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ミッション・コアバリュー・ビジョンはやっぱり大事!〜韓国で学んだこと〜

韓国の清州市に行ってきました。
目的は、自閉症支援の視察と意見交換。

結論から言うと、個人的にはとても勉強になった2日間でした。

今年の2月にうちの法人を見学してくださったへウォン障害総合福祉館の皆さん。
韓国に帰国後、学んだことを早速現場で取り入れておられました。

・スケジュール
・自立課題
・構造化のアイデア
・チョイスボード(選択の機会)
・日中活動場所の環境の工夫
・自閉症支援に対する理念・考え方
・個別支援の多様な工夫

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どれもが素晴らしい実践でした。
視覚的にとてもわかりやすくなっていて、個別的な配慮もあり、支援レベルの高さを感じました。

でも…。
2月の見学から10月までの短期間でどうしてここまでできたのか…。
見学しながらとても疑問に思いました。

ご案内いただいた福祉館の皆さんとは、今回の2日間でいろんなお話をさせていただきました。
上の方から現場の人まで、皆さんとても熱心で、ランチ、懇親会、移動のときなどずーっと質問されている感じでした。

もしかすると…、
「学びたい気持ち」「貪欲さ」「熱心さ」は、うちの法人スタッフより強い気持ちを持っておられるのかもしれません。
それぐらい勉強熱心で、今の支援現場や障害福祉をよりよくしたい気持ちをたくさん感じました。

たぶんですが、
福祉館の経営理念、「ミッション」「コアバリュー」「ビジョン」がしっかりしているからなように思います。
それが、きちんと現場にまで浸透していて、浸透するためにいろいろな努力をされていて、それをベースに支援が組み立てられているんだと思います。
(行動指針は、毎週ミーティングで確認し合っているみたいです。)

ヘウォン障害総合福祉館の経営理念
▼ミッション
「私たちは障がいのある人の幸せな生活をはたす仲間である」
▼コアバリュー
<個別>
個別の柔軟化/人権と権利擁護
利用者ニーズ中心のサービス
<選択>
利用者参加/ライフサイクル別生涯教育
利用者の意見陳述と参加を保証
青年期発達障害者の成長と社会活動の促進
<機会>
地域社会の中心活動/ボランティア能力強化
当事者の生活空間での生活の質の向上
専門人材の育成
<連帯>
助けられる存在で、地域社会の市民として
近所の人と一緒に自然の生活志向
▼ビジョン
「障がいのある人の個々の選択を尊重し、自己主導的な生活を手伝う地域共同体をつくる」

ミッション、ビジョン、コアバリューはとても素晴らしい内容ですね。
廊下にも大きく表記されていましたが、分かりやすくまとまっていて、デザインもかっこよかったです!

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個人的感想としては、
・障がいのある人を中心にしていること
・利用者中心主義をブラさず、多面的な展開が明記されていること
・利用者の個別的な配慮を欠かしていないこと
・利用者の意見、選択の機会など、意思決定支援の考え方
・人権と権利擁護を大切にしていること
・地域との接点の大切さ
・地域活性が障がいのある人の生活を持続可能にするという視点
・そのためにボランティア育成や地域とのつながりを大切にしていること

などなど、内容の素晴らしさをあげるとキリがないです。


今回の韓国で一番感じたこと。

それは、
支援の質が高く、支援現場が熱心なところはきっと共通点があるってこと。

一昨年のアメリカ、今回の韓国と、どの国に行っても共通していました。

経営理念の大切さ。

僕にとっては、今回の一番の学びだったように思います。

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#経営理念 #ミッション #コアバリュー #ビジョン #韓国 #障がい #福祉

 


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社会福祉士。就労支援の事業所で管理者をしています。「障害」「雇用」「地域福祉」「QOL」をキーワードに、noteを通して理想の未来を考えます。また、未来のために自分しかできないことも考えていきます。https://www.facebook.com/satoshi.hoshiaki

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