Sonoko

一般社団法人セルフメディコ協会 代表理事  猫、ワイン、イタリアン、人の話を聞くこと大好き、元気ライフサポートコーチです。 あなたの元気ライフをサポートします。

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マガジン

  • サポートマガジン

    人を活かす言葉、殺す言葉があるとしたら、活かす言葉を使いたい、そんな方へのサポートマガジンです。

  • 「自分の主治医は自分」健康リテラシーUPマガジン

    健康は大事だと思うけど、不健康なものがスキ、 健康は必要だと思うけど、ちまたにある健康法は退屈、 夜ふかし、呑み過ぎ、食べ過ぎ、ウォーキングは3日坊主のあなたに読んでもらいたいマガジンです。

  • 頑張る覚悟

    母との介護日記です。最後の3年、自分が頑張った以上に、とてつもなく大きなものを、母からもらった気がします。頂いた宝物を、絶対に忘れないよう、書き留めておきたかったのです。

最近の記事

「感情労働」=メンタル不調?

感情労働という言葉、聞いたことがありますか? 1970年アメリカで「感情社会学」という分野が登場し、肉体労働、頭脳労働の他に感情労働という概念が、社会学者アーリー・ホックシールド氏によって提唱されました。 サービス業など、いついかなる時でも笑顔を絶やさず、文字通り自分の感情をコントロールしながら業務に当たらねばならない仕事を指します。 1.接客業 2.客室乗務員 3.テレフォンオペレーター 4.看護師や介護士 5.教師や講師 こういった職業が当てはまります。もちろん、

    • 「初心」とは忘れるもの・・・

      初心、という言葉があります。初心を忘れずに・・・という時に使います。つまり、初心というものは、つい忘れてしまうものだ、ということ。 入学した時、よし、頑張るぞ、と多かれ少なかれ思うでしょう、 入社した時も、この会社で自分を力を精一杯出して働くぞ〜と思ったのではありませんか? 結婚した時もこの人と幸せになる、幸せな家庭を作っていこうと 子供が生まれた時、どうかこの子が幸せな人生を歩めますように、と 1年、2年、5年、10年と過ぎて・・・ もうわかりますよね。 初心はどこへや

      • 今の私を作ってきたもの

        なんだか早すぎる時間に目が覚めました。布団で、何度も寝返りを打ったり、猫の背中を撫でたりしてたけれど、もう眠れそうになくて、起きることにしました。起き出す直前にふと思ったことを書いてみようと思います。 集団とか、コミュニティとか、昔から嫌いだったのに、今、「みんなの元気サロン」という月額制のコミュニティを作り、2年が過ぎました。 ここで私は何をしたかったんだろう。私が毎日書き続けているメルマガの頭に、「誰もが尊重され、誰もが正しい場所」とあります。メルマガを書こうと決めた時

        • 老人らしい老人

          「老年的超越」という言葉、スウェーデンの社会学者、ラルス・トルンスタムが1989年に提唱した概念です。超高齢者、85歳以上になると、それまでの価値観が変化し、70歳ごろまでの人とは異なる「幸福感」が存在する、と。 日本でも東京都健康長寿センターと大阪大学などの研究から、同じような分析結果が浮かび上がってきました。 2010年から7年に渡る高齢者3千人へのインタビューの結果「老年的超越」が裏付けられたと言います。 自分が宇宙という大きな存在につながっていることを感じ、死への

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        記事

          悪意なき攻撃

          マイクロアグレッションという言葉、恥ずかしながら初めて知りました。 『日常生活に埋め込まれたマイクロアグレッション』 2010年、デラルド・ウイン・スー著で、このマイクロアグレッションという言葉が広く知られるようになったそうです。 後に2020年、翻訳本が日本でも発刊されました。 あからさまな差別と対比され、あいまいな、無意識な、微細な攻撃というもの、 なるほど・・・・ 行為者に差別意識があってのヘイトスピーチとは異なる、まさに、日常生活の中で、何度も、時には多くの人

          悪意なき攻撃

          牛に頼らないミルク、鶏に頼らない鶏卵?

          牛に頼らないアイスクリームがアメリカで販売されています。 これまで乳製品を植物で代替する、というものはいろいろありましたが、今回のこれは全く違います。遺伝子改良(?)した微生物を使い、乳清タンパク質を作る技術です。 ん? 合成生物学というらしいのですが、既存の生物の遺伝子を操作するのではなく、人間がイチから遺伝子を設計し合成生物を作る技術のことです。 この技術で作られた乳清タンパク質はフローラベースミルクを呼ばれて、乳製品の材料として使用できます。 アメリカ食品医薬品局

          牛に頼らないミルク、鶏に頼らない鶏卵?

          「問い」が生み出すもの

          「問い」を作る力、 考えてみるとこれはどこからくるのでしょうか? 私たちの昭和世代は学校で常に、答えを探す訓練を受けてきました。いわゆるテストと言うものはすべてそうでした。先生が正解を持っています。 それを当てると◯がもらえる、当てられないと✗。 そう言えば、有名な話ですが、氷が溶けると何になる?という質問に、「春になる」と答えた子どもがいて、もちろん、✗でした。 答えは「水になる」が正解。 その話を聞いた時、なんて豊かな感性の子供だろう、と感動したのを覚えています。

          「問い」が生み出すもの

          腎臓・肝臓さんへの感謝デー

          抗尿酸血症、という言葉、馴染みがなかったけれど、痛風、と聞けば ああ、足の親指の付け根が風が吹いても痛い、というやつ・・・ と、もう数年前に突然死した、友人のご主人のことを思い出しました。 特にどこが悪かったわけでもない、朝、普通に出かけてそのまま帰らぬ人となり、どれだけ、驚いたことか・・・ その時、初めて痛風があった、と聞きました。 そして、その痛風が心血管疾患と大いに関係があるということを、始めて知ったのでした。 2021年7月、日本生活習慣病予防協会では医師を対象と

          腎臓・肝臓さんへの感謝デー

          言葉と感情のパターンを変える

          生き辛さ、という言葉を最近よく聞くようになりました。 今、私はオンラインで、 「言いにくい事を伝える対話力」という講座を開催していますが、20代から60代まで、幅広い参加者がいます。 言いたいことが言えない、言うと必ず気まずい状態になる、 言わずに、相手に合わせていると自分がどんどん、情けなく思えてくる、などなど。 そこから広がって、人間関係の問題、職場でのストレス、なんとなく生きづらい思い。 中には、パニック障害や、摂食障害に至るケースもあります。 もちろん、生き辛

          言葉と感情のパターンを変える

          本当のところ、どうなん?人口甘味料

          昨年、WHOがアスパルテームを発がん性がある可能性リストに入れました。 4段階ある発がん性の可能性のうち、下から2番目の「2B」に指定。 これはガソリンエンジンの排ガスや鉛などと同じレベルです。 1日当たりの許容量は体重1㎏あたり40ミリグラム、 体重50㎏の人なら、アスパルテーム入り炭酸飲料6~10缶だそうで、通常、大半の人にとって危険性はない、とのこと。 さらにWHOは、アスパルテームなど人工甘味料は体脂肪減少など長期的な体重管理には不向きであるとして、ダイエット目的

          本当のところ、どうなん?人口甘味料

          「弱さ」とどう付き合うのか

          アスリートたちがメンタルコーチを雇う意味とは? 答え:何がなんでも、絶対必要だからです。 大阪なおみ選手が全仏オープンの試合後の記者会見を拒否したことは、かなり、物議をかもしましたね・・・「メディア対応 もプロの義務」と、かなり激しい非難を受けました。 しかし、その後の女子シングルスを棄権し、自ら、ツイッターなどで、「うつ」で苦しんできたことを告白したことから、特に海外では擁護する声が増えました。 実際に、トップアスリートの中に心の病を持つものが多いことは、最近、いろ

          「弱さ」とどう付き合うのか

          「汚い・キレイ」が刷り込まれる背景

          食品消毒市場が急速に伸びています。 食品に限らなくても、この2年でアルコール消毒液は、2019年の平時と比べ年間約6倍の販売量になっています。 スーパーなど入り口に置かれた消毒液を、律儀に毎回プッシュして手を擦っている人を、今だに多く見かけますね。これも、すでに見慣れた光景になりました。 さて、食品消毒市場とは、2021年61億7600万米ドルから、2028年には77億6400万米ドルに達すだろうと予測されている市場です。 そもそもWHOが汚染された食品による健康被害を

          「汚い・キレイ」が刷り込まれる背景

          碌でもない脳みそと、すごいカラダ

          インクレチンというホルモン、聞いたことがありますか? 最新の糖尿病薬にも関係があるらしいこのインクレチン。 血糖抑制作用がある消化ホルモン、つまり、このホルモンは、痩せホルモンとも言われているそうです。 このインクレチンの中でも最近、巷を騒がせているのが、GLP-1というホルモン、これはすでに糖尿病の薬になっています。が、痩せるという特徴があるので、痩せたい人が治療以外で使うケースが増大して社会問題にもなりました。 『午後3時に食べるだけダイエットやせるスイーツ』という

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          質問されると怖い人たち

          『「医師アタマ」との付き合い方』尾藤誠司著 お医者さんが書いた、医師のアタマの構造という、ややシニカルでユーモラスな本です。 医者と患者の話は何故すれ違うのか、その原因が医師特有の思考回路、つまり「医師アタマ」にある、というわけで、それを理解した上で自分にとってのより良い医療を受けるため患者力をつける本、という内容です。 つまり患者さんへ、医師ってこういうアタマの構造だからこんなふうに伝えたり聞いたりしてくれると医師としてはありがたいし、うまくいくよ、というような角度から

          質問されると怖い人たち

          酸欠状態に陥っていない?

          呼吸と言葉は良く似ています。殆どは、無意識でやっています。 でも意識してみて、と言われると吸う息、吐く息に意識を向けることができます。 言葉もそう、普段はいつものしゃべり方で、いつものボキャブラリーを使って話しています、 でも、こんな言い方に気を付けてと言われると、意識して違う言葉を選んだり、しゃべり方を変えたりできます。 意識と無意識の間にあるのが言葉と呼吸。 サポーターはクライアントさんの使う言葉にアンテナを立てて聞きます。 呼吸にもアンテナを立てます。 でも、だっ

          酸欠状態に陥っていない?

          燃やしのエイコ、火消しのエイコ

          慢性炎症という言葉を始めて知ったのは 2012年発行の 『青魚を食べれば病気にならない』 〜万病の元「慢性炎症」を防ぐ〜という本。 生田哲さんという薬学博士が書かれたものでした。 通常、怪我をしたり感染したりすると、免疫の働きで炎症が起きます。腫れたり熱が出たりするのは炎症が起きているからです。そして外敵の排除や損傷の修復が終わると、炎症はおさまっていきます。 ところがどういう理由か、ちゃんと収まらずに、くすぶって長く続く炎症があり、そのことを慢性炎症と呼びます。 炎症

          燃やしのエイコ、火消しのエイコ