The Naoshima Plan『住』
アラフォー女性建築士の『さわ』です。
主に関西で住宅を設計しています。
昨日、瀬戸内国際芸術祭秋期中の直島に行ってきました。
目的は、The Naoshima Plan『住』の完成を見に行くことです。
春期に工事中を見に行きました。
そして秋期で完成を見れるとのことです。
会期終了後は展示公開はないとのことだったので何としても完成の中を見たい!と思いました。
しかし、先週気づいたら秋期は11月6日まで。
来週は小豆島旅行を計画しているし…
行くならこの日曜日しかない!と気づいたら吉日!
一緒に行こう言っていた友人とは予定が合わず、そうなれば一人で行こうと準備をしていたらふとこの自粛で3,4年会えていない他府県に友達に声をかけてみることに。
そしたら一言返事で、『行く』と言ってくれたので急遽久しぶりの友人と行く日帰り弾丸直島旅行が決定しました!
直島まで
私は新大阪発→岡山経由で
今回は宇野港から行くことにしました。
友人は岡山より西に住んでいるのでお互い新幹線で岡山集合でしたが・・・
初っ端からハプニング!!
友人が新幹線チケットを買うために駅に着いたらまさかの長蛇の列。
全国旅行支援が始まったからなのか・・・
その為予定していた新幹線に乗れず・・・
仕方がないので船も次の高速船の便に変えて向かおうとしました
がしかし!?
10:00発の便が無いですと!?
ホームページに運休の文字、気になって電話をしてみるとダイヤ改正で無くなりましたと。
さて、どうする・・・次は11:00。
日曜日で人も混んでくるし、事前予約した美術館も時間が決まっている。
色々考えて、タクシーでいく!ことに。
高くは付くが時刻に縛られずに行けるからという理由で奮発して向かうことにしました。
岡山から宇野港フェリー乗り場まで
約40分(この時間のフェリー乗りたいと伝えて頑張ってもらいました)
8,380円なり。
でもおかげで9:22のフェリー乗り込め無事直島に到着しました。
The Naoshima Plan『住』完成版
直島到着は9:45
The Naoshima Plan『住』は10時からの展示なので、他の屋外展示を見てから向かいました。
港からThe Naoshima Plan『住』に向かって歩くと焼き杉の黒い壁が見えてきました。
春と違うのは壁ができている事と引き戸が三つ付いている事です。
その面を右手に曲がって前回と同じところから中の見学をさせてもらいます。
春期では構造スケルトンだった部分が部屋になっている!
外から見て扉が三つあったように水の縁側に面して3部屋出来ていました。
間取はワンルームにミニキッチン。
そして部屋に面した部分がガラス張りのお風呂と洗面所兼トイレ。
先ほどの道路側から玄関に入るとシューズクローク用の棚も有り、廊下には洗濯機置き場も。
コンパクトな住戸になっていました。
天井は構造体の時の組んだ状態がそのまま見えるようになっていて、屋根側にボードを施工していました。
縁側は春期に見た時と変わらず、3つの住戸を行き来できます。
シェアハウスに近い『住宅』でしょうか。
縁側を通してお隣付き合いできるワンルームいいですね。
自分が住んだらと想像すると色々な妄想でワクワクしてきます。
こちらは共通の玄関でしょうか?
この建物は直島ホール、直島の家 『またべえ』、The Naoshima Plan『水』に続いて作られたThe Naoshima Plan規格のひとつです。
今後どのように使われるか分かりませんが、実際に泊まれたり住めるなら新しい住宅の形だなとワクワクする建物に完成していました。
さいごに
会期中に目的の『住』を見れてよかったです。
久しぶりの友人とも話す内容が尽きない中、他にも直島アートを堪能できたいい一日でした。
何より気候が最高でした。
少し肌寒いですが、天気がよく日向では暖かくすごせ『芸術の秋』と言うだけあって秋は旅も最高だと思いました。
さて引き続き今週は小豆島に一泊で行ってきます。
ワクワクが止まらなくて仕事どころではない!!!と言いたいところですが、心置きなく旅行行くためにもしっかり仕事終わらせねばと思っています。『いってきます』
皆さんは芸術の秋、何を見に出かけますか?『いってらっしゃい』
こんなアラフォー女性建築士を応援してみようかな思ってもらえたらフォローとスキをよろしくお願いします。
左巴建築設計事務所 さわ。
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