リーダーシップと1on1、個別面談はマネジメントに効果的
就労支援の仕事していると、中小企業の社長さんと出会うことも多く、色んな業界の社長さんと交流させてもらってます。個人的には、経営者の方から聞く話はいつも魅力的で、学ぶこと満載です。僕は社長でもないし、法人の役員でもないですが、一応は担当部署の部長職でもあるので、チームを動かすために必要なリーダーシップやマネジメントの在り方を、経営者の皆さんからたくさんの刺激を受けていて、聞いた話は自分なりに解釈しながら日々実践できるよう励んでます。
先日、とある経営者の方と話していて「1on1で一人ひとりの働きがすごく良くなった!」と教えてもらいました。その社長は、「1on1でそんなに良くなるかなぁ…」と半信半疑だったみたいですが、予想を超える社員の変わりように驚きと嬉しさを感じておられ、「やっぱ、1on1は大事ですねー!」と言っておられました。
僕も、最近は1on1をサボりがちですが、以前はこまめにスタッフと定期実施していて、ヤフー本間さんの著書「1on1ミーティング」も読んでいたので、1on1の理屈はわかってるつもりでした。なので、ちょっと偉そうに、「そりゃぁ、1on1は効果ありますよ!」「社長とやるからこそ、余計に効果あるんだと思いますよ!」と生意気にコメントしてみました。
社員の人は皆、組織のトップである社長に共感して働く人も多いように思います。事実、その社長さんはお人柄がとても魅力的で、人脈も豊富だし、目指す理念も素晴らしいし、そんな社長が自分のために1on1の時間を取ってくれて、自分の話を社長がたくさん聞いてくれることが嬉しくて、そこで自分だけに役割期待を与えてくれたりすれば、社員のパフォーマンスは高まって当たり前なように思います。偉そうに、生意気なコメントしておいて、後からそんなことに自分が気付かされた時間でもありました。
リーダーシップは、きっと色んな方法論があり、百人のリーダーがいれば、やり方も百通りあるようにも思います。でも、チームのスタッフ皆がリーダーを好きになったり、頼りにしたり、信頼したりすることで、チームが上手く機能するっていうのは、どんなリーダーシップにも共通することなんじゃないでしょうか。そういう意味では、トップやリーダーとなる人は、チームのスタッフとこまめにコミュニケーションを取ることが求められそうです。それに、みんなでコミュニケーションとるよりも、本当は1on1のように個別面談でスタッフのために時間を作り、スタッフの話をたくさん聞くに徹し、そこでの肯定的なフィードバックやこれからの役割期待を伝えられることで、信頼関係が深まり、個人もチームも、パフォーマンスがより良くなるように思います。
こうやって書いてみると、なんだか教科書的な話になってしまいましたが、1on1を活用してチームマネジメントに反映させていくことの重要性を社長さんから学んだ気がします。
チームを大切にするために…
・チームを構成するスタッフ一人ひとりを大切にすること。
・一人ひとりとの個別時間も大切にすること。
・チームにとって魅力的なリーダーでいること。
知り合う経営者の皆さんから、リーダーシップとマネジメントをたくさん学ぶことができ、ホントありがたいです。学んだことは、早速実践です!
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