Sonoko

一般社団法人セルフメディコ協会 代表理事  猫、ワイン、イタリアン、人の話を聞くこと大…

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一般社団法人セルフメディコ協会 代表理事  猫、ワイン、イタリアン、人の話を聞くこと大好き、元気ライフサポートコーチです。 あなたの元気ライフをサポートします。

マガジン

  • サポートマガジン

    人を活かす言葉、殺す言葉があるとしたら、活かす言葉を使いたい、そんな方へのサポートマガジンです。

  • 「自分の主治医は自分」健康リテラシーUPマガジン

    健康は大事だと思うけど、不健康なものがスキ、 健康は必要だと思うけど、ちまたにある健康法は退屈、 夜ふかし、呑み過ぎ、食べ過ぎ、ウォーキングは3日坊主のあなたに読んでもらいたいマガジンです。

  • 頑張る覚悟

    母との介護日記です。最後の3年、自分が頑張った以上に、とてつもなく大きなものを、母からもらった気がします。頂いた宝物を、絶対に忘れないよう、書き留めておきたかったのです。

最近の記事

「弱さ」とどう付き合うのか

アスリートたちがメンタルコーチを雇う意味とは? 答え:何がなんでも、絶対必要だからです。 大阪なおみ選手が全仏オープンの試合後の記者会見を拒否したことは、かなり、物議をかもしましたね・・・「メディア対応 もプロの義務」と、かなり激しい非難を受けました。 しかし、その後の女子シングルスを棄権し、自ら、ツイッターなどで、「うつ」で苦しんできたことを告白したことから、特に海外では擁護する声が増えました。 実際に、トップアスリートの中に心の病を持つものが多いことは、最近、いろ

    • 「汚い・キレイ」が刷り込まれる背景

      食品消毒市場が急速に伸びています。 食品に限らなくても、この2年でアルコール消毒液は、2019年の平時と比べ年間約6倍の販売量になっています。 スーパーなど入り口に置かれた消毒液を、律儀に毎回プッシュして手を擦っている人を、今だに多く見かけますね。これも、すでに見慣れた光景になりました。 さて、食品消毒市場とは、2021年61億7600万米ドルから、2028年には77億6400万米ドルに達すだろうと予測されている市場です。 そもそもWHOが汚染された食品による健康被害を

      • 碌でもない脳みそと、すごいカラダ

        インクレチンというホルモン、聞いたことがありますか? 最新の糖尿病薬にも関係があるらしいこのインクレチン。 血糖抑制作用がある消化ホルモン、つまり、このホルモンは、痩せホルモンとも言われているそうです。 このインクレチンの中でも最近、巷を騒がせているのが、GLP-1というホルモン、これはすでに糖尿病の薬になっています。が、痩せるという特徴があるので、痩せたい人が治療以外で使うケースが増大して社会問題にもなりました。 『午後3時に食べるだけダイエットやせるスイーツ』という

        • 質問されると怖い人たち

          『「医師アタマ」との付き合い方』尾藤誠司著 お医者さんが書いた、医師のアタマの構造という、ややシニカルでユーモラスな本です。 医者と患者の話は何故すれ違うのか、その原因が医師特有の思考回路、つまり「医師アタマ」にある、というわけで、それを理解した上で自分にとってのより良い医療を受けるため患者力をつける本、という内容です。 つまり患者さんへ、医師ってこういうアタマの構造だからこんなふうに伝えたり聞いたりしてくれると医師としてはありがたいし、うまくいくよ、というような角度から

        「弱さ」とどう付き合うのか

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        • サポートマガジン
          48本
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          26本
        • 頑張る覚悟
          28本

        記事

          酸欠状態に陥っていない?

          呼吸と言葉は良く似ています。殆どは、無意識でやっています。 でも意識してみて、と言われると吸う息、吐く息に意識を向けることができます。 言葉もそう、普段はいつものしゃべり方で、いつものボキャブラリーを使って話しています、 でも、こんな言い方に気を付けてと言われると、意識して違う言葉を選んだり、しゃべり方を変えたりできます。 意識と無意識の間にあるのが言葉と呼吸。 サポーターはクライアントさんの使う言葉にアンテナを立てて聞きます。 呼吸にもアンテナを立てます。 でも、だっ

          酸欠状態に陥っていない?

          燃やしのエイコ、火消しのエイコ

          慢性炎症という言葉を始めて知ったのは 2012年発行の 『青魚を食べれば病気にならない』 〜万病の元「慢性炎症」を防ぐ〜という本。 生田哲さんという薬学博士が書かれたものでした。 通常、怪我をしたり感染したりすると、免疫の働きで炎症が起きます。腫れたり熱が出たりするのは炎症が起きているからです。そして外敵の排除や損傷の修復が終わると、炎症はおさまっていきます。 ところがどういう理由か、ちゃんと収まらずに、くすぶって長く続く炎症があり、そのことを慢性炎症と呼びます。 炎症

          燃やしのエイコ、火消しのエイコ

          「待つ」ということ

          コーチングというか対話サポートセッションというか、 言葉は何でもいいのですが、これって、例えば◯月◯日にセッションをして、また、2週間後に予定しているとして、実はそのセッションしていないときも、私とクライアントさんは地下の水脈で繋がっているのです。 突然、そんな言葉が降ってきました(別に怪しいスピ系ではありません、念の為) あれからどうしたかな?とか、あのときのあの言葉は、こんな意味だったのかなぁとか、そんなことを私は考えます。 途中で何か聴きたくなったり、でも相手からオ

          「待つ」ということ

          健康法をひとつ、あげるとしたら・・・

          今朝はすこぶる目覚めが良かった・・・そんな朝ってありますよね? もちろん、逆になんだかスッキリしない目覚めも。 何が違うんでしょう? もちろん睡眠時間が関係するのは当然です。絶対的に時間が少ないと私の場合はだめですね。 以前、ショートスリーパーについて書いたことがありました。 短時間睡眠でもOKな人、森鴎外やナポレオンやエジソン、 3時間くらいの睡眠で平気だったそうです。 でも逆にアインシュタインのように10時間は眠ってたという人もいます。 私は今、朝方生活で朝は4

          健康法をひとつ、あげるとしたら・・・

          価値観、このやっかいなもの

          2020年度のDV(ドメスティックバイオレンス)の 相談件数は18万2,194件で、19年度の11万9276件から1.5倍となっています。 もっともこの年「配偶者暴力支援センター」の相談件数に加えて、内閣府が設立した「DV相談プラス」への相談件数も入ったからですが、それでもかなりの増え方です。 これまで日本におけるDVは、法的には保護命令しかなく、それを違反した時初めて刑事罰の対象となります。しかしそれだけで、加害者へのプログラムは何もなく、DVを根本から変える取り組みが

          価値観、このやっかいなもの

          「食べ物」この不思議なもの

          大昔、といっても私が子供の頃、バターより健康な食品だから、とマーガリンが食卓にありました。 動物性のバターよりも植物性のマーガリンの方が飽和脂肪酸を含まないから健康的だ、と。 ところ が近年、マーガリンにはトランス脂肪酸が多く含まれていることから、一気に悪者へと評価が変わりました。食べるプラスチックなどと言われるようになり、アメリカではついに2020年、トランス脂肪酸が一切禁止となるほどでした。 脂肪を多く含む食品は健康のために避けるべきだ、と考えられていた頃、アボガドの評

          「食べ物」この不思議なもの

          大丈夫だよ、というサインを送り続ける

          精神疾患で医療機関にかかっている人は、2002年の258万人から、2017年には419万人と、15年間で1.6倍に増加しています。 精神疾患とは、大きく3つに分類されます。 1.気分障害(うつ病、双極性障害など) 2.統合失調症 3.神経症性障害(不安症、パニック障害、強迫観念など) 最も多いのが1で、127.6万人(2002年から見て約1.8倍増) ついで、3の神経症で、83.3万人(2002年から見て約1.9倍増) そして、2の統合失調症が、79.2万人(2002年か

          大丈夫だよ、というサインを送り続ける

          おにぎりは素手で握りたい

          フタル酸エステル、環境ホルモンだと言われて一時、騒がれました。 2022年7月、米国環境衛生科学研究所で、フタル酸エステルが早産リスクに関連していることを示すデータが発表されました。 1983〜2018年に実施された16件の研究を統合解析したもので、このテーマに関しては過去最大規模の研究だということです。 フタル酸エステルとは、プラスチックを柔らかく加工しやすくするために使われる化学物質です。 おもちゃ、化粧品、食品パッケージ、ビニールフロア、接着剤、ヘアスプレー、 そ

          おにぎりは素手で握りたい

          危険な疑問詞

          なぜ、どうして、という疑問詞を、 なかなか口にできないという人がいます。 この疑問詞は相手の中に深く入ってしまうかもしれない、危険な疑問詞です。 でも、ちょっと考えてみて、子供のころはよく使ってませんでしたか? どうしてダメなの? なんで買ってくれないの? なんで右手で持たなきゃいけないの? たくさんの「なぜ」を口にして、そうしてそのたびに もしかしたら「なんで、でも!!」と、 怒った顔で、言われてきたのかもしれません。 「なぜ」と聞いてはいけない、または、聞くと相

          危険な疑問詞

          音楽の持つ不思議な力

          オカリナを習っていたころ、老人ホームへ慰問に行ったことがあります。 その中に、重度の認知症患者で、演奏を聴いても全く無表情で、微動だにしなかった70歳代の女性がいました。 8曲ほど演奏したのですが、その間、ピクリとも動かず人形みたいでした。 ところが、最後に男性がソロで荒城の月を吹いた時、突然、表情がわずかに緩み、口が開いて、声は出てないけれど、唇が動きました。 歌詞を口ずさんでいたのです。 ビックリしました。 じっと見ていると、最後の4番まで歌詞を間違えずに、口を

          音楽の持つ不思議な力

          No Rain No Rainbow

          先日、ストレスと友達になるという講座をしました。 そして、目からウロコが、とういコメントを頂きました。 ストレス=悪者 という図式だと思ってたので、ストレスがあることは悪いことだ、と無意識に思い込んでいた、と。 そういうことってありますよね。 例えば、ネガティブ思考はいけないものだ、マイナス思考はやめるべきだ、ネクラはダメだ、など。 面白い本を見つけました。 ■『ネガティブな感情が成功を呼ぶ』ロバートビスワス・ディーナー著 怒りは想像力の燃料、失敗や後悔が改善を促

          No Rain No Rainbow

          意思決定ガイドというツール

          健康リテラシーという言葉、本当に少しずつですが、広がり始めている気がします。 メディアが流す情報と、SNSなど大手メディア以外の情報源では、あまりに意見が分かれ、中でも極論化した主張に出会うと、やはり私たち一般市民の心は揺れ動きます。 この3年間、マスクひとつ取っても見ても、 絶対に必要だ、家の中でもマ スクをすべきだ、という人たち、 マスクなど必要ない、何の予防にもなってない、という人たちの意見が真っ二つに割れていました。 もちろんそれぞれに、それなりのエビデンスとや

          意思決定ガイドというツール