点突破」を極めた
「ガンバルガー」

なのです。

6.僕は「エルドラン」大好きです

「エルドラン」公式サイトより(画像クリックで飛びます)

色々、ポジティブではないような
個人の感想も書きましたが
一つ、きっちりお伝えしておきます。

僕は「エルドランシリーズ」大好きです。

当時、いい青年だったにも関わらず
ライジンオーからゴウザウラーまで
「グランザウラー」以外の当時のおもちゃは
全て買ったほどです。

大好きだからこそ、色々語りたくなる。
オタクの習性と思って、大目に見て下さい。


「エルドランシリーズ」が好きな人、
ライバルだった「勇者シリーズ」が好きな人、
他のロボットアニメが好きな人、
あなたの「推しロボアニメ」があれば
気軽にコメントして下さい!
(新しいものでも、イケるかも?!)

※第1回と第2回は下記よりどうぞ


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