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人を殺す関わり方・人を活かす関わり方

この3年、これでもかというほどの
パワハラ・セクハラ事件が次々と起きましたね。


ご存じのように2020年6月から
大企業においてパワハラ防止法が施行されました。

2022年には中小企業も適用されました。

一番大きな変化は
パワハラをした本人だけでなく会社にも責任が生じる点です。

つまり、パワハラを助長するような
会社の体制が責任を問われるようになったことです。


確かに、発覚している事件を見ると、
どれも、どうしてここまで、周りの人が気づかなかったのか、
と呆れるケースがたくさんあります。

2019年、例の東須磨小学校のカレー事件、
同僚教師へのイジメで話題になりましたね。
激辛カレーを無理やり食べさせ、
しかも動画に取ったというセンセーショナルな事件でした。

加害者以外の教師が
その事実を知らなかったとはとても考えられません。

イジメがエスカレートしていくのを
見て見ぬふりをしていた人たちが確実に、います。

その後 、2020年2月この事件の連絡調整を担当していた
神戸市教育委員会総務課の係長(39)が飛び降り自殺をしています。
長時間に及ぶ時間外労働と、精神的に追い詰められたのでしょう、

深夜0時にも及ぶ仕事量があったなら
周りの人が気づかないはずはありません。

こんな例は他にもたくさんあります。

あなたの職場はいかがですか?

誰かが常にやり込められ、
不当な仕事量を与えられていませんか?


考えてみると、子供のいじめも同じですね。
イジメられているのを見ても、知っていても、
それを止めようとすれば、自分がやられる、

なので誰も声をあげない・・・

そして、暴力はエスカレートしていき、尊い命までが失われてゆく。

自殺までいかなくても、心の健康を壊して
長い期間、辛いうつ状態で生きる人たちがたくさんいます。



人を傷つけ殺す関わり方、
人をサポートして活かす関わり方、


人は、この二つのうち、どちらも自由に選ぶことができます。
そして人をサポートする力のある人は、
人を傷つけ殺す関わり方もできますが、

人を傷つけ殺す関わり方をする人が
人をサポートして活かす関わり方をする力を持っているとは限りません。

人をサポートするためにはスキルが必要です。
それは、学ばなければ身につかない技術です。

ただ嬉しいことに、人からサポートされた人は、
誰かをサポートしたいと思うようになります。

サポート文化はまず、たった一人から始まり、
そして伝播してゆくものだと私は思っています。


イジメで亡くなる人がいなくなること、
そんな社会を作りたいと思う人が増えていく、

そういう明るい次の世界へ向けて、
自分に何ができるのか、一緒に、考えませんか?


セルフメディコ協会
https://selfmedico2020.com

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